Roberta Pikeさんインタビュー

オンタリオ州初のバースセンターエグゼクティブディレクターRoberta Pikeさんインタビュー

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2014年、より多くの女性に安心して子供を産める環境を提供することが目的で建てられたバースセンター。病院との違いやトロントの出産事情、妊婦さん、または周りに妊婦さんがいる人へのアドバイスなどを聞いてみました。

簡単にバースセンターと病院の違いについて教えてください。

バースセンターは助産師主導でお産が行われるところで、病院は医師がお産に立ち会います。またバースセンターでのお産は必要最低限の治療介入での普通分娩が主で、陣痛促進剤や麻酔を使った無痛分娩などを行うことはできません。もしそれらの医療行為が必要になった際にはここから提携している病院に移動してもらうことになります。

ここで出産するための条件などはあるのでしょうか?

バースセンターと提携している助産師のところへ妊婦検診に通っていることが条件になります。それぞれの助産師グループで対応できるエリアが違うのですが、安全性を考慮してバースセンターを中心に近いエリアにお住いの方のみ受け入れをしています。また健康で生産期に普通分娩できることも条件の一つです。逆子や早産、または帝王切開になる場合などは受け入れができません。ですが、トロントに長期で滞在している人であればOHIPを持っていなくても無料でバースセンターを使用できます。

トロントの出産事情について教えて下さい。

やはり陣痛やお産を怖いと思う女性も多く、病院で無痛分娩が主流なのはそれらに対するストレスを大きく軽減してくれるからです。また、キャリアを持つ女性は予定帝王切開で自身のスケジュールを管理したりする人もいます。そんな中でバースセンターではより自然に近い形でお産を経験してもらうことに注目しています。赤ちゃんを取り上げた後はすぐにカンガルーケアを行い、初乳を飲ませ、母子ともに十分なスキンシップを取り、落ち着いてから後片付けを始めます。

トロントでは産後、当日に退院することが普通だと聞いたのですが、それでは新生児との生活を不安に思うお母さんもいませんか?

助産師は妊婦検診を通してお産や育児に関する情報を提供し、妊婦が物事に関して自分で満足のいく選択をできる環境を提供しています。なので必要だと思う人は産前に助産師または近くのコミュニティーが開く母親学級への参加をしていると思いますし、さらに産後は助産師が家まで赤ちゃんとお母さんの様子を見にくるので、不安なことがあればすぐに相談できるようになっています。

健康で充実した妊娠生活を送るためのヒントはなんですか?

バランスよくしっかり食べること、適度な運動をすること、タバコ・アルコールは避けること、新生児のお世話の仕方など、親になるということについて勉強すること、妊娠・出産を通しての感情やホルモンの変化を理解すること、だと思います。特に最後の二つは妊婦さんだけではなく周りの理解も必要です。しっかりしたサポート体制を整えることで妊娠中も産後も充実した時間を過ごすことができますよ。

1. 広々とした個室は妊婦さんのことを考えてデザイン・レイアウトされている 2. 2014年にオープンしてから生まれた子供の数だけリボンが結ばれている 3. 共同キッチンでは好きな飲み物や食べ物を準備できる

1. 広々とした個室は妊婦さんのことを考えてデザイン・レイアウトされている 2. 2014年にオープンしてから生まれた子供の数だけリボンが結ばれている 3. 共同キッチンでは好きな飲み物や食べ物を準備できる


Toronto Birth Centre

525 Dundas St E / 416-366-8080 / torontobirthcentre.ca
見学を受け付けているので興味がある人は電話でお問い合わせを。

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