2019年トロントを魅了したグルメ10|特集 過去から振り返るカナダ2020「予想と展望」

2019年もここトロントにはセレブ御用達店や大型店、超高級店など話題のレストランが続々登場した。フーディーたちの間で話題になった編集部も注目するこだわりのお店を一挙公開!

01.数多くのメディアにも取り上げられている人気イタリアン

 開店して以来多くのメディアに取り上げられ、トロントニアンズからも人気を誇っているのがイタリアレストランのジュリエッタだ。以前この店舗にあったレストランと同じオーナーが新たに生み出したこのレストランでは、生パスタやピザ、そして野菜や魚介類を中心とした比較的軽めのイタリア料理が堪能できる。少々お高めではあるものの、名物である「ジュリエッタ・ピザ」はチーズとともにピスタチオがトッピングされたお洒落な一品。有名建築家が手掛けたという落ち着いた空間で絶品のイタリアンはいかが?

Giulietta

Address: 972 College St
Web: giu.ca
Photos by Rick O’Brien / @rickettes

02.取り揃えられたワインは80種類以上!

 ウエスト・クイーンズウエストに店頭を構えるバー・ピケット。幅広いワインと小皿料理を提供するこのお店はワイン好きにはたまらないスポットだ。小洒落た店内には80から100ものワインの銘柄が常に取り揃えられている。これらは全て店を切り盛りするワインソムリエによるセレクションで、各ボトルには手書きでの説明も添えられているのでワイン初心者であっても安心して選ぶことができる。

ワインをお供する小皿料理も丁寧に作られていて、メニューは季節によって変わるため、固定のメニューが無い、というのもまたこだわりだ。営業時間は午後3時から午前2時だが、予約を一切受け付けていないため、訪ねる際には時間に余裕を持って行くことをおすすめする。

Bar Piquette

Address: 1084 Queen St W
Web: barpiquette.com
Photos by John Cullen

03.低予算で楽しみたい夜に最適のスポット

 人気レストランが多くひしめくクイーン・ストリートに誕生したBar Poet。お手ごろな価格で楽しめるピザやドリンクが人気だ。ピザはどれも10ドル前後で、レッドソース・ホワイトソースなど、18種類提供。10ドルと言えどもそれなりの大きさであるため、低予算でワイワイ食事をしたい、という時には最適だ。店内では木々に囲まれ、まるでジャングルの中に迷い込んだかのよう。DJが奏でる音楽も毎日楽しめる。営業時間も午前11時半から午前2時までと一日中楽しめるから嬉しい。

Bar Poet

Address: 1090 Queen St W
Web: barpoet.com
Photos by Shane More

04.日本とペルーの交差点で生まれた「ニッケイ」料理専門店

 「チョットマッテ」という名前を聞いて思わずクスッと笑ってしまう方も多いのでは。このなんとも印象的な名前を持つレストランは、ペルーの日系人口、文化によりインスパイアされた「ニッケイ」料理を専門に提供。ロンドンやマイアミなどの大都市にも店舗を持ち、今回トロントに上陸。

広々とした店内は「東京にインスパイアされた」というポップな柄に彩られた壁と高い天井が印象的だ。メニューも「ニッケイ」という名の通り、新鮮な刺身や牛肉のタタキ、そして炉端焼きなど日本人にはお馴染みの品々でありながらもペルーの味やスパイスにより変化を遂げた逸品が数多く揃えられている。

Chotto Matte Toronto

Address: 161 Bay St (Brookfield Place)
Web: chotto-matte.com/toronto
Photo courtesy of Chotto Matte Toronto

05.日本に魅せられたシェフが編み出す絶品料理

 ソーンヒルにひっそりと佇むレストラン。ここでは、地元で取れた旬の素材をふんだんに使った上品なコース料理が楽しめる。オーナーでもあり、エグゼクティブ・シェフを務めるジョン・ビンセント・トロイアノ氏はイタリア系カナダ人。日本の食文化の虜になった彼は、世界中の名だたるレストランで修行。トロントに戻ってからも懐石料理店でシェフを務めたそうだ。また、ヘッドシェフを務めるのは和歌山県出身のソウ・サカタ氏。二人が生み出すコース料理(2019年12月現在)には、縞鯵、舞茸、味噌など日本のテイストを随所に取り入れたメニューが特徴的だ。

Frilu

Address: 7713 Yonge St
Web: frilurestaurant.com
Photo courtesy of Frilu

06.懐かしさを感じさせる店内で楽しむ

 ヤングとエグリントンの近くにできたキャス・アベニューは、一昔前のダイナーのような店構えがまず印象的だ。店内もまた、少し懐かしさを感じさせる。ここでは主に5ドルと10ドルにメニューが分かれており、お手ごろな価格でおつまみが楽しめる。中には、ペコリーノチーズがたっぷりかかったポップコーンやスパイシーなフィリピン風豚串など、少し捻りの効いたメニューもある。

また、午後4時から6時、そして午後10時から午前12時の間はハッピーアワーが開催され、いくつかのおつまみが3ドルになったり、ビールが6ドルで飲めたりとお財布にも嬉しい。低予算で飲みに行きたい!という時にはうってつけだ。

Cass Avenue

Address: 150 Eglinton Ave E
Web: cassavenue.restaurant
Photos by Michelle Morris (Photographe r)

07.「Momofuku」の卒業生が手掛ける人気レストラン

 トロントでも有名なMomofukuにかつて携わったシェフ三名、アン・キム氏、ジェド・スミス氏、そしてピーター・ジェンセン氏による、落ち着いた雰囲気のレストランがトロントの各メディアの注目を集めている。午前11時から午後10時半までと一日中営業しているこのお店。昼にはローストビーフやエビのサンドイッチをはじめ、スペイン風オムレツや様々な種類のサラダ、そしてペストリーやお菓子がお手ごろな価格で楽しめる。

一方、ディナータイムにはムール貝やポークチョップなど、そのメニューの幅広さも人気の秘密だ。日当たりの良い店内で気軽に楽しめる一流シェフによる食事をぜひご堪能あれ。

Donna’s

Address: 827 Lansdowne Ave
Web: donnas.ca
Photos by John Cullen

08.中東から初上陸。本場の味をトロントで楽しむ

ヨルダンで創業して以来、中東に多くの店舗を構え今回北米へと初上陸を果たした「アズカデンヤ」という名のレストラン。名前の本場中東から上陸しているということもあり、本格的な中東料理が気軽に楽しめるのが人気だ。メニューには定番のフムスやファラフェルはもちろんのこと、なかなか他の店でもお目にかかることのないパセリのサラダ「タブーレ」やナスのペースト「ババガヌーシュ」など、幅広いメニューが楽しめる。店内のオーブンで焼き上げる自家製のピタパンもまた、これらのソースやサラダの最高のお供だ。本場中東の料理を楽しみたいという方にはぜひ一度訪れてほしい新スポットだ。

Azkadenya

Address: 235 Queen St W
Web: azkadenya.ca
Photo credit Azkadenya

09.「10」がテーマのレストラン、その名も「Ten」

 「テン」という名前の通り、このレストランでは数字の「10」が大きなテーマとなっている。一度に十名しか入れない店内では、十品のコース料理(115ドル)が唯一のメニューだ。メニューもその日によって変わるため、来店するまで何が提供されるかはわからない。野菜中心で「実験的」とされるTenの食事は、「Alo」や「Momofuku」、「Awai」などトロントでも名だたるレストランで修行を積んだシェフが力を合わせた賜物。

なんとも謎に満ちたレストランではあるが、それでもこれだけの注目を集めているのだからその体験は特別なものであるに違いない。大切な人との大切な一食にぜひお勧めしたい場所だ。

Ten

Address: 1132 College Street
Web: 10restaurant.ca
Photo by Jasmine Ho (@chez.jaz)

10.歴史的建造物にも登録された由緒ある建物で楽しむフレンチ

 1883年に建てられた、由緒ある建物の中にあるレストラン。建物は歴史的建造物として州にも登録されていて、荘厳な造りが印象的だ。ここでは毎日、朝・昼・晩と一日中食事が楽しめる。「ビストロ」と「カフェ」のジャンルを融合したメゾン・セルビーでは、カジュアルなハンバーガーからお洒落なエスカルゴ、さらにはチーズがたっぷり入ったオニオングラタンスープなど、幅広い料理が楽しめるのが魅力的。さらに、地下にはバーも併設されている。「ワイン半額」や「ボトルワインを注文すると牡蠣が1ドル」など曜日や時間限定のキャンペーンも行われているのも人気の理由だ。

Maison Selby

Address: 592 Sherbourne St
Web: maisonselby.com
Photos by Rick O’Brien