フランシス・ベーコンとヘンリー・ムーアを観るat AGO

こんにちは、しほりです。
先日AGOで開かれている「Francis Bacon and Henry Moore: Terror and Beauty」に行ってきました。

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AGOメンバーの方はフリーで入れますよ。
私のカテゴリーでは一年間で$100。今回みたいにフリーで観れる展示の他、ギフトショップやAGOで開催されるイベントでもディスカウントされたり特典がいっぱいです。

今回の作家、フランシス・ベーコンとヘンリー・ムーアは二十世紀を代表するイギリスで活躍した画家と彫刻家です。ムーアの作品に関してはAGOの脇に展示されてる彫刻などで見てる方も多いと思います。

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アイルランド、ダブリンで生まれイギリスへ移り、アカデミックな教育を受けて来なかったベーコン、イギリスで生まれ奨学金を得て王立美術学校で彫刻を学んだムーア、二人は全く違う性格、生き方をしていながらも第二次世界大戦中に同じ街に居た事から戦争によって受けた影響やトラウマを作品に残します。

面白いことに全体的にはとてもまとまりのある展示でした。戦時中の作品なのでやはり暗いんですがそれが共通性を生み、ベーコンのおどろおどろしい歪んだ具象はムーアの体に穴が開いた様な彫刻と重なり、なにかが欠けてしまった一つのうねりみたいなものを感じました。

二人のアトリエを比較してるブースで、ベーコンは「乱雑になった部屋でイメージが湧いてくる」、一方ムーアは「がらくたや動物の骨を置いていると創作意欲が湧く」など二人の対比を映像で流しているのも面白かったです。

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フランシス・ベーコンのアトリエ

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ヘンリー・ムーア



改めてヘンリー・ムーアの凄さを思い知らされましたね。 彫刻を創作する前のドローイングなどの習作もそのまま作品になってしまう。 歪んでいていびつな形の彫刻なのになぜか愛情すら感じてしまう不思議。初めて彫刻って面白いって思える作家でした。巨匠に向かって失礼ですが(笑)見応えのある展示でした。是非行って観てください。

Francis Bacon and Henry Moore: Terror and Beauty
(会期:7月20日まで)

Art Gallery of Ontario
317 Dundas Street West
www.ago.net/home

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