トロントのプライドウィークイベントに参加しよう|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.57

 早いものでもう6月。1年の半分に到達してしまいました。私自身、個人的な意味で特に今年は子供の出産と育児という新しいチャレンジが加わったこともあり、仕事との両立に苦戦しながら本当にあっという間にここまで来てしまいました。

6月と言えばトロントで最も有名なイベントの一つ、プライドウィークそしてプライドパレードがありますね。この時期になるとこのイベントを目当てに世界中からトロントにLGBTQのコミュニティーの祭典を祝うべく多くの人達が集まります。日本から来たばかりの留学生の皆さんにとっては、このイベントを初めて目にするとかなり圧倒される方も多いのではないかと思います。

日常生活編17:世界的に有名なトロントのプライドウィークイベントに参加して視野を広げるキッカケにしましょう!


 日本ではまだまだLGBTQのコミュニティーへの理解はそこまで深いものではないと言えます。もちろんトロントに長く暮らしていても、必ずしも深く理解をしているかといえばそうでない人も多いと思います。やはり実際にそのコミュニティーに何らかの形で属していたり関わっていたりしない限りはなかなか本当の意味で理解をするということは難しいといえるでしょう。

とはいえ、近年は日本でもパレードが行われたり堂々と自分のセクシャリティーをオープンにする人たちも増えたようではありますね。周りに同性カップルの友達やLGBTQの知り合いがいるというのもそれほど珍しいことではなくなってきたと思います。同性だろうが異性だろうが自分たちのセクシャリティーをオープンに語れるような環境、そしてそれを普通のこととして受け入れてくれる社会、LGBTQのコミュニティーが何の隔たりもなく存在できる場所、これらの条件が早い段階でそして広い範囲でそろっていたのがトロントという街といえるでしょう。

日本でもオープンになってきたとはいえまだトロントほど身近に感じられる機会もないと思います。そういった意味ではせっかくトロントにこの時期滞在しているのであれば、絶対に体験したいイベントです。

 昨年は弊社のメンバーさん達の中にもこのイベントを大いに楽しむべく、イベント中にFree Hugチャレンジに挑戦したり、パレードに参加したりと積極的にコミュニティーにアプローチをかけて貴重な体験をされていました。LGBTQのコミュニティーについて本当の意味で理解をしていようがいまいが、そういった異なるコミュニティーの存在を自然に受け入れることができるかが大事なことだと思います。

日本ではなかなか経験することができないイベントと言えますし、これまで特に関わったりしたこともないようなコミュニティーの存在を垣間見ることで、より自身の視野も広がり色んなことを受け入れられて知識と経験を増やすキッカケになるのではないかと思います。私も自分の娘には将来色んな意味で視野の広い子に育ってほしいですし、偏見のないオープンな人格を持ってほしいと思います。この時期にトロントにいらした留学生の皆さんには是非ともこのコミュニティーの祭典を一緒に経験していただきたいですね。


高林紘子

East-West カナダ留学センタートロント社代表

大学卒業後2001年に語学留学でトロントに渡来。語学留学とビジネススクール、ワーホリなどを経たのち、ジョージブラウンカレッジに進学。 成績上位者Dean’s Honour のタイトルを得てPost-Graduate Diploma取得。カレッジ卒業後、現職に就き就労ビザを経たのち永住権取得。カウンセリングした留学生は延べ1千人以上にも及ぶ。

HP: www.eastwestcanada.jp