コンディショニングの松竹梅コース | オリンピック選手もサポートするカナダ公認マッサージ・セラピストが教える身体と健康【第61回】

 コンディショニングといっても体のコンディションには個人差があるので、自分の体や目的に合った方法をとるのが大切です。
 いくらストレッチの本を買っても、なかなか自分にぴったりの物が無い理由は、本の内容が悪いのでは無く、私たちの体のコンディションが一人一人違うことにあります。

 コンディショニングを始める前に、自分が松竹梅コースの、どこを目指すかを決定するのが大切です。

【松コース】

 十分に管理された体の残り少ない伸び代を開拓する。将来的に想定される故障を未然に防ぐ目的で将棋の様に数十手先を見据えたコンディショニングをする。コンディショニング方法を指導するレベルで無く、現状足りない部分を補う場所や方法を本人の体や環境を含めたバックグラウンドから探り出して対策するレベル。本人が気がついていない問題点の対応。

【竹コース】

 体重をかけてストレッチするなど、負荷を加えたコンディショニングで機能向上を目指す。関節の最大可動域まで丁寧にストレッチすると筋肉だけでなく、腱を緩める効果も見込まれる。しかし、負荷をかける方向や場所、強さを間違えると、効果が見込まれず怪我の原因となるので、指導された方法を自分の体に合った方法に調節するなど、細かな対策が必要。

【梅コース】

 あまり強く刺激せず、ウォーミングアップ程度のコンディショニング。関節に負荷をかけずに、自分で足首手首をクルクルする程度。怪我の危険も少なく万人向け。反面、多くの効果は期待薄。現状維持を目的とする。

 体の状態が伴わずにいきなり松コースをスタートしても危険が増すだけで意味ありません。焦らずに梅コースからスタートすることも大切。長年コンディショニングをしているのに一向に効果の得られない場合も、問題点を洗い出す意味で梅コースから再スタートするのも良い考えです。

 基本的に関節等に異常がない限り、コンディショニングしているのに柔軟性が長年改善されないのは、今やっている方法が間違ってる可能性が高いからです。

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