カナダ最大級でありミシサガ初の日本の祭典 JAPAN FESTIVAL Mississauga

7月10日、一点の曇りもない快晴の日にミシサガと日本の愛知県刈谷市の姉妹都市提携35周年を記念し、カナダ最大級でありミシサガ初のジャパニーズフェスティバルがミシサガの中心地にあたるCelebration Squaredeで行われた。
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ミシサガ市と刈谷市は、1981年7月7日に姉妹都市を締結し2016年で35周年を迎える。姉妹都市提携を結んでから2都市間では長く交流が続いており、刈谷市からは毎年市民団が派遣されており、またミシサガ市では7月7日が”Kariya Day” として指定されているほか、ミシサガ市内には「カリヤパーク」、刈谷市内には「ミササガパーク」と互いの都市の名前を持つ公園が整備されている。今年2016年は35周年の節目として、ミシサガ市と刈谷市からの協力を得て、Japan Festival Missisaugaが開催された。

フェスティバル冒頭では、中山泰則総領事、ボニー・クロンビーミシサガ市長のほか、35年前に姉妹都市締結に尽力したNTN Corporation元会長 鈴木泰信氏、今回Japan Festival実行委員長を努めた若狹輝行さん、Mississauga Friendship AssociationのStephanie・Meeuwseさん、刈谷市国際交流協会から市民団の皆さんが登壇し、挨拶を述べられたほか、鏡開きが行われ歓声と拍手に包まれた。さらに姉妹都市提携を結ばれた際に市長であったヘーゼル・マカリオンミシサガ前市長が登壇し、35周年を迎えたことやミシサガが日本と素晴らしい関係を築き上げてきたことについて話した。刈谷市長竹中良則氏はビデオメッセージにて祝いの言葉を述べた。

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Japan Festival Mississaugaのコンセプトは「本物の和(日本)」。日本の食と文化を広めることを目的とした今回のイベントはカナダでも人気の高まっている日本食や、安心・安全・高品質を誇る日本ブランドの商品やサービスを紹介することで、日本の良さを知ってもらい、実際に体験してもらうことを目的としている。

このフェスティバルには、大きく分けて5つの楽しみ方があり、まず初めは「食」。人気日本レストランをはじめたくさんの店が出店し、ラーメン、かき氷、弁当やビール、日本酒を楽しみながら日本食に触れることができた。
二つ目は「祭り」。今回のフェスティバルは日本の祭りをイメージして作られており、たくさんの来場者がそれぞれ食べたいものをわくわくしながら探すことができたであろう。どの店も行列が絶えない人気ぶりであった。

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三つ目の「パフォーマンス」では日本の文化に関する様々なパフォーマンスが披露された。ブース、ステージ、スクリーン映像などで日本の文化が幅広く披露され、日本の伝統芸能、音楽、踊り、サブカルチャーなど多様なパフォーマンスを楽しめるようになっていた。スクリーンでは様々な日本が映され、日本人は誰もが日本を恋しく思わずにはいられないものであった。ステージで行われたパフォーマンスは様々でオープニングを華々しく飾った迫力満点の和太鼓の演奏をはじめ、獅子舞が登場した際にはステージを飛び出し、ステージ前に集まった人々の中に歩き出し、多くの観衆の歓声を浴びていた。さらに日本舞踊のよさこいや盆踊り、日本武道である剣道、空手など日本の古くからの素晴らしい文化を披露するグループや現代のカルチャーと組み合わせた独自のパフォーマンスを披露するグループ、和である着物と洋を組み合わせたファッションショーなどそれぞれのグループの個性が光るパフォーマンスばかりであった。さらに「虹のコンキスタドール」という日本のアイドルグループのパフォーマンスではステージ前でアイドルの写真が貼られているうちわを持ち、イベントが始まってからずっと待っていたファンたちと一緒にステージを盛り上げていた。
四つ目は「家族で体験する」。日本の伝統的な遊びを家族で楽しむこともできた。ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなど日本の祭りで見られる遊びにはたくさんの子供たちであふれ、その様子は日本と変わらない楽しそうな表情であった。さらには実際に浴衣を着てみるサービスを行っているところもあり、実際に遊び、触れ、体験することで日本文化を楽しんでいる様子がみられた。
五つ目、「日本ブランドを知る」では、食や文化にとどまらず、電子機器や自動車関連など様々な日本の企業も参加し、安全性や高い品質と、それを作り出す日本企業の技術を多くの来場者が実際に知ることができる機会が設けられていた。

このように目で見て、触れて、食べて、聴いて、楽しんで体全身を使ってたくさんの来場者が日本文化について知り、楽しむことができたであろう。イベントの最後には訪れた人々やパフォーマンスを行っていた人すべてが参加した盆踊りが行われ、レクチャーを受けた後、ステージ前には和太鼓を囲んで大きな円をつくり、会場が一体感に包まれ、素晴らしい演目となった。

今回ミシサガで初めて行われたJapanese Festival Mississaugaは来場者約四万人が訪れ、たくさんの人が様々な方法により日本文化をより一層深く知ることができた日になっただろう。そして日本とカナダの関係がより近く良好なものになるようにより強い絆が結ばれていくことだろうと感じられるフェスティバルであった。

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1 ステージを飛び出し、観客のもとへ来た獅子舞 / 2 ずらりと並んだ出店に並ぶたくさんの人々 / 3 参列者で行われた鏡開き / 4 刈谷市国際交流協会 市民団のみなさん / 5 両都市の姉妹都市締結の立役者である、NTN Corporation元会長 鈴木泰信氏 / 6 日本武道 空手の気迫あふれるデモンストレーション / 7 中山泰則総領事 / 8 Mississauga Friendship AssociationのStephanie Meeuwseさん / 9 日本語を交えてあいさつするボニー・クロンビーミシサガ市長 / 10 実行委員長を努めた若狹輝行さん / 11 来場者も参加しながら行われたダンスステージ / 12 浴衣の着付けを行うブース