FUJIFILM X-H1 高剛性・堅牢ボディに高画質と快適な操作性を凝縮した Xシリーズ最高パフォーマンス機がついに登場!

富士フイルム初となるボディ内5軸手ブレ補正を搭載しハイクオリティな動画撮影も機能が満載!

縦位置パワー・ブースター・グリップVPB-XH1を装着したX-H1

富士フイルムカナダは同社が誇る高画質ミラーレスカメラ「X-T2」から動画機能と写真撮影機能が進化したハイブリッドカメラ「X-H1」の発売を記念し、カナダ各都市で富士フイルムファンやカメラマン・クリエイターをはじめ、YouTuberなどのインフルエンサーを招き、同機種に見て・触って・使えるイベントを開催した。

TORJAでは、2月27日に開催されたトロントのイベントに参加し、実際にX-H1を使いながら、ボディ内手ブレ補正や動画クオリティのバリエーションなどを体験した。アナログ感がお洒落に感じるダイヤル操作やがっちり手にフィットするグリップから感じる重厚感溢れるボディの魅力などを徹底リポート。

ユーザーの声に応えた機能満載のX-H1

Xシリーズ最高の動画性能が備わったX-H1には5軸手振れ補正や2400万画素という高い画素数、“ETERNA”の追加など魅力的な新機能が目白押しだ。

・In-Body Stabilization(IBIS)が搭載された、Xシリーズ最強の一台

富士フイルムのカメラ機種として初めてとなるボディ内5軸手振れ補正を搭載し、5段以上の手振れ補正を実現している。この手振れ補正、実際に映像を見てみるとその違いに驚くこと間違いなしだ。レンズに手ブレ補正機構が備わっている場合はそちらを優先し、足りない補正軸をボディ内手ブレ補正で補う作りになっている。

・フィルムシミュレーションによる映画のようなタッチ

表現したいことに合わせた色調表現等をフィルムを交換するような感覚で楽しむことができるフィルムシミュレーションは16種類搭載されている。その中で新搭載となったのは“ETERNA”。シネマのような映像をデジタルで追及し、落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンが特徴となっている。フィルム製造に80年以上携わってきたからこそ出せる同社ならではの色づくりの理念とノウハウが詰め込まれた独自機能でオリジナル性豊かな作品作りが期待できる。

・高耐久仕様なのに使いやすいボディでシャッターチャンスを逃さない

ボディはマグネシウム合金製で高耐性・高耐久仕様。外装のマグネシウム合金は厚みを現行比で25%アップし、104か所のシーリングを施すなど防塵対策をしっかりと施すことで従来よりも2倍の強度を持たせ、40名の写真家によるフィールドテストでは1度も故障が無かったという高いパフォーマンスを発揮した。このような信頼のおける防塵・防滴構造だけでなくマイナス10度にも耐えられる。

シャッターボタンは新開発されたフェザータッチシャッターと言われるリーフスプリング式のシャッターボタンを採用。半押しからシャッターを切る感触がほぼないのが特徴となってる。軽い押し心地だからこそ、ブレを抑えてシャッターチャンスにすぐ反応することが可能に。

・ファインダーを覗くと広がるワクワク感

ファインダー倍率0・75倍、369万ドットという驚きの数字はミラーレスカメラでも最高クラスだ。この性能はX-T2の上をいくものになっており、写真を撮るときにファインダーを覗くのがよりワクワクするに違いない。写真を撮る人の使い勝手だけではなく、気持ちに寄り添ってくれるような高揚感が生まれてくる一台だ。

プロカメラマンから見ても魅力的な使い勝手と性能

イベントで行われたプレゼン冒頭では富士フイルムカナダのVice President兼ジェネラルマネージャーであるケリー・ケリー氏から来場者への感謝が述べられた。また、ケリー氏は今回のイベントの目的はX-H1を実際に手に取っていただき、撮影スペースでカメラを使うことで実際の性能や使い勝手を確認してもらうことだと語った。勿論X-H1だけでなく、陳列されているXシリーズやGFXシリーズも実際に手に取っていただければと期待を寄せた。

近藤道夫社長は、X-H1はXHシリーズ最初のモデルであり、そのHはハイパフォーマンスを意味することからプロやプロのような写真を撮りたい方々をターゲットにしていると語った。マグネシウム合金のボディ、人間工学に基づいた設計、改善されたオートフォーカスなど注目する点は多々ある中、近藤社長は新しいフィルムシミュレーションETERNAを取り上げた。ETERNAとは2004年に発売されたフィルムであり、その繊細なタッチは作品をたちまち映画のようにしてしまうという。実際にX-H1とETERNAを駆使して会田正裕監督が撮影したショートムービーが上映され、観客はX-H1が作り出す世界観に引き込まれていた。フルサイズの動画は現在富士フイルムの公式YouTubeから観ることができるため、興味のある方には是非チェックしていただきたいと近藤社長は挨拶を締めくくった。


プロダクトマネージャーであるビリー・ロン氏はこのイベントを通して何故富士フイルムがX-H1をハイパフォーマンスカメラとして位置付けているのかを伝えることが楽しみだと語った。プレゼンでは日本でこだわりぬかれた製造工程やオートフォーカスの仕組み、そしてIBISの機構説明など初心者にとってわかりやすいだけでなくカメラの熟練者が納得するような内容でX-H1の性能やその裏付けについての説明を行った。

最後には映画やドラマのスチール撮影を行うロバート・ファルコナー氏とドキュメンタリー監督であるパトリス・ハリー氏が招かれ、開発段階から現場でX-H1を使った感想などについてのパネルディスカッションが行われた。

ファルコナー氏はカメラで大切にしているのはシャッター音の静かさと画像の鮮明さだと語った。発売当初からX-T2を使ってきた氏はX-H1のフリップスクリーンやIBISが撮影の幅を広げてくれたと述べた。フリップスクリーンを活かして難しいアングルからの撮影に挑戦してみても、IBISがあるから安心して写真を撮れるという。


一方のハリー氏はドキュメンタリー監督ということもあり、動画撮影を通じてX-H1の機能に触れてきた。ハリー氏はアイスクライミングのドキュメンタリー撮影をX-H1で行い、とても過酷な環境にあっても高い性能を発揮したX-H1に大満足だったと語った。特に、アイスクライミングのような危険な撮影では一発で欲しい映像や写真を撮らないと安全に関わるため、人間工学に基づいた使い勝手の良さに助けられたとプロフェッショナルの視点から同機種の魅力を述べた。

カメラに精通した参加者が語るX-H1の魅力

クリス・ハウさん
YouTuber:thechrishau

動画や写真を撮ったりするのでフリップスクリーンがとてもありがたいです。今まではできなかったアングルにも挑戦してみたいです。実際にX-H1で写真を撮ってみたのですがわかりやすい操作で撮りたいものが撮れるのでカメラと一体になった感覚が味わえます。動画を撮るときはIBISのおかげで手振れを気にせず快適でした。

リジー・ピアスさん
YouTuber:Lizzie Peirce

最初に目についたのが色の鮮やかさです。こんなに綺麗な作品になるなら外に出かけて写真を撮りたくなりますね。色だけでなく面白そうな機能もたくさんあるのでこれから勉強していきたいです。ライブビューも使い勝手が良く、写真を撮る人のことを考えた設計になっているように感じます。

ザビッツ・リーさん
YouTuber:Zed Pro Media

私はこれまでX-T2を使って動画や写真の撮影をしてきました。今日は会場内に撮影スペースが設けられているので実際の使い勝手や色味などを見ることができてよかったです。X-T2と比べて一番気に入ったのは何といってもグリップ。力を入れなくても手に馴染み、カメラが持ちやすいので気に入っています。既にX-H1を注文したので実際に手に入れるのが楽しみです。

ニコラ・アダムスさん

私はこれまで富士フイルムのカメラを使ったことが無かったのですが、今日のイベントで使ってみたいと強く思いました。ビデオや写真を撮ることが好きなのですが、シネレンズを使うことで綺麗な映像を撮れるようになることをを知れたのは大きな収穫でした。注目のX-H1だけでなく、小型ミラーレスも魅力的でした。

X-H1への期待を語る近藤道夫社長

X-H1はユーザーの声があったからこそ生まれた機種

FUJIFILM Canada
近藤道夫社長

今回のトロントでのX-H1発売記念イベントはカナダで3か所目になります。X-H1は一眼レフとミラーレスの間という立ち位置になっており、IBISだけでなくグリップの改善によって特にビデオ撮影をされる方に喜んでいただけるカメラになりました。6月には「MKX18-55mm T2.9」と「MKX50-135mm T2.9」というシネレンズが2本発売されますのでそちらも是非楽しみにしていただけたらと思います。

富士フイルムはフィルムメーカーとして元々レンズと絵作りに強いというイメージがあります。X-H1を開発するにあたってETERNAという映画用ネガフィルムの色合いが出るようにすることで肌のトーンが大きく変わってきます。こういった部分にこだわりを持っている方は多いので今後も力をいれていきたいですね。

FUJIFILM Canada Product Manager
ビリー・ロン氏

X-H1の発表は私たちにとっても大きなニュースでした。お客様にX-H1の良さを感じていただくため、会田正裕監督を迎えての撮影も行いました。ミラーレスカメラは当初大きさや重さといった持ち運びの面を重視していましたが、最近では本格的な写真を撮ってみたいというミラーレスユーザーが増えたため、X-H1のような機能や性能を備えたカメラは重要なモデルになると思います。

FUJIFILM Canada
ジェリー・ジュリアンさん

撮影エリアでは、実際にセットを使うことでX-H1だけでなくレンズによる違いを肌で感じていただくことできました。ビデオ機能を使う方々からはグリップとIBISが好評だったようです。結婚式の撮影はビデオと写真の両方を使うことがとても多いので、設定内容を維持したままスムーズにビデオと写真の切り替えが行える点は重宝してもらえると思います。

異なるレンズを使っての撮影ブースには多くの人が詰めかけた

FUJIFILM Canada
フランシス・ベルフォイさん

X-H1を触られた方からは「こういうカメラを待っていた」という声やIBISの登場を喜ぶ声をいただきました。もっと綺麗に撮りたい人やプロフェッショナルな方に手に取っていただきたいです。動画関連の機能は20以上追加されているのも、カメラ好きな方々には喜んでいただけているようです。

TORJA編集部がX-H1を実際に触ってみた

編集部でも実際にX-H1を手に取り、その使い勝手と性能の良さに恋に落ちてしまったと言っても過言ではない。使えば使うほど奥が深いX-H1、会場から持ち出して写真だけでなく動画も撮影したいなんて気持ちに駆られてしまった。

IBIS無しの撮影なんてもう考えられない!

まず一番驚いたのがIBISの有無によって大きく変わる動画の質!!実際に動画を撮ってみたのだが、IBISがOFFの状態だとどうしても映像が揺れてしまい、見ているだけで酔ってしまいそうになる。でもこれをONにして撮影をすると驚くほど手振れがなくなる。

欲しい瞬間を切り取る

私はいつも、ここだ!と思った瞬間と実際にシャッターボタンが切れるタイミングが違うため、使えない写真ばかり増えてしまうのが悩み。だがX-H1のシャッターはこれまで私が触ってきたものと全然違った。最初は押した感覚がとても軽かったため気が付かずに連写していたくらい。慣れてくると撮りたい瞬間にばっちり反応してくれるシャッターの虜になってしまった。

もう一つ魅力的だったのはその静かなシャッター音。職業柄、スピーチしている方の写真を撮ることも多いのだがその時シャッター音が周りの方のご迷惑にならないか不安になる。色々な悩みを解決してくれるシャッターボタン、写真を撮る人にとってはすごくありがたい機能のはずだ。