左の腰が痛くて朝ベッドから起きられない!! | オリンピック選手もサポートするカナダ公認マッサージ・セラピストが教える身体と健康【第48回】

 ドクターA、ドクターB、ドクターC、何人ものドクターに診てもらったけどまだ、良くならない。とフラストレーションを隠し切れない今日の患者さん。

 こんな時に、ドクターX登場。誰も見たことない驚くべき手法で一発で治癒…というのは理想的なストーリーですが、実際には、「それは大変です。マッサージしましょう。」「私っ、マッサージセラピストなので!」という感じになってしまいます。

 既に多くの診断を受けている患者さんに対しては、今までのストーリーを良く聞いた上で、今まで受けていたのとは違う方法でトリートメントプランを立てます。
 このケースの問題点は、ドクターが悪いということでは無く、症状が各診断の隙間に存在している事です。

 私は、この各医療機関の隙間を埋めるのも大切な仕事だと考えています。作業的には、底引き網で海底の魚も一網打尽にする様に、隠れた問題点を見逃さない様に、0から順を追って丁寧にアプローチする事になります。時間がかかる作業ですが、ピンポイントに診断した時に発生する隙間に存在する問題点を見つけることが出来ます。
 この様に隙間を作らない様に一見非効率的に見える昔からの方法も、診断技術の発達した今日だからこそ必要な事かもしれません。

 実際に、隙間を埋めるためには、本人のトリートメント参加を促し、頻度を上げてコンディションの変化を見る。または、自分で問題箇所(痛みや、運動制限)を見極めてもらうことにより精度をあげる。現状コンディションを正確に把握するなどが効果的です。

 この患者さんの場合、まず股関節の動きを回復するために、内腿のセルフマッサージを自分で取り入れてもらいました。

 内腿には膝を内側に引っ張る筋肉や腿を引き上げる筋肉があるので、股関節の周辺に軋む様な負担をかけて結果的に腰に痛みを誘発するケースが多いからです。
 方法は簡単で、あぐらをかいた姿勢で肘を使って内腿の内側を膝から鼠径部に向かって硬い筋を狙って痛くない程度にマッサージします。

 長い間症状の変化が見られず、隙間に入ってしまった症状の方、是非一度ご相談ください。


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