日系文化会館主催「夏祭り&盆踊り」開催レポート

本物の日本の夏を感じられる場所へ!

盆踊りは和太鼓の音に合わせて


毎年夏の恒例行事となっている、日系文化会館主催の夏祭り&盆祭りは今年で記念すべき15回目の開催となった。当日は天候にも恵まれ、青空の下、日本人や様々なバックグラウンドを持つトロントの人々が日系文化会館を訪れた。

広場には日本のお祭り屋台が勢揃いし、たこ焼きや焼きそば、カキ氷といった昔ながらの日本の屋台メニューが並び、来場者はその日本の懐かしい味に舌鼓を打っていた。夏祭りで販売される食べ物の中でも、人気が高いのは屋内で開催されたそうめんバーだ。2・50ドルという驚きの安さ、そしてフリートッピングに加え各50セントで追加できるプレミアムトッピングなど、味のバリエーションも豊かに自分でオリジナルのそうめんを楽しめることから、人々は例年と同じく長蛇の列をなし、今年も不動の人気を誇っていたといえる。

1 Ayame Kaiによる舞踊 / 2 大人気のそうめんバー / 3 七夕のお願い事を短冊に書く子ども達 / 4 吉田桃代さん、リンド美奈さん


ヨーヨー釣りなどのキッズコーナーゲームでは浴衣を着た子ども達が和気あいあいと楽しみ、七夕飾りが行われていたクラフトルームでは折り紙の教室も開催され、日本の伝統的な遊びがここカナダでも受け継がれていることを肌で感じることができた。その他、色とりどりの鮮やかな着物や陶器、和小物の販売なども行われ、普段トロントの人々にとってはなかなか目にすることのない日本文化に触れるとても良い機会になったのではないだろうか。

屋外に設置されたステージは、JCCC太鼓クラスによる迫力のある和太鼓演奏で幕を開けた。その他には踊り子さんたちによる美しい日本舞踊、JポップグループPastelによるステージパフォーマンス、ウクレレグループによるウクレレの演奏などが披露され、集まった人々の目を惹きつけ、会場を大いに盛り上げていた。

5 JCCC太鼓クラスによる和太鼓の演奏 /
6 カキ氷は夏祭りに欠かせない / 7 Ayamiさん、Anthonyさん / 8 みんなで美味しくいただきます


そして7時からは待ちに待った盆踊りがスタート。みんなで大きな輪を作り踊る盆踊りは、まるで日本とカナダの平和な友好関係を象徴しているかのようであり、一曲目にはワンダフルカナダという曲に合わせて、カナダと日本の国旗を手に持ち、盆踊りが行われた。日本の夏を感じられる素晴らしいひと時を年齢や性別、人種を問わず、みんなで分かち合う時間となった。

ジェームス・ヘロン館長は幣紙に対し「今年の夏祭りにはおおよそ4000人もの人々が集まり、これまでで最大規模での開催となりました。今回、夏祭りに参加するのが初めてという方も沢山いらしてくださっていたようで非常に嬉しかったですね。毎年新たな催し物が追加され、年々成長を重ねてきているこの夏祭りは、今年で15周年を迎えました。毎年、去年よりもっと日本の夏を感じていただけるような夏祭りにしようと努めてきており、近年は七夕飾りやそうめんバー、ビアガーデンが追加されました。これからも今まで以上に多くの方にご参加いただき、本物の日本の夏祭りを提供出来るように、新たな試みを追加していけたらと考えています。いつか花火も追加できるようにしたいので、現在はどのようにして費用面や安全面をカバーできるのか検討中です。」と語った。

これからも日系文化会館での夏祭りが、人々に日本人の心を思い出させ、また日本文化をより多くの人に発信できる場となっていくよう期待する。

ヨーヨー釣りの後はこの笑顔

9 中山あつ子さん、佐々木康子さん / 10 金魚すくいを楽しむ子ども達

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