まるでヨーロッパの街中「フレンチカナダ」 | H.I.S.オススメ オトナの旅


 フレンチカナダ。オンタリオ州の東側に隣接していケベック州は、カナダで唯一、公用語がフランス語である。街中の道路標識などはすべてフランス語で記載がされており、同じカナダなのに全く別の国のように感じる。カナダでトロントに次ぐ二番目に大きな都市、モントリオール。〝北米のパリ〟という異名も持つほどの街並みは、ヨーロッパ調の建物が立ち並び、まるでヨーロッパの街中を歩いている様な錯覚を起こす。トロントからは飛行機で約1時間、VIA鉄道・長距離バスで5時間~6時間。メープル街道沿いの長閑なカナダらしい景色を楽しみながらの旅路である。

 モントリオールに行くならば外せないナンバーワン観光スポット、ノートルダム大聖堂。外観はそこまで派手ではないが、中に一歩踏み入ると思わず息をのむほどの幻想的な空間が広がっている。ほかの教会とは全く違った美しいブルーのステンドグラスが印象的。お昼過ぎにはパイプオルガンの生演奏が行われている。夜になると外観がライトアップされ、また違った印象の教会を見ることができる。


 セント・ジョセフ礼拝堂もモントリオールで外せない観光名所だ。カナダで一番大きな教会であり、北米三大礼拝地であるこの教会には年間200万人以上の人が訪れる。高台に位置している為、モントリオールの街が一望できる。この教会を作ったアンドレ修道士は、ここへお祈りに来た身体が不自由な人や病を抱えてる人の容態が回復したという話が広まったことから、奇跡の人と呼ばれており、現在でも、身体が不自由な方がたくさんお祈りに来るそうだ。

 旅の楽しみの一つとしてローカルフードは欠かせない。ここモントリオールといえばスモークミートやプーティンが有名だ。スモークミートのサンドイッチは軽食・昼食などにちょうどいい。また、カナダの名物でもあるプーティンはここケベック州が発祥の地だ。フライドポテトにチーズとグレービーソースという、すごくハイカロリーな食べ物だが、食べてみると意外とはまってしまう人が多い。旅行中くらいはカロリーを気にせず美味しいものを好きなだけ食べるというのもいいかもしれない。


 モントリオールから少し足をのばして、北米唯一の城塞都市であり世界遺産にも登録されているケベックシティへも行ってみた。旧市街地はアッパータウンとロウワータウンに分かれている。アッパータウンには、ケベックシティの象徴ともいえる歴史的ホテル〝フェアモント・ル・シャトー・フロントナック〟が建っている。宿泊者でなくてもホテル内ロビーなどの見学ができる。


 また、ロウワータウンにはたくさんのショップが立ち並ぶ。可愛い雑貨店でお土産を購入したり、カフェで一息休憩をしたりと楽しみ方は様々だ。

 また、北米最大級の要塞、シタデルは、現在でも軍の施設として使用されており、夏の期間(6月~9月)は毎朝10時より約40分間の衛兵交代式がフランス語で行われている。


 2018年6月からは日本からモントリオールの直行便も就航もスタートし、日本からのアクセスも容易になった。秋は紅葉がとても綺麗で有名なフレンチカナダ。この夏秋の旅行先に検討してみてはいかがだろうか。