現地で車の運転をする際にはリスクを十分に理解しておきましょう|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.62

 先月、私事でお恥ずかしい話ながら車を運転中に駐車場で事故にあってしまいました。レンタカーを借りていて、その日の昼に返しに行く予定になっていたのですが、朝一旦オフィスに来て荷物をおろしてからレンタカー会社に行こうと、オフィスの駐車場で駐車していたところ、視界が悪く建物の作りも複雑と悪名高いその駐車場で後から入ってきた車と衝突してしまったのです。これまで20年近く運転してきて一度も事故に巻き込まれたことなどなかったため、かなりショックだったのですが、それと同時に改めて運転をする際の注意点を十分に再認識するきっかけになりました。

日常生活編22:現地で車の運転をする際にはそのリスクを十分に理解しておきましょう。

 皆さんの中にもワーホリや留学、あるいは観光などでの滞在中にレンタカーを借りて運転する人がいると思います。もしくは仕事で運転をするような機会があるかもしれません。日本でどれだけ運転に慣れていたとしてもこちらカナダ現地、特にトロントのような都会で交通事情もかなり複雑な環境で運転をするとなれば、そのリスクは無限にあるといってよいでしょう。

そもそも日本とは車線も異なりますし、車も左ハンドルです。またトロントのような都会だと一方通行の道も多く、またスクールバスやストリートカーなどにも気を遣って、ルールを把握しておく必要があります。時々ストリートカーのルールを知らない他都市からやってきたドライバーが、ストリートカーが止まっても止まらずに走ってしまっているのを見かけることもあるでしょう。現地で運転をするためには、現地の交通ルールも知る必要がありますし、標識をちゃんと読めなくてはいけません。

 またカナダの高速道路はほとんどが無料ですが、中には有料のところもあります。ただ日本のように料金所は無くETSで自動的にチャージされるということも知っておかないと、レンタカーを借りて知らずにその高速を走ってしまい、あとから支払い請求がきてびっくりしてしまう、ということになります。それから自転車や歩行者にもかなり気を付ける必要があります(こちらの人は信号が赤でも平気で歩いたりしますよね)。

またこちらでは赤信号でも横から車が来なければ右折ができるルールになっていますが、それを知らずに止まっていて後ろからクラクションを鳴らされたり、右折しようとしたら歩行者が走ってきたり、とにかく現地の交通ルールを十分に理解していないと本当に危険だらけです。自分がどんなに気を付けて運転していても、周りのドライバーが危険な運転をしていることも多々あります。

安全に、問題なくドライブを楽しむためには、現地の交通ルールや交通状況をしっかり把握して、レンタカーを借りる際には追加で保険に加入しておくとよいですね。ちなみにオンタリオ州のDriver’s Handbookはサービスオンタリオのサイトで確認できるので機会をみて読んでみることをお勧めします。


https://www.ontario.ca/document/official-mto-drivers-handbook
 みなさん、現地での運転は本気で注意してくださいね。


高林紘子

East-West カナダ留学センタートロント社代表

大学卒業後2001年に語学留学でトロントに渡来。語学留学とビジネススクール、ワーホリなどを経たのち、ジョージブラウンカレッジに進学。 成績上位者Dean’s Honour のタイトルを得てPost-Graduate Diploma取得。カレッジ卒業後、現職に就き就労ビザを経たのち永住権取得。カウンセリングした留学生は延べ1千人以上にも及ぶ。

HP: www.eastwestcanada.jp