ローラ・セコールを知っていますか?

毎年12月は過ぎ行くのがとても早いですね。こんにちは、Miwakoです。

突然ですがコーヒーショップの「ティムホートンズ」は、もともとプロのアイスホッケー選手であったティム・ホートン氏が興した店です。
ではこの、ショッピング・モールでよく見かけるこのチョコレート店の肖像画の女性は、ホートン氏と同じ実業家なのでしょうか?

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「ローラ・セコール」の店舗

ローラ・セコール(Laura Secord)。彼女は実は創業者も経営者でもなく、
「カナダの英雄」の一人なのです。

彼女は1775年アメリカ・マサチューセッツ州に生まれ、結婚後カナダ・オンタリオ州に移り住みます。
1812年の米英戦争(カナダはイギリス軍に加勢)の初期のカナダ内での戦闘で、
彼の夫ジェイムズ・セコールはケガを負ってしまいます。

翌1813年の6月、アメリカ軍が再びカナダに侵攻してきます。その時ローラの家はアメリカ軍士官の宿舎として強制的に使われていたのですが、そこでローラはビーバー・ダムズにいるイギリス軍をアメリカ軍が急襲するという作戦を聞き知るのでした。

それが成功した場合、ナイアガラ半島はアメリカ軍の支配下となってしまいます。

ローラは自国のピンチを悟ります。夫はまだ負傷から戦線復帰できていませんでした。

そこで彼女はビーバー・ダムズにいるイギリス軍の指揮官にそれを伝えるため自ら赴くことにしたのです。

彼女は用事があると嘘をついて家を出て、約32kmの距離を歩き、同盟インディアン(カナダの先住民族)の宿営地を経てついに目的の基地へとたどり着きます。

そして、イギリス軍とインディアン達の同盟軍は後に「ビーバー・ダムズの戦い」と呼ばれる戦いでアメリカ軍に勝利します。

彼女の功績は、生前は残念ながらあまり国家的に評価されなかったようです。

しかしその後時を経て伝説となり、TVや歴史小説、演劇や音楽といった大衆文化の中でたびたび登場し、その最たるが1913年トロントで創業した彼女の名前を冠したチョコレート店、「ローラ・セコール」なのです。

彼女の勇気ある行動がなければ、カナダの領土は小さくなっていたかもしれないし、この有名なチョコレート店も無かったのですね。
そんなカナダの一歴史に思いを馳せながら「ローラ・セコール」のチョコレートを味わってみませんか。

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私のおすすめはパフ入りのチップス型チョコレートです!