「日本の心、英語の力」をスローガンに生後6か月からの一貫英語教育プログラムを提供する、 幼保一体型バイリンガル保育園「キンダーキッズ」がミシサガでの開園に向けての準備が進む

1.子供たちの工作を手伝う先生 と子供たち2. キンダーキッズ校舎 3. 小川春香さん/Stephanie Winterさん/Wayne Kimさん/大石仁志JETRO所長/中村和生さん 4. 自然光が差し込むキンダーキッズ・トロント校教室の1つ 5. キンダーキッズ・トロント校の先生方 6. 日本から特注の子供サイズトイレ7. テープカットを行うHazel McMallionミシサガ市長

1.子供たちの工作を手伝う先生 と子供たち2. キンダーキッズ校舎 3. 小川春香さん/Stephanie Winterさん/Wayne Kimさん/大石仁志JETRO所長/中村和生さん 4. 自然光が差し込むキンダーキッズ・トロント校教室の1つ 5. キンダーキッズ・トロント校の先生方 6. 日本から特注の子供サイズトイレ7. テープカットを行うHazel McMallionミシサガ市長


日本国内に18園を展開する、キンダーキッズ。国際感覚を持ったバイリンガルの子供を育てるインターナショナル保育園として有名な同園が、海外第1園目としてミシサガでのオープンを予定、計画を進行している。
同園では5月24日に第1回目のオープンハウスを開催。VIPセッションでは各教員が園内を案内、室内ジムでオープニングセレモニーが行われた。創始者である園長のWayne Kim氏はスピーチの中で、海外初となる同園の立ち上げに協力してきたJETRO,ミシサガ市長のHazel McCallion氏、施設設計を担当した建築家、そしてスタッフへ感謝の気持ちを伝え、最高の幼児教育を提供することで日本とカナダの架け橋となれるように頑張っていきたいと話した。Hazel氏はキンダーキッズの徹底されたオリジナルカリキュラムを非常に評価しており、開園にミシサガ市を選んでくれて嬉しい、このユニークな教育体制が地元の人にも受け入れてもらいたい、日本企業誘致の一因になればいいとコメント。スピーチのあとにはHazel氏によるテープカットが行われた。
VIPセッション後には一般に向けたオープンハウスが行われ、多くの家族が見学に訪れた。おのおのの先生がデモンストレーションを行い、親は先生と子供とのやり取りを見学したり、実際に保育園のことについて質問。さらにクッキングスタジオでは実際に子供たちがパン生地を一人で作る姿を見守る親、またジムで一緒に遊ぶ親子の姿も見られ、親子両参加型の内容は、同園を深く知る機会となっていた。同園は5月末現在までに建物が完成(一部内装を除く)、校庭の工事に着手しており、近々さらなる続報がもたらされる予定だ。オープンハウス当日、園長のWayne氏にお話を伺う機会を得、同園の特徴やミシサガを海外1園目の場に選んだ理由などを伺った。

ミシサガを海外第1園目に選んだ理由

園長のWayne氏がカナダ、オンタリオの出身でミシサガ周辺に彼の両親や友人が住んでいるということ、そして80社に上る日系企業がミシサガ市内にあるという2点から、海外1園目を開園の地としてミシサガが選ばれた。開園の準備に取りかかると、JETROの協力によりことは順調に運んでいき、ミシサガ市長のHazel氏は東京、大阪の2都市を訪れ、日本の園の様子を視察。トロントよりも少しゆっくりとしたライフスタイルのミシサガで、園児とまっすぐに向き合い、同園のカナダでの反応を見ていくつもりだという。

世界各地の高い教育システムを一挙凝縮したオリジナルカリキュラムを採用

同園では日本やシンガポールの算数、カナダのフリープレイなど様々な国の学習スタイルを取り入れた独自のカリキュラムを採用しており、子供たちは読み書きだけでなく、音楽、料理、工作などを通して幅広く英語を学習していく。このカリキュラムは現在、日本のヘッドオフィスで企画・管理されており、現場を知り尽くした元保育士を中心にキンダーキッズで独自に研究開発、卒園時の園児の目標習熟度を基準とすることで、各学年で子供たちがストレスなく学習目標を達成できるように作られている。

多数校展開の強み、転園の自由性

日本国内で既に18園を展開しているキンダーキッズ。オープン予定のミシサガ園を含めた19園内では転園を自由に行うことができ、転園による追加料金を取られることもない。たとえば、日本からカナダへ1,2か月の短期出張という場合でも、その1,2か月間ミシサガ園に通うことができ、授業に遅れるという心配もなくなる。同園はミシサガでの開園を足がかりに、今後さらに海外開園を増やすことを計画しており、このトランスファーシステムを使って気軽に子供と一緒に海外に出られる環境をサポートしていく。

日本の心、英語の力

ミシサガ園でも、日本で作られた同園オリジナルカリキュラムがそのまま使用される。「それは、日本の教育システムが一番だと思うからです」と園長のWayne氏は話す。たとえ何かを紛失しても、自分の手元へと戻ってくる可能性が非常に高い日本。こういった社会に出るための道徳観念が秀でているのだそうだ。ミシサガ園でもこの道徳観念を養うために行われている行事や、組み体操、音楽、日本語のエキストラコースなども英語で提供される。日本では日本語で行われる音楽もミシサガ園では英語。日本語の授業は初め英語を織り交ぜてになるが徐々に日本語の割合を増やしていく。また英語が話せる日本人保育士も、日本の文化を伝えるといった面で重要視されている。

保育士の満足度を一番に

Wayne氏は「先生の成功が保育園の成功に繋がっていく」と信じている。先生方に話を聞いてみると、多くの先生が「園児に対し先生の数が十分に確保されているので、一人一人の園児に集中できることが嬉しい」とコメントしている。また、今年は日本から日本人保育士をカナダに呼んで、実際に英語文化に触れる機会を、カナダ人保育士には日本で日本文化を勉強する機会を創出していく予定だという。このように、多国籍で保育園を展開するメリットを最大限に生かして、保育士の満足度とレベルを上げられるようにしていくというのが同園の思いだ。

園長から、日系コミュニティへ向けてのメッセージ

「カナダに移住するのであれば、地元幼児教育でも良いかもしれませんが、日本に帰国する予定がある方には、カナダに来ることで逃してしまう日本のレベルの高い幼児教育をカナダでも提供していけるようにしたい、という思いがあります。ピアニカの発表会といった行事や組み体操、日本語の勉強も英語環境で行います。学費は日本と変わらず、朝7時から午後6時、またオプションで午後7時までの延長保育も行っています。また、これには1日2回のおやつと昼食、そして科学の授業なども含まれています。食事はオーガニック食品を扱うYummy Cateringから提供してもらっており、アレルギー対策にも万全の体制を整えています。ときにはケータリングではなく、手巻き寿司などの簡単なものを園児と一緒に作る日も設けていく予定です。さらに、本園では夏季も学校を閉鎖しませんので、サマーキャンプの追加料金も発生しません。また、本園では常に日本人の方の急な転勤にも対応できるようにしています。子供たちにとって保育園は第2の家ですから、実際にどのようなサービスを提供しているのか、ぜひ一度本園を見にいらしてください。」