[FUJIFILM × TORJA] Vol.1 写真家 Don Craigさん インタビュー

「撮る、飾る、残す、贈る」写真を楽しむ魅力を伝えるシリーズ
Vol.1「プロカメラマン、本気でチェキを楽しむ」

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若い頃から写真に興味を持ちながら、デザイナーとして活動していたDon Craigさん。仕事を通じて出会った写真家達に影響を受け、自身も写真家としての道を歩むことを決める。そんなDonさんがチェキと出会ったきっかけやチェキだからこそ楽しめるシーンなど、写真に対する思いを語ってもらった。

チェキとの出会いを教えてください。また、チェキの魅力的なところはなんですか?

チェキとの出会いのきっかけは娘でした。彼女へのプレゼントとして、初代モデルがカナダで販売開始になったタイミングで購入しました。しばらくして、富士フィルム「X」のカメラマンとして働かせていただくこととなり、“Instax Mini 90”を勧められました。魅力を挙げればキリがありませんが、何より出来立ての写真をその場でプリントして手渡せる点ですかね。写真を受け取った時のあの驚きと喜びに満ちた人々の表情を見ることが私にとって満足感に満ちた瞬間の一つです。
チェキ歴はどのくらいになりますか?

“Instax Mini 90”を使い始めて数年になります。このMini 90は私のお気に入りのモデルですが、今年の春に発売が予定されている新しいモデル“instax SQUARE”に興味を持っています。またチェキプリンターである“Instax Share SP-2 Printer”も同じく愛用していますが、こちらもオススメですね。

プロフェッショナル・カメラとは扱い方が異なると思いますが、初めてチェキを使用した時の感想をお聞かせください。

写真に限らず、自らの手で何かを生み出した瞬間というのは何物にも代え難い喜びと達成感を得ることが出来ます。撮影した写真をその場で部屋に飾って楽しめるということもチェキの醍醐味の一つではないでしょうか。チェキによって撮影された写真にはどこかデジタルでは表現することのできないリアリティが私には感じられるのです。

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チェキだからこそ!というシチュエーションを教えてください。

“Instax Mini 90”は普段の仕事やプライベートを問わずに活躍しています。仕事で結婚式の撮影をすることが多々あるのですが、これまでに何度かチェキを取り入れてきました。私が通常のカメラでレセプションの撮影をしている間に、妻がチェキを持って会場内を周り、その場でゲストの写真を撮影し、その写真をプレゼントするのです。すると受け取った方々は、みな表情が輝き、その小さな写真を幸せそうに眺めているのです。そういう瞬間を目の当たりに出来る喜びがあることも私がチェキを使う理由の一つですね。

またプライベートではほとんどの撮影をチェキで行なっています。中でも“Share SP-2 Printer”を使ったプリントは数枚の写真を組み合わせて一つの作品を生み出し表現することができ、オシャレな遊び方の一つとしてもオススメです。
機能性に優れたデジタルカメラ等と比べ、チェキが優れている点はどこですか?

「楽しい」の一言に尽きますね。チェキは見る人全てを笑顔にすることができます。それに使い方もシンプルで、誰でも簡単に撮影することができます。

プロならではのとっておきの撮影テクニックを教えてください。

シンプルな構造ということもあり、チェキで質の高い写真を撮影することは少し難しいですが、“Instax Mini 90”を使えば理想に近づくことが出来るかもしれません。“Instax Mini 90”の特徴の一つとして二重露光という機能があります。まずは一度目のシャッターでなるべく後ろから強い光で照らされている被写体を撮影します。そのあと新たな被写体を二度目のシャッターで捉え撮影します。この時、一枚目のイメージに二枚目のイメージが被さるような形に仕上がります。例えるなら、一枚目がマスクのように二枚目に覆い被さっているようなイメージです。

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窓を連想させる作品がとても印象的ですが、作品のレイアウトはどのように決められるのですか?またDonさんが撮影する上で最も気にかけている点はどこですか?

マルチ・チェキプリントは、私がチェキの可能性をもっと広げようと以前から取り組んできたコンテンツです。始まりは自分の中で描いていたイメージを“Share SP-2 Printer”で形にしたらどうなるだろうという好奇心からでした。マルチ・チェキプリントとの出会いは、私が富士フイルムで仕事を続けていく上で良い意味での新たな刺激となりました。

また、これらの作品を生み出すために、私は被写体となる建物や風景、特に縦に高い建物やパノラマとして魅力的な風景を探し続けています。ポイントはシリーズとして揃っている時だけでなく、バラバラに一枚の作品としてみても魅力的であるということです。ただ、この表現方法の被写体として人物はあまり適さないということに気づきました。この手法で人物を加工するとどうしても仕上がりが不自然になってしまうので、人物を加えたい時は組み合わせる写真の一枚に全て納める手法をとっています。

写真に興味を持ち、写真家になろうと決意したきっかけを教えてください。

写真に対する関心は若い頃から持っていました。プロの写真家への憧れは約30年前、私がグラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートした頃からですね。そして念願叶い、私は顧客や被写体としてではなく、レンズの反対側から世界を写す写真家としての一歩を踏み出すことが出来ました。もしかすると私が写真家になることは必然だったのかも知れません。というのも私は昔からモノ作りが好きで、いつも頭の中のイメージを形にできないかと考えたり、他人に任せるのではなく自分でイメージした写真を創り上げたいという気持ちが人一倍強かったのです。今でも写真撮影を心の底から楽しいと思って続けています。

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写真家として一番喜びを感じる時は何ですか?また対照的に一番ツライことは何ですか?

一番幸せを感じる瞬間は光を捉えた時ですね。良い光を捉えることは良い写真を撮る上で非常に大切なファクターなのです。加えて、そこに情景や構図、タイミングなどの要素が介入することでさらに良い作品を生み出すことが出来ます。反対に、最も苦難だと感じる瞬間は悪条件下の中での撮影ですね。もちろん、自然を相手にする写真家にとってそのような状況は日常茶飯事です。しかし、我々カメラマンは如何なる状況下においてもシャッターを切らねばなりません。

日常のひと時を切り取る写真家にとって仕事とプライベートの使い分けは非常に難しく思われますが、DonさんはどのようにON・OFFを切り替えていますか?

私の場合、おそらくほとんどの時間が〝ON〟の状態だと思います。私は何かを見たり探したりすることが日常化してしまっているので謂わゆる〝OFF〟の時間というのはあまりないのかも知れませんね。ただ、何かに夢中になっている時は四六時中そのことで頭がいっぱいなはずだと思います。

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Donさんの次なる挑戦や目標を教えてください。

私の目標は写真家として今以上に成長すること、そしてカメラの可能性をもっともっと広げることですね。また今掲げた目標がそのまま私の次なる挑戦でもあり、きっといつか成し遂げられると自分自身で祈っています。あとは今春に発売されるチェキの新モデル“instax SQUARE”を購入することです。

お気に入りのカナダのオススメ絶景スポットを教えてください。また写真撮影のヒントなどあればお聞かせください。

私が現在住んでいるブリティッシュコロンビア州、バンクーバー島の西沿岸部は周辺全てがオススメのスポットですね。目に入る全てが美しく、まさに写真冥利に尽きる場所だと思いますよ。他にも仕事でダウンタウンの方へも行きますが、ここは都会の喧騒と自然の静寂が一度に撮れる数少ない貴重なスポットの一つではないでしょうか。

上手く写真を撮るには何を置いてもまず十分な光の確保です。そして次にあなたが撮りたい被写体がその光の中に納まるのを待ちそれから撮影に入ります。そして第一に光、それから被写体、情景、構図、タイミングという順で考えながら撮影してみてください。きっと素敵な写真が撮れることでしょう。

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正方形の世界を形に残すことができるカメラInstax SQUARE
スペシャルサイトはこちらから!
HP : instax.jp/square

Don Craig ドン・クレイグ

ブリティッシュコロンビア州、ビクトリア在住。25年以上アドビシステムズ・カナダでデザイナー、アートディレクターとして活躍。仕事を通じて写真家への憧れが高まり、独立。現在はフリーランスの写真家・デザイナーとして活躍し、Fuji Film 「X」カメラマンとしても活躍中。
HP : doncraigphoto.com
Instagram : instagram.com/doncraigphoto