エイチ・アイ・エス(HIS)がM&Aでグループ企業化した「itravel2000.com」初の路面店をシェラトンホテルにオープン!

バイスプレジデントを務めるダイアン・ジャクソンさん(左)とフランク・デマリニス社長(右)

バイスプレジデントを務めるダイアン・ジャクソンさん(左)とフランク・デマリニス社長(右)

テープカットを行う伊藤総領事とデマリニス社長

テープカットを行う伊藤総領事とデマリニス社長

店舗はシェラトンホテル内、以前のHIS店舗

店舗はシェラトンホテル内、以前のHIS店舗

 11月12日、エイチ・アイ・エス(HIS)が今年1月に買収したRed Label Vacations Inc.が展開する「itravel2000.com」が初めての路面店を出店するにあたり、記念レセプションが開催された。カナダマーケットで圧倒的なブランド力と利用者数を誇る「itravel2000.com」によって北米でのさらなる展開を図るHISカナダ。今回の初路面店にも多くの期待が集まっている。

オンライン旅行予約サイトが構える初めての店舗

 Red Label Vacationsはバンクーバーに本社を置く旅行会社。展開している事業の中でも、「itravel2000.com」はカナダでも人気を誇るオンラインの旅行予約サイトだ。特にパッケージツアーをはじめとするホールセールにおいては強い存在感を示している。その「itravel2000.com」が今回、HISとの合併を機に初となる路面店を出店する。

HISは成長を続けるダイナミックな企業

 最初に登壇したのは伊藤恭子・在トロント日本国総領事。今回の出店に対する祝辞を述べた後、この合併に対する期待を示した。HISは日本を代表する旅行会社であり、多くのカナダ人旅行客を日本ならではのおもてなしで迎え入れてきたとした。さらに、旅行だけでなく列車の切符やホテル事業にも積極的に取り組むなど、「発展を続けるダイナミックな企業」だとその活動の幅を強調。中でも今回の「itravel2000.com」の出店は日本、そして日本への旅行をさらに多くのカナダ人旅行客に紹介する絶好の機会なのではないかと期待を寄せていた。

 伊藤総領事はさらに、より多くのカナダ人旅行客に日本を訪れてほしいと語った。国土は狭いものの、その中でも様々な気候・風景・文化を楽しめることができることや、四季に伴い楽しみ方も変わっていくことなど、その多様性を特に強調。さらには、初めて日本を訪れる旅行客に人気の東京・京都・大阪のほかに北海道や沖縄、さらには広島など、日本全国にそれぞれの楽しみ方があると指摘。日本を訪れ、直接「おもてなし」の精神を体感してほしい、と述べた。

日本の「おもてなし」精神を感じられるサービスに期待

 これを踏まえ、HISと「itravel2000.com」に対して大きな期待を寄せていた伊藤総領事。それぞれの知見を合わせ、共に旅行者に向けたアドバイスを多く提供することが可能だと語った。さらに、2020年のオリンピックを踏まえているということもあり、より多くの観光客に日本を訪れてほしいと意欲を示し、そのためにもHISと「itravel2000.com」が最高のアドバイスとサービスを提供してくれることに自信がある、と結んだ。

旅行を通してカナダのコミュニティに貢献

 次に登壇したのは、HIS-Red Label Vacationsの代表を務めるフランク・デマリニス氏。今までの道のりにおいて支えてくれた仲間やサポーターに感謝の言葉を述べた上で、今までオンラインで事業を展開してきた旅行予約サイトが店舗を出す意義について言及した。中でも特に強調したのは「カナダ人のため」という視点だ。

 デマリニス氏は今まで旅行産業において数々の合併が行われてきたが、失敗したものもあった、と指摘。しかし、様々な事業に意欲的に挑戦する自由な環境があるHISとだったらカナダの旅行市場が必要としていることを追究できるのではないか、と自信を示した。

 地理的に近いということもあり、カナダ人旅行客にはカリブ海などのリゾート地が人気だとした上で、「最近の旅行客はビーチ以外のものを求め始めている」とその需要の変化を指摘。そこでHISと手を組むことで、元々力を入れていたリゾートの他に、一般的な旅行予約サイトでは見つからないようなユニークな旅行プランも提供する予定だと語った。

 「店舗を出すことで旅行を通じてコミュニティに貢献できるか否かを試す時がやってきた」とこれからの事業に対して意欲的な姿勢を見せた。

HISカナダ・トロント支店長
佐々木健一郎さん

 「itravel2000.com」の初店舗に際し、やはり同社の強みはカナダにおける現地の市場だと思います。これだけ多くの現地の関係者が今回のレセプションに集まっていただきましたが、これはHISのネットワークだけでは不可能です。この合併を通してよりHISが日本人以外のお客様にもさらに知っていただけるのではないかと期待しています。「日本に行くならここの旅行会社」という感覚で来ていただければ幸いです。

 日本人の皆さまには、この合併を通してカナダと日本のいいところを融合することができればと考えています。店舗にはHISの日本人スタッフがいるので、日本的なサービス精神を忘れずにこれからも広めていきたいと考えています。一方で、業務におけるシステム化などを考慮すると「カナディアン」な企業になったのではないでしょうか。今までアナログだった部分がシステム化されたので検索の幅が広がったのはもちろん、キューバなど彼らが持っているリゾート地のリソースはとても強いものなので選択肢の幅もさらに広がり、皆様にお値段を含め数多くのオプションをご提供できると考えております。 

HISカナダ
桐生信義さん

 今回の出店はHISとしても「itravel2000.com」としても初めての試みなので、それぞれの良いところをしっかり残したまま、初店舗のスタートが切れたことは安心しました。同社はここカナダの旅行客に非常に人気のあるブランドであり、一方でHISは日本やアジア圏においての知識を多く持っています。

これからはカナダからの旅行客に対してアジア方面への旅行に関するコンサルティングでシナジーが生まれるのではないでしょうか。カナダの旅行客の皆様にとって日本は得体の知れない場所なのではないでしょうか。そこで、しっかりと日本のことを知っているスタッフが対面にてお話しできるというのは「itravel2000.com」としても大きな伸びになると思います。

 また、店構えは変わりましたが、店舗内にはHISで働いていたスタッフが変わらず働いています。HISの商材もそのまま取り扱っているので、お気軽にお越しください。

店舗で接客を担当する
久米井佑佳子さん(左)・中尾美波さん(右)

 以前のHISと比べ、ヨーロッパやカリビアンといった地域やバケーションの領域やお値段のバリエーションが格段に増えました。この店舗では日本語でも対応しておりますので、安心していらしてください。いつでもご来店お待ちしております。

 カナダから旅行する日本人のお客様が典型的にイメージする旅行先以外の行き先を私たちが提供できれば、と考えています。また、フライトなどの移動手段も幅広く提案でき、価格的にもリーズナブルに様々な旅行先やプランを提供できると思っております。