関節一周マッサージ | オリンピック選手もサポートするカナダ公認マッサージ・セラピストが教える身体と健康【第47回】

今回は膝、肘など関節の問題を改善するマッサージテクニックをご紹介します。普通は「痛いところ」「コリのあるところ」の筋肉を直接マッサージする事が多く、これも違和感を改善する方法ではありますが、今回はチョット違った視点から「関節を一周回って」マッサージしていく方法をご説明します。

筋肉は関節からスタートして関節に付着しているので、この2つのポイントをマッサージして緩めれば、その間にある筋肉は当然緩むと言えます。また、問題のある筋肉を正確に見極めるのは難しいのですが、関節を一周して、そこに付着する「全ての筋肉や腱を緩めてしまえば」、どこが問題であるにせよ、「自動的に」悪い部分も改善される事になります。

膝を例にして、「関節一周マッサージ」の方法を説明します。座ったポジションで、

① 膝のお皿の上の辺りを平行に横切る線をイメージして、端から順番に親指で奥の方まで押していきます。
② 親指が止まったら1〜2分圧を持続するとともに奥の方の硬さを覚えておきます。
③ 隙間を空けずに、隣のポイントを同様に膝の上を横切るまで押していきます。
④ 膝の上を一直線上に押してみて一番硬かった辺りのポイントに戻って、硬さが緩むまでマッサージします。
⑤ 膝の裏側を横切る線をイメージして親指で奥の方まで押していきます。
膝裏の真ん中辺の筋肉の緊張や、膝裏両側の腱などが主なポイントになります。
何回も触る事により、今日は硬いのか柔らかいのかという比較が自分でできる様になります。
⑥ 膝の内側や外側の面もギターの弦を弾く様に丁寧に奥の方を探ってみると、筋張ったものが見つかります。1〜2分押したままにして緩めます。

この様に、関節を一周してマッサージをする事により、そこに付着する全ての筋肉などを改善できるので、問題点の再発予防にも繋がる効率の良いマッサージが出来ます。

関節を一周すると基本的に全ての筋肉や腱を逃さずにマッサージする事になるので、痛みやコリがあるとこだけマッサージしているより問題点を見逃す確率が低くなります。


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