もう一度行きたい国 水の都 イタリア「VENEZIA(ヴェネツィア)」 | H.I.S.オススメ オトナの旅


 もう一度行きたい国と言えばどこだろうか。一回行ったにも関わらず、行きたくなるところは、それだけ魅力があり、何度行っても楽しめるくらい、美しいものが広がっているのではないかと想像する。今回はもう一度行きたい国、イタリアの中でも私がお勧めするのは、水と街のコラボレーションが何とも幻想的なヴェネツィアについて紹介しよう。

 ヴェネツィアは英語では「VENICE」と呼ばれイタリアの北東部に位置する。トロントからはフランスのパリを経由し約11時間。ヴェネツィアの空港から水上バスを利用し中心部、サン・マルコ広場へ。水上バスを降りると目の前に広がるのはサン・マルコ寺院、右にはドゥカーレ宮殿、左には96・8メートルの大鐘楼、北側には時を告げる時計塔。これだけでも満足できるが、この街の魅力といえば、大賑わいとなるカーニバルだ。


 2019年のカーニバル本期間は2月23日から3月5日だ。カーニバルはイタリア語では「カルナヴァレ」といい、四節句(復活祭前の40日間)を迎える前に、人々が食肉に感謝する謝肉祭だ。カーニバルの目玉は何と言っても参加者の多くが仮面を被っており、カーニバルの最後には仮面コンテストも開かれることだ。


 狭いところに多くの人々が暮らすヴェネツィアでは、古くから素性を隠すために仮面が使われていたという。階級や身分の違いが色濃く出ていた当時、平民も貴族も祝祭であるカーニバルの時だけは、身分関係なく平等に楽しむことができるようにと、自分や相手の素性を隠す仮面がつけられるようになったといわれている。

 カーニバルに参加するとなれば早速、仮面を買いに街へ繰り出した。色とりどりの仮面が店に並んでおり、より幻想的な街を見ることができた。街行く人は皆、自分を隠し、人種や性別関係なく対等であることを物語っているようだ。そして仮面を付けたら、ゴンドラに乗り、風を感じながら橋の下をくぐり抜け、ヴェネツィアの街並みを優雅に堪能してもらいたい。


 そして、イタリアの食べ物といえば、日本人の皆さんが想像するものはなんだろう? おそらくパスタとすかさず言うのでは!?パスタにも種類がたくさんあるが、今回はヴェネツィアで必ず食べていただきたいイカ墨パスタ、ボンゴレビアンコを紹介する。近海の街であるため海鮮パスタは最高においしい。また、パスタのみでなく、本場のティラミスやジェラートも1度は試していただきたい。お洒落なカフェのテラスでコーヒーと一緒に食べるデザートはまさに絶品であり、誰もが憧れる光景ではないだろうか。


 お土産には是非ヴェネツィアングラスや刺繍品がお勧めだ。1つ1つハンドメイドで、繊細な模様が美しい。ガラスも色とりどりで記念に自分へのお土産として買って帰りたいほどだ。

 ヴェネツィアはいつか沈んでしまう可能性があると言われ、地下にあるプレートは毎年数ミリずつ沈下しているという。また、高潮により建物の老朽化も進んでおり、水中には沈んだ建物がいくつか見られる。ぜひ機会を見つけて早い時期に一度は訪れてもらいたい都市の一つだ。