日本のグローバル化を支える JETプログラム2016 レセプションパーティー

国際化社会が目に見えて広がっている近年の日本。2008年から小学校高学年を対象に導入された英語教育はその一端とも言え、The Japan Exchange and Teaching Programme(以下JETプログラム)もまた、その役割の一部を担っている。7月30日に日本へ出発した、総勢75名のためのレセプションパーティーがThe Art and Letters Club of Torontoにて開催された。

北は北海道地方、南は九州地方まで日本の各地に派遣されるプログラム参加者は、トロントからの75名を初め、カナダ国内では194名にも及ぶ。アメリカ、オーストラリアやイギリスなど、主要な国々もJETプログラムに参加する中、カナダからの参加者はアメリカに次いで多い。日本においてもカナダにおいても、このプログラムが如何に注目されているかを示しているものとなった。

レセプションパーティーでは、在トロント日本総領事中山泰則氏、日系文化会館館長James Heron氏なども出席されたこのパーティーは、参加者同士の交流も兼ねており、出発を翌日に控えた参加者たちの興奮と熱意で盛り上がりを見せていた。

集合写真

集合写真

中山総領事は、興奮冷めやらぬ参加者の中にある緊張を気遣いながら、「この素晴らしいプログラムに参加する皆さんを含めた世界各国の人々が、日本で建設的な経験を積むことが出来る機会になることでしょう。特に重要なこととして、参加者の方々が日本に行くことで、日本の内側である地域社会に住む人々と友好関係を築き、また、日本の若い世代と触れ合うことで、違う文化を持つ人々が、どのようにお互いに作用しあうのかを、この素晴らしいプログラムを通して、参加者の方々がそのような経験をしていただきたいと思っています。

JETプログラムの経験によって、深く日本の文化を理解し、またトロントに戻られた時、日本があなた方の中で重要な一部になっていることを願います。」と語った。また、中山総領事は「行ってらっしゃい。」と日本語で参加者への旅の安全と激励の言葉で、スピーチを締めくくった。

参加者代表で挨拶をされたSarah Campeau氏は弊誌に対し、「私はもともと英語教師になる夢を持っていました。そんな時にこのJET プログラムを見つけたのです。JETプログラムに参加することで、英語教師としての経験も積めますし、日本という素晴らしい国を知ることもできる、本当に素敵な経験になると思います。英語を教えることで日本の生徒を支えたいですし、日本の言語や文化も、もっと勉強したいです。日本をより知ることができるということがとても嬉しいです。」と述べてくれた。

1 ALTとして鳥取に派遣するAnthony Rothさん 2 ALTとして滋賀に派遣するKevin Lavigneさん 3 ALTとして奈良に派遣するSarah Campeauさん 4 レセプションパーティーでナレーターを務めた  Culture and Education Programme Coordinatorの Marica Iwasaki氏 5 在トロント日本総領事中山泰則氏6 左からJETAA(JETプログラム同窓会) Co-Chair、Carl Sachaさん、Nicholas Jonesさん7 日系文化会館館長James Heron氏 8 2014年山形に派遣していたSarah Brockさん9 ALT として福島に派遣するAmanda Mohamedさん 10 レセプションパーティーの様子

1 ALTとして鳥取に派遣するAnthony Rothさん 2 ALTとして滋賀に派遣するKevin Lavigneさん 3 ALTとして奈良に派遣するSarah Campeauさん 4 レセプションパーティーでナレーターを務めた
Culture and Education Programme Coordinatorの Marica Iwasaki氏 5 在トロント日本総領事中山泰則氏6 左からJETAA(JETプログラム同窓会) Co-Chair、Carl Sachaさん、Nicholas Jonesさん7 日系文化会館館長James Heron氏 8 2014年山形に派遣していたSarah Brockさん9 ALT として福島に派遣するAmanda Mohamedさん 10 レセプションパーティーの様子

また、Assistant Language Teacher(以下ALT)として鳥取で活動予定のAnthony Roth氏は、「JETプログラムに参加できることにとても興奮しています。大学で現代日本の修士号の過程を終え、韓国語も勉強しました。教えることがとても好きですし、日本に行くことで、英語を教える機会も得ることができ、日本語を上達させることができるという2つの点を合わせることが出来ることが楽しみです。」と語った。

2014年のJETプログラムで山形から帰国し、現在、在トロント日本領事館で働いているSarah Brock氏は、「JETプログラムは私にとってとても素晴らしい経験となりました。山形では小学校のALTをしていたのですが、生徒たちの自然な生活やイベントを一緒に経験することが出来ました。他にも、お茶の淹れ方を教えてもらったりと、とても語り尽くせない思い出でいっぱいです。」と日本での素晴らしい経験を語ってくれた。