Zumbaのお話し | オリンピック選手もサポートするカナダ公認マッサージ・セラピストが教える身体と健康【第54回】

  トリートメントに来てくださる患者さんの中でZumbaを楽しんでいる患者さんが多くいます。その中で共通して言える問題点について考えてみたいと思います。私自身はZumbaに参加したことがないので、映像や患者さんのコンディションから見た個人的な印象としてお話しします。

 映像から受ける印象はリズムの速さや不規則さ、大きな動き、アクセントをつけた動きが目につきます。大人数で細かいことを言わずに思いっきり身体を動かすにはもってこいで、人気があるのも理解出来ます。この様なZumba特有の動きにはアンコントロールな動きが多く含まれています。ここが、余計なことを考えずに身体を楽しく動かせるポイントかもしれませんが、身体のメンテナンスから考えると少し注意が必要です。何故かと言うと。

1) 関節にかかる負担が大きい(動作に必要な関節が使えないと、身体の他の部分を代用してしまい二次的な問題原因となる)。

2) 足の外側や肩甲骨などアクセントをつける時に多様する部位に疲れが溜まっている(同じ筋肉の内側外側や上と下でバランスを崩す等)。

3) レッスンが楽しいので身体の疲れを忘れがち(痛みがないから大丈夫、まだ動けるから大丈夫という錯覚)。

といった問題が起こって来ます。

 ここで重要なのは、自分の感覚で身体のコンディションを判断するのではなく、客観的な判断基準を持つ事です。

 例えば、床にうつ伏せになって膝を90度に曲げて立てる。次に膝を軸にして、膝下の足を外側に開く。カエルの様に床にピッタリ着くまで倒せると理想的ですがビックリすることに全く動かない人も少なくありません。これは、股関節において足を回す動きが全く出来ないことを意味します。しかし、不思議なことにZumbaレッスンは毎日行われているのです。

 「???」多分、股関節を使う動きは膝や腰を無理矢理動かして誤魔化していると思われます。困ったことに関節が硬くてもそこを動かさなければ問題点を自覚することは出来ません。イコール OK!の様な状況が多く発生しているのです。少なくとも主要関節の動かせる方向や、動かせる範囲を理解して身体を動かすことが、怪我の防止やZumbaの動きの向上に繋がると思います。

 その方法が分からない時や改善が見られない時は専門家に相談することをお勧めします。tadshiatsu@gmail.comでもご相談を受け付けています。


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