アレハンドロ・ベルトロ氏講演

“Japanese Byobu, the Unfolding of Beauty”
4月29日@ジャパン・ファウンデーション

愛用のはけを見せながら語るベルトロ氏

愛用のはけを見せながら語るベルトロ氏

展示作品を自らガイド・解説するベルトロ氏

展示作品を自らガイド・解説するベルトロ氏

2月5日から4月30日までジャパン・ファウンデーションで開催されたアレハンドロ・ベルトロ氏による屏風展との同時開催として、4月29日にベルトロ氏による日本屏風と屏風絵についての講演が同所で開催された。

講演でベルトロ氏は屏風絵の歴史や意味、それらに裏付けられる日本の美的感覚や屏風絵のスタイルを自らの展示作品を通して解説した後、屏風絵の作成工程についても触れ、自ら愛用の道具を実際に見せながらどのように使うかも解説していた。講演の後には、会場の参加者からベルトロ氏の作品についてや、絵の描き方についてなど多くの質問が尋ねられ、ベルトロ氏はそれらに一ずつ丁寧に答えていた。その後、展示会場に移り、ベルトロ氏自らが展示作品を紹介・解説する中、引き続き参加者からの質問に答えるなど、大変交流の多い講演会となった。

展示作品にはベルトロ氏の作品だけでなく、ベルトロ氏の師匠でありトロントを中心に活動中の山本博氏の作品も展示されており、ベルトロ氏は時折、山本氏についても触れながら作品を紹介していた。参加者は、両氏の作品に見入ったり解説に聞き入ったりと大変関心を示していた。

アルゼンチン出身のベルトロ氏は、今回ジャパン・ファウンデーションで展示会を行うのは1999年以来2回目。19歳より日本画や墨絵を学び、これまでに数々の屏風絵を作成。内15作品が山本氏の作品と共に今回展示された。