ホリーさんが語る、オンタリオの大自然で出会う動物たち

本誌コラム「オンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズの楓の森の歩き方」 でおなじみの

ホリーさんが語る、オンタリオの大自然で出会う動物たち

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人懐っこい愛くるしいチップモンク

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道路を横切るムース

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OOA代表のホリー・ブレフゲンさん

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アルゴンキンの大自然をバックにホリーさんと
愛犬のストラダー

All Photos by Tomoki Onishi


本誌コラム著者としてもおなじみの、オンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズ代表のホリー・ブレフゲンさん。これまで大自然を旅する日本人旅行者向けツアーやガイドを通し、オンタリオの大自然の中で出会ってきた動物たちとのエピソードを語ってもらいました。

アルゴンキンパークで出会った5月のムースたち

先日(5月中旬)もドライバー兼ガイドとしてアルゴンキンパークに行ってきました。そのとき見ることができたのは雌の2,3歳のムース数頭でパークに隣接するハイウェイ60号線のあたりでした。ムースたちは長い冬をじっと耐えていたため、お腹を空かせて何か栄養分を欲しており、特に冬の間道路にまかれ、その後除雪機によってハイウェイのそばの溝に吹き飛ばされた塩を好み欲していました。じっと観察してたのですが、その時のムースたちは見るからに飢えていて、今年の冬がいかに厳しかったのかを窺い知ることができました。

カナダで見る、日本の夏の風物詩「蛍」

アルゴンキンパークに限らず、オンタリオの自然がある場所はどこもいい場所でおススメです。私の裏庭では、なんと蛍を見ることもできて、その光景はまるで妖精が踊っているようです。日本人になじみ深い蛍ですが、日本で蛍のことを聞いたときは私はそんなに興味を抱かなかったのですが、実際にここで見てみたら、「なんてきれいなの!」ととても驚きました。この出来事以前の私同様、カナダ人の多くはこの蛍のことに気付いていないのです。そういう点で、日本人の自然に対する感受性は素晴らしいものだと思いますね。


Holly Blefgen (ホリー ブレフゲン)

オンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズの代表。ナチュラリスト。春から秋にかけてカヌーととトレッキング、冬はテレマークスキーでネイチャーフィールドへ。30年余りに及ぶガイド経験を持ち、オンタリオ州及び日本における文化・歴史・自然にフォーカスしたツアーを通して、クライアントとその情熱を共有することを愉しみにしている。
オンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズ ウェブサイト: ontariooutdooradventures.com