第11回 自分自身で会社を持つ事で様々なチャンスを掴みやすい|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

 私は昨年末にトロントを離れ、2019年からは日本を拠点に活動をしています。カナダでの経験があったからこそ、今は日本で自信を持って仕事をしていることは間違いありません。そんな今だからこそカナダでの体験を振り返り、あの経験は良かったということを前回のコラムから書かせてもらっています。

 前回は、カナダでの経験として「起業」を取り上げましたが、まだまだ書き足りなかったので今回のコラムでも引き続き紹介してきたいと思います。

 自分自身で起業をして会社を持つことで様々な役職の方にお会いするチャンスや、自身の可能性を最大限に引き上げてくれる案件に巡り会うことが出来ると思っています。カナダの現地企業に勤めることでももちろん多くのベネフィットはあると思いますが、自身の会社でスタートを切ることで、代表であるあなたが直接部長クラスや役員クラスの方にプレゼンするチャンスも往々にしてあります。

 なぜならあなたは会社の代表であり、相手もあなたが企業の代表として来ているという認識で向き合います。自分が成し遂げたい案件もあなた次第で掴み取ることが出来るのです。またその案件次第では、あなたは大きなチャンスをカナダで掴むことが出来、まだまだ成長市場で細かいサービスが行き届いていないカナダの市場でも台頭できるでしょう。

 日本人としてのきめ細かさがあるサービスや対応はカナダでも必ず需要があるものだと思いますし、日系クライアントとの実績は大きなアドバンテージになると思っています。

 世界銀行グループが毎年発表している報告書「ビジネス環境の現状」の最新版で、カナダでの「起業のしやすさ」は世界でも2番目とのことです。世界と比べ消極的な日本人と言われる昨今ですが、是非カナダでの最適な環境も活用して起業実現を目指してみてください。起業のメリットは来月のコラムまで続きます。7月、トロントも素晴らしい季節ですね。どうぞ、夏を満喫してください!

加藤 豊紀

 Creators’ Lounge Inc.代表、Japan Expo Canada Inc. (Japan Festival Canada) ディレクター、Toronto.Tokyoプロデューサー 。2012年に警察官から、クリエイターの表現の場を創るために世界へ。トロントを拠点に事業を展開する。
Twitterアカウント: GOODMUSICTOM