第7回 今後どんなアーティストが世界で活躍するのか|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

 今回は、今後どんなアーティストが世界で活躍するのかというテーマで話をしたいと思います。個人的な推測でもありますので、読者の皆様からも様々な意見をもらえたら嬉しいです。

 カナダで6年間滞在中に様々なアーティストと仕事をしました。特に音楽面が多かったのですが、今後どんなアーティストが世界で活躍していくのでしょう。まずアーティストの活躍する場所は益々増えていくと感じます、それは今後様々にデジタルプラットフォームが広がっていき、エンターテイメントコンテンツを必要とする媒体が増えるからです。

 世界的にはYouTubeやInstagram、またアジアだと日本発のSHOWROOM(ショールーム)や台湾発の17 Live(イチナナ)などのライブ配信プラットフォームなどがあります。様々に広がるプラットフォームですが、エンターテインメントの価値の源泉が演者(アーティスト)であることは変わらないので、今後パフォーマンスの機会は増えていくでしょう。

 またその際に、世界で一番話される言語である英語でパフォーマンス・コミュニケーションを取れるというのは、今後大きなアドバンテージになると思います。そして、ストーリーを伝えられるアーティストの価値も上がっていくでしょう。なぜこの活動をやっているのか、なぜ自分の作品はこうなのか。日頃考えていることをアウトプットしていく機会を増やすことで、活動の認知拡大につながるかと思います。

 今後アーティストの価値は益々高まります。また日本人・アジア人としてのオリジナルがある作品も現在世界から注目を浴びています。プラットフォームは流行り廃りもあるかと思いますが、アーティスト活動は自分自身との戦いです。自分自身の作品に自信を持って、作品を認められるマーケットやプラットフォームを冷静に見極めれば活躍する機会も増えていくと思います。

 次回は「カナダ・トロントでのエンタメ情報取得技」に関して語りたいと思います。

加藤 豊紀

 Creators’ Lounge Inc.代表、Japan Expo Canada Inc. (Japan Festival Canada) ディレクター、Toronto.Tokyoプロデューサー 。2012年に警察官から、クリエイターの表現の場を創るために世界へ。トロントを拠点に事業を展開する。
Twitterアカウント: GOODMUSICTOM