カナダのカレッジに在籍する日本人の割合 カレッジシリーズ-1

まず、カナダで大きな都市、バンクーバーやトロントには、日本人留学生がたくさんいます。語学学校に行けば、必ず日本人に会います。筆者の経験上、ESLスクールの普通のクラスには、多い時で5名の日本人がいると聞いたことがあります。もちろん語学学校の規模、経営方針、地域などで変わります。

しかし、語学学校でも、TOEFL, IELTS, カレッジ進学のコースなどを選択すると、一気に日本人の数は減ります。韓国人、中国人、台湾人、ラテンの国々の人、トルコ人などが増えます。

そして、カレッジに進学しますと、日本人は全然いません。
筆者が通っているカレッジは3カ所にキャンパスがありますが、日本人に会ったことはありません。キャンパス内のカフェテリアでは、中国語、韓国語、ベトナム語は聞こえたりします。もちろん日本語は聞こえません。これを自分が成長する環境と考えると、とても素晴らしいと思いますが、本当に寂しく辛い時もあります。


筆者は語学学校でカレッジ進学のための勉強をしたのちにカレッジに進学しました。

カレッジに進学して、最初に感じたことは、

「私が日本人であることは関係ない」

でした。

語学学校の時は、「どこ出身?」「そこの国いたことあるよ!」などと出身国が会話のトリガーとなり、仲良くなることもありました。
しかし、カレッジではそれが通用しませんでした。大した問題ではないのです。もともと、移民がたくさんいる国なので、他国から来た人にも寛容ではあるのですが、「日本人であること」そこまでプラスではなく、むしろ「私自身が何者なのか」「何ができるのか」ということのほうが重要です。

友達づくりは、言語の壁なんて関係ないのです。あまり話せなくても臆せず心でぶつかることのほうが大切で、こちらが「英語が喋れないから」と言って、臆病にならず、心を開いて接すればすぐに向こうも心を開いてくれます。だって、同じ人間ですから。


ERINA

神戸市出身その後鎌倉市で育つ。何不自由なく育てられたが、幼少期より心的孤独を感じており、「私はなぜ生きてるのか、なんのために存在するのか」という哲学的な問いの答えを知りたくて、自分をそこから救い出せる何かを求め、映画やドキュメンタリードラマ、写真を見てインスピレーションを得ることを始める。
外からは明るい子に見えていたようだが、実際は人との距離の取り方がわからず、自分を守るために、現実世界と距離を少しずつ置き始める。長いモラトリアム時代を経験する。大人になり、写真撮影のディレクターの仕事を始めることとなる。今までの経験が思いがけず役に立ち、仕事に没頭し、とても濃い5年間を過ごした。この仕事が私を現実世界に戻してくれただけでなく、見識を広げ、何が得意で何が好きかを明確にしてくれた。さらに今まで培ってきた自分の感性と相まって、「ホンモノ」を見抜く力を少しは養えたかと思っている。しかし、次第に仕事に対する慣れを感じてきてしまったため、会社を離れ、自分を高めるためにカナダに渡ることを決意。
現在はカナダのカレッジにて、宣伝やマーケティングなどについて勉強中。幼少期らの問いの答えは出ていないが、この孤独や不安こそが私を成長させる原動力だとわかっているので、一生付き合っていくつもりである。全てが私を構成する要素であり、何も無駄なことなどないと信じ、死ぬまでたくさんのことを経験したいと思います。