第3回“日本酒の日”イベント開催

Sake Institute of Ontario主催 10月1日の日本酒の日を祝い、
第3回“日本酒の日”イベント開催

小澤彰太郎さん、Vivian Hatherellさん

小澤彰太郎さん、Vivian Hatherellさん

歓迎のスピーチをするVivian Hatherellさん

歓迎のスピーチをするVivian Hatherellさん

参加者が舌鼓を打つメニュー

参加者が舌鼓を打つメニュー

伊東仁さん、伊東あいこさん

伊東仁さん、伊東あいこさん

Ozawa Canada 林和人さん

Ozawa Canada 林和人さん

鈴木信次さん、金盛啓介さん、 西村信博さん、石塚理恵さん

鈴木信次さん、金盛啓介さん、
西村信博さん、石塚理恵さん

JFC 楢崎英樹さん、野口延明さん

JFC 楢崎英樹さん、野口延明さん

中山正樹シェフがShibuiの人気メニューを振舞う

中山正樹シェフがShibuiの人気メニューを振舞う

泉酒造 竹田恵さん

泉酒造 竹田恵さん

酒蔵カナダ 松本真梨子さん

酒蔵カナダ 松本真梨子さん


日本酒の日とは?

今年で36回目を迎える“日本酒の日”。由来は諸説あるが酒の字に干支の“酉”と言う字が含まれており、それが10を指していることや、10月から翌年9月までが「酒造年度」とされており、古い蔵元では10月1日を「酒造元旦」として祝う風習からきているという。また新穀が実り酒造を始める月であるからと言う点や全国各地で海や山の幸が多く収穫される時期で日本酒が美味しく味わえる季節であるということも含め、日本酒造組合中央会が1978年に10月1日を“日本酒の日”と定めた。

Sake Institute of Ontario(以下SIO)は、9月29日に日本酒週間の始まりの日として今年オープンしたばかりの炉端レストランShibui Robata Barにて第3回目となる“Nihonshu no Hi”を開催した。今年5月に行われた第3回Kampai Torontoも記憶に新しい中、今回のイベントも100枚以上のチケットが即座に完売となる大盛況ぶりだった。

今回のイベントではお酒の種類ごとではなく、作られている地域によっていかにお酒の味や特徴に変化がでているのかを体験してもらえるように工夫されていた。会場の中心には日本地図がおかれ、またそれぞれの酒蔵を代表する各エージェントも地図や写真などでお酒の味だけではなく、その地域や酒蔵の歴史や文化的背景から材料や作られ方などにフォーカスしてお酒を紹介していた。

6時半の開場前から参加者は列を作り、日本酒への関心の高さが伺えた。会場には8つのエージェントがそれぞれ1つまたは2つの酒蔵を代表し日本酒の紹介を行っていた。Ozawa Canadaの八海山(新潟県)、Metropolitan Wine and SpritsのMurai Family(青森)、真澄(長野)、Ontario Spring Waterの泉(オンタリオ)、Kado Enterpriseの奥の松(福島)の一部はLCBOで購入することが可能だ。また多くの日本食レストランでのみ楽しめる、酒蔵カナダの菊正宗(兵庫)、白川郷(岐阜)、JFCの伝心(福井)なども当日は味わえ、参加者は気に入った日本酒の購入方法や取り扱っているレストランの情報まで確認していた。  日本酒とともに来場客に振る舞われた料理は、Shibui Robata Barの料理長であるニューヨークで活躍していた日本人シェフ中山正樹さんが担当し、同店の人気メニューであるギンダラ、サーモン、豚バラ、ホタテなどの炭火炉端焼きが提供された。またハマチやサーモンの創作ロール寿司も提供され、参加者たちは日本酒との飲み合わせなども含め、食事を満喫していた。

途中SIO代表のVivian Hatherellさんから歓迎の挨拶があり、第3回目の日本酒の日のために集まった参加者に感謝を述べ、またイベント会場として料理を振舞っているShibui Robata Barスタッフにも感謝を述べた。そして今回の日本酒の日のコンセプト「地域性」について、カナダ人唎酒師である Michael Tremblayさんは、種類別ではない、新しい日本酒の趣向性を参加者に提示し、さらに日本酒に興味をもって楽しんでもらいたいと述べた。 数年前までは日本酒=ホット酒というイメージや種類も何も知らない人が多かったことなど想像がつかないぐらいに、Kampai Torontoを始めとするこの3年間のSIO主催のイベントで多くの人がより日本酒のことを知り、それと同時に日本食への関心も高まっている傾向があるトロント。終始賑やかに進められたこのイベントをきっかけに、さらに多くの人が日本酒を楽しむことだろう。