感激の優勝(その2) | ゴルフ体験記 第12回

2番ホールからは、徹底して低いボールで攻めました。転がし戦法です。他の選手は、同じく60歳以上の選手ですが、普通なら250ヤード以上飛ばす力があるのに、風に煽られて右、左にフェアウェイから外れます。何だか、気の毒になって来ます。「イヤ、人のことを心配するより、自分のゲームに専念するように」と天の声が聞こえます。

グリーンも練習グリーンと違って、短く切ってあり、早いの何のって!それに、時々突風でとんでもない方向へ転がって行きます。もう無我夢中で、2パット、2パットと自分に言い聞かせて進みました。

結果は、3パット1回、バーディ1回、トータル77で優勝することができました。公式試合での初優勝です。賞金は6万ドル…?


とんでもない、600ドルですョ。でも、賭けゴルフで勝ったのとは違って、公式試合で稼いだ600ドルですから、値打ちも「ひとしお」です。もっとも、すぐに新しいヤマハ・ゴルフクラブに化けてしまいましたが…。

そして、同年秋のゴルフ・ティーチャーズ・ワールドカップへカナダ代表としての出場権を得ることができました。思ってもみなかった栄誉をもらい、生涯記憶に残る感激した1日でした。

ゴルフ・ティーチャーズ・ワールドカップは、僕の大好きなラスベガスで開催され、国際色よろしく24ヶ国の選手が集まり、小オリンピックのムードです。アメリカ、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ各国はもとより、日本、中国、韓国、台湾、タイ、インドからも大勢参加しています。4日間の試合の結果、スーパーシニアの部で3位入賞、300ドルの賞金がありました。

2009年にカナディアン・ゴルフ・ティーチャーズ・カップが同じくクロスウインズ・ゴルフクラブにて開催され、再挑戦し2度目の優勝を果たしました。そして同年、ノースカロライナ州ヒルトンヘッドでワールドカップが開催され、ここでも3位入賞することが出来ました。

ここに、紙面をお借りして、ここまで育てて下さった先生諸氏に厚くお礼を申し上げます。


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カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7

2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。