女優・モデル 真田 友希 Yuki Sanada

2012年、彼女はスクリーンから飛び出し中国へ。

日本人と父とノルウェー系カナダ人と中国人のハーフの母を持ち、日本語・英語・中国語を話す20歳。現在トロントにある大学で心理学を学ぶ彼女の2012年は女優として飛躍の年になろうとしている。
(インタビュー=淀井美曲)

sanada-yuki01

「2012年は主演映画が公開するとともに、クリエイティブディレクター、フォトグラファーとして日本はもとよりアジアを中心に名を馳せている米原康正氏のプロデュースで中国に進出することが決まっています。」

真田さんが主演する映画『父子』は、出演者たちが英語と中国語の二ヶ国語を織りまぜて演じられ、カナダ、中国全土で公開を予定している。映画に出演するきっかけは、従姉妹の撮影にたまたま遊びに行った時に、現場にいた監督に、スカウトされたのがきっかけだった。

「3歳の頃にモントリオール、6歳の頃に北京で過ごした私は12歳の時に日本に戻りました。もともと母親が女優やモデルの世界にいたので、私も17歳になる頃まで芸能活動をしていました。芸能活動の理想と現実、勉学や将来のことへの想いなどを考えるうちに少し芸能活動の世界から距離を置き、カナダへ留学しようと決めました。カナダ・バリーの高校で2年間を過ごし、大学に進学しました。少しずつ雑誌のモデルや女優の仕事をやっている中で出会ったこの『父子』主演の話は私が昔から思っていた、世界で活躍する女優になりたい」という夢の一歩を踏み出す機会になりました。」


一見華々しく見える彼女のストーリーも日本での芸能活動は決して豪華なものではなかったという。嫌で嫌でどうしようもなかったグラビアの仕事やほんの一握りの人が掴んでいくスターへの階段を横目に見て、悔しかったり落ち込むときもたくさんあったという。つらかったときの話を笑顔で話す彼女を見ていると今は女優業に勉学に非常に充実している時を過ごしているのかもしれない。
さらに2012年の真田さんは中国での日本人女優・モデル人気の市場に目を付けている。自身が中国語も堪能ということもあり、優位性があると考えた事務所が全面的なバックアップで売り込みをかけはじめている。その強力なパートナーとなるのが、既に中国市場で実績があるクリエイティブ・ディレクター、フォトグラファーとして有名な米原康正氏だ。

米原氏は現在世界で唯一チェキをメイン機材とするプロ・フォトグラファーで日本では編集者としても数々の雑誌やCD、カタログなどを手掛けてきたアーティストである。

sanada-yuki02

映画「父子」での1シーン

既に中国でのプロデューサー業として実績ある米原氏とタッグを組むことで、彼女は大きく飛躍しようとしている。
「色々と落ち込むときもあるけど、やっぱりこの仕事が好きなんです。諦めないで夢を追い続けます。」と語る真田さん。来年は生活の拠点が年の半分は中国になるかもしれないという。是非トロント応援団として彼女の成長・成功に期待したい。