富士フイルム カナダが提案する写真のある生活 「撮る、残す、飾る、そして贈る」 写真本来の楽しみ方を伝える
6月5日、富士フイルム カナダは世界中で推進している「フォトルネッサンス」運動の流れを受け継ぐ新たな取り組み“Print Life”の提案のため、大手販売店や旅行会社、インフルエンサーなどを招き、写真のある生活がどのようなものなのかを実際に体感することのできるイベントを開催した。
日々、世界中で数えきれないほどの写真が撮られているが、その写真の多くがプリントされず、フォルダの中に眠ったままになってしまうという人も多いはず。また、写真をプリントしたいと思ってはいるものの、どのようにプリントして活用すればいいのかわからないという声が多く上がっているのも事実。そうした消費者の声に応えるために、富士フイルムカナダでは“Print Life”という新コンセプトを発信し、プリントに関する情報を提供したり、写真をプリントすることによって大切な思い出を保存したり、共有するなど写真の楽しみ方を提案することを目的とした取り組みである。
写真の活用方法を提案する新コンテンツ“Print Life”
“Print Life”は2014年から、日本をはじめとする、多くの国で取り組まれている「フォトルネッサンス」の一環としてカナダでも新たな取り組みが始まった。フォトルネッサンスは、若い世代にもプリントすることの楽しさを知ってもらうために行われており、2016年にはトロントに“Annex Photo”がオープンし、“撮る・残す・飾る・贈る”という写真の楽しみ方のリアルを発信している。
“Print Life”の公式サイトへアクセスすると、オンライン注文と店舗注文のどちらかを選択が可能で、通常の写真をプリントするだけでなくポスターやカレンダー、アルバムやスマホケースといった幅広い12の製品にプリントができる。注文を終えた後はコストコやShopper Drug MartやStaplesなどでも受け取りが行える。
“Print Life”が写真を通じて人々の生活をより豊かにしてくれる
会場で行われた挨拶の中で富士フィルムカナダの近藤道夫社長は同社は80年以上の歴史の中でより多くの方が写真を楽しめるような努力をしてきたと語った。写真がデジタル化されたことによってその楽しみ方の幅も広がり、今回のイベントでお披露目となった“Print Life”が写真を通じて人々の生活をより豊かにしてくれるコンテンツになると確信を述べ、参加者たちはクオリティの高い様々なプリント商材に驚きを表すと共に、新たな写真の楽しみ方や富士フイルムの高い技術に期待を寄せた。
また、プレゼンの中で、“Print Life”は、生活の一部分をプリントすることによって、宝物である写真を残したり共有したりすることが出来る取り組みだと説明。そのポイントは大きく3つあり、1つ目は写真をプリントすることで、世代を超えて残る貴重なものになることを意図した“Important”、2つ目は写真をプリントすることで、生活を豊かにすることという“Fun”、そして3つ目はプリントした写真はより凝った贈り物にもなるという“Rewarding”と紹介した。
“Print Life”は、家族や学生をはじめ、旅好きの方や家のインテリアにこだわる人など幅広い層の人が楽しめるコンテンツとなっている。今後はホームページだけではなく、消費者がよりわかりやすくプリントライフを楽しめるようにYouTubeなど動画配信も予定しているとのことだ。
富士フイルム・アメリカ本社 杉山 健社長
どこの国においても写真は特別な文化だと思います。最近はスマホのアルバムやSNSで共有して終わってしまうことが多いですが、それでは勿体無いと思いますので、皆さんにはより気軽にプリントを楽しんでいただきたいです。フォトプリントはウォールデコやクッションなど様々な物にも活かせるんだというイメージをつけるためにも、今回のイベントの開催に至りました。本日の反応を受け、カナダだけではなくアメリカでも同じようなイベントを行いたいと感じました。
また、デジタル化が進む中で、デジタルとアナログが融合しているinstaxは、目新しさからも最近人気が高く、撮って飾って遊べるという点で、フォトプリントをより身近に感じてもらえる商品となっております。是非、写真をプリントして楽しむ中で、生活を豊かにしてもらいたいと思います。
富士フイルムカナダ 近藤道夫社長
昔は写真をプリントしてアルバムを作るのが当たり前でしたが、今はその機会が減っています。市場調査をした際に、フォトプリントに興味はあるけど、やり方がわからないという声が多くあったため、今回の新コンテンツ発表に至りました。
“Print Life”は、カナダを中心とした取り組みであり、大きく言えば、「フォトルネッサンス」の活動の一環として行われています。スマホを中心に写真を撮る機会が増え、写真の楽しみ方も変わってきています。しかし、デジタルの上だけで楽しむのではなく、実際に写真を手にすることによって、生活を豊かにしてもらいたいというのが富士フイルムの願いです。
富士フイルム東京本社 安原吉彦氏
ウォールデコに関してですが日本と北米を比較しますと、人気となるサイズが異なってきます。家の大きさなども関係していますが、北米では大きいサイズが人気です。“Print Life”ではバリエーションを変えることによって、世界中で楽しんでもらえる商品にしています。
今回の新コンテンツの軸となるフォトルネッサンスには撮る、残す、贈る、そして飾るという4つの柱があります。今回のプロモーションでは、特に「贈る」ことと「飾る」ことに着目して、それぞれに合わせたサービスや商品を提案しています。
“Print Life”を実際に使うのが待てないイベント参加者を直撃!
Joëlleさん(右)
写真を撮るだけでなくプリントすることによって、写真が鮮明な思い出として残るのがとても素晴らしいと思います。今後は“Print Life”を活用してより幅広い写真の楽しみ方を見つけていきたいです。
Rachelさん
写真を印刷することは思い出を残すだけでなく、インテリアの一部にもなるのがとても素敵ですよね。簡単に、直感で自分の欲しい形で思い出を残せるという点で“Print Life”はとても魅力的だと
思います。
Carolynaさん
私は写真がとても好きなので、今回の“Print Life”の取り組みは写真の楽しみ方の幅を広げてくれる点でとてもわくわくするものです。プリントがより簡単になることで、今までとは違う形で思い出を残し、いつでも思い出せるようにすることでより楽しく毎日が送れるようになるのではないかな、と思います。
アプリが無くてもその場で写真がプリントできる
“GetPix DASH”
今回のイベントで“Print Life”と並行して発表されたのが“GetPix DASH”という新製品。ネット環境さえあればアプリを介さずとも気軽にスマホの中にある写真をプリントすることのできる画期的な製品だ。
TORJA編集部でも実際 “GetPix DASH”を体験してみたところ、あっという間に数々の写真がプリントアウトされて感動!プリントされた写真を手にしてみると、スマホのアルバムやSNSで見るのとはまた違った良さを感じることができ、プリントフォトの良さが再認識できた。
写真を撮ってその場でそれを贈り物として贈ったり、家に帰ってから写真を飾るという富士フイルムの写真哲学を体現してきたinstax。日本でも若者を中心に人気の高いこの製品に新しくinstax SQ6が仲間入りすることが発表された。
・正方形だからこそ可能な表現
instax SQ6の特徴の1つとして正方形にプリントアウトができること。でも今までのinstaxと違うのはその大きさ。従来の1.3倍の大きさのチェキがプリントできるからこそ、その場の空気を写真に収めることが可能に。正方形なのはチェキだけでなく、instax SQ6のボディも真四角に!真四角ボディはメタリックボディ目を惹くとても洗練されたデザインとなっている。色はパールホワイト、ブラッシュゴールド、グラファイトグレーの三色展開。使う人の好みに合わせて可愛くも大人っぽくも持ち歩けるのが◎。
・セルフィー機能
チェキを撮るとき、スマホと同じようにセルフィーが簡単に撮れればと思っていた方も多いのでは?instax SQ6には新たにセルフィーモードとセルフショットミラーが搭載され、映る範囲やセルフィーに最適なピントと明るさが自動で調整される。ファインダー越しの世界だけでなく、ミラー越しの世界まで楽しく撮れそう。
・幅広い撮影方法
新しい撮影機能はセルフィーモードだけに収まらない。是非注目していただきたいのが二重露光モードとカラーフィルター。二重露光モードでは2回シャッターを押すことで1枚のフィルムに画像を重ね、よりアーティスティックな写真を撮ることが可能になった。カラーフィルターはオレンジ、パープル、グリーンが初めから同梱されており、フィルターを取り換えるだけで全く違った世界観を映せること間違いなし。
富士フイルム 製品紹介ウェブサイト
・Print Life
fujifilmprintlife.ca
instagram.com/fujifilmprintlife
・instax SQ6
fujifilm.ca/products/instax/cameras/instax_square_sq6/
「楽しい!」気持ちが止まらない
instax SQ6を使った感想をイベント参加者に直撃!
Milliさん
オリジナルのinstaxを持っている分、instax SQ6の素晴らしさがよくわかりました。正方形のチェキが可愛いのは勿論ですが、写真そのものの画質も高く、二重露光やカラーフィルターと言った魅力的な機能も満載なのでこれを機会に新しく購入しようと思います。
Lauraさん
SQ6を実際に使ってみた所、とにかく「楽しい!」という気持ちが止まりませんでした。セルフィ―モードをはじめとした様々な機能が搭載されているので、色々な写真を撮って、すぐに友達と共有できるのもいいですね。
Karinさん(左)
初めてSQ6を使ってみたのですが、思っていた以上に写真を撮るのが楽しかったです!instaxのある生活を考えるととってもわくわくしたので、自分でもinstaxを購入したいと強く思いました。