カナダで働く日本人たち

PASONA CANADA x TORJA 集中特別企画!

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第4回目 開田美穂子さん

MUJI Canada Limited
Merchandising and Distribution Dept.

「カナダで働きたい」―。そんな思いを抱いてカナダへと渡航した、またこれから渡航しようと考えている若者は多い。ここではパソナカナダの協力の元、カナダで働く日本人たちをご紹介。現在活躍している先輩たちのキャリアや現在の仕事内容、さらにその職場を選んだ決め手やオフの過ごし方などを知り、今後の人生設計の手助けとなることを期待したい。

連載第4回目となる今回は、昨年11月末にオープンしたMUJIでマーチャンダイジングとロジスティクスを担当している開田美穂子さんにお話を聞きました。

現在の仕事内容を教えてください。

MUJI Canada Limitedのマーチャンダイジングとロジスティクス担当として働いています。業務内容は社長が行う発注補佐や次の便でどのような商品が入荷するか等の情報を店舗に共有するなどです。船のスケジュールを運送会社と調整し、店舗配達のアレンジなども行っています。

カナダに来たきっかけは?

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2006年にワーキングホリデーで来たのが最初です。その時はESLで勉強し、日本食レストランで働いていました。滞在中に次のステップとして英語を使う環境で勉強をしたいと強く思うようになり、カレッジ進学準備のため、1年間日本に戻り、準備をしました。2度目にカナダに来た際はカレッジのインターナショナル・ビジネスマネジメントというコースに1年間通いました。ワーキングホリデー以前の日本では、ロジスティックスのフィールドで働いており、また再度同じフィールドで働きたいと思っていたので、カレッジも関連ある学部を選びました。

卒業後のプランニングはどうされていたのですか?

カレッジ卒業後はロジスティックス関連の仕事をカナダ国内で探していました。ロジスティックス関連企業の一覧が載っているウェブサイトを見つけアルファベットAから順番に、60件くらいにレジュメを送りました。実際にレスポンスがあったのは10件に1件くらいでした。最終的に日系の物流会社に就職が決まり、5年半ほど働きました。

上手くいったきっかけは?

working-in-canada-034ヶ月間と決めた就職活動中の中で、4ヶ月目に日系の物流会社に就職が決まりました。昔ある面接で言われた、「初めから無理だと思わずにとりあえずやってみたらいいよ」という言葉が非常に印象に残っており、4ヶ月間できる事をやった結果で実が結んで本当に良かったです。また、カナダは就職・転職の世界では、経験を重視されるので、日本での実務経験を生かして就職出来たのも良かったですね。

MUJI Canada Limitedへ転職されたきっかけは?

ステップアップは常に意識していて、求人情報を見た際に挑戦したいと思える内容だったので、受けてみようと思いました。パソナにはカナダでもし良い情報があれば紹介してほしいとお伝えしていました。その後、求人情報をいただいて、企業名を聞いたのはレジュメを送って、面接が決まってからです。採用が決まるまでは2回面接があり、2回目はカナダのマーケティングに関するレポートの提出がありました。面接時には「MUJI」の商品でどれが印象的でしたか?という質問がありましたが、元々カレッジの授業で「一つ商品を選んでカナダのマーケットに入れるとしたら?」という課題があった際に、MUJIの商品を選んでいたのでそれも面接のときにうまく伝えることができました。

トロント1号店という事で苦労された事は?

角田社長以外は全スタッフ現地採用で、本当に1からというよりかは0からのスタートでしたね。店舗立ち上げだけではなく、電話やインターネットなどのインフラのセットアップや事務所の机等、全ての環境を整えるところからだったので、本当に色んな業務に携わる事が出来ました。またオープニング初日から大反響で商品が足りない、予定していた商品が届かないなど、予想外の出来事もたくさんあり、日々奮闘しています。

パソナのサポートでよかったことは?

とにかく丁寧親切でした。企業研究のアドバイスをしてくれたり、参考URLを教えてくれるなど、手厚いサポートで大変助かりました。

プライベートはどのように過ごされていますが?

冬はウィンタースポーツを、夏はキャンプを楽しんだりアウトドアや色んな人とワイワイするのが好きです。トロントは色んな人種の人たちがいて、キャラクターが豊富なのがいいですね。またダウンタウンから少し離れると一気に自然が広がり時間がゆっくり流れるのも魅力の1つだと思います。プライベートではトロントの良いところを存分に楽しんでいます。


MUJI Canada Limited
角田徹社長に聞く、開田さんの人材像

社長が開田さんを採用されたポイントは何でしょうか?

元々営業職で応募がきたのですが、開田さんの経歴と、そしてこの明るさでMD・物流担当で採用を決めました。小売業は現在流通業と言われるくらい物を流すことが大切な仕事です。そのロジックを知っていて、なおかつ様々な人と明るくコミュニケーションが取れる彼女のキャラクターを見て1度目の面接で実はすぐに採用を決めていました。

これからの開田さんに期待する事は?

商品を現場のお店とやりとりするという仕事はもう開田さん1人に任せることができているので、次は商品管理などの独り立ちを目指して欲しいですね。2016年に向かってどうやって売り上げを作っていくか、MDとしてカナダ特有の法則を見つけて行って欲しいです。商品が売れる売れないだけではなく、次の手をどう打っていけばいいかを考えられるようになれば日本のMDに負けない立派なMDになれると思っています。