カナダ初W杯出場!卓球 石川佳純選手・平野美宇選手 密着取材&インタビュー

東京五輪に向かって…世界で活躍する日本の希望の星をご紹介!

卓球女子W杯を密着

1127日よりマーカムにて卓球女子W杯が開催された。今回、TORJA編集部は三日間にわたり本大会を密着。試合結果や会場の雰囲気、そして日本から参戦した世界ランキング四位石川佳純選手・五位平野美宇選手の声をお届けする!

会場となったのは、Markham Pan Am Centre。今回はカナダが初めてのホスト国に選ばれた。卓球W杯は世界選手権やオリンピックと並ぶ三大世界大会の一つであり、個人戦は一年に一回、団体戦は二年に一回行われる。各大陸カップの成績上位者や世界卓球協会から選抜された20名の選手が優勝をかけて争う。

平野選手は昨年のワールドカップで優勝、日本人初の快挙を成し遂げた。大会前には「今年も優勝して、伝説になりたい。」と二連覇を意気込む。また、石川選手は9月のアジアカップの惜敗を晴らすべく優勝を目指す。

一瞬の隙をつく冷静なプレーを見せる石川佳純選手


石川選手の一回戦の相手は、李皓晴(香港)選手。過去の対戦成績は石川選手の全勝だ。試合序盤は思うようにリズムがつかめず相手のペースに飲み込まれ、第三ゲーム終了時点で1-2で相手がリード。ここで石川選手の快進撃が始まり第四・第五ゲームを連取、特に第四ゲームは相手に1点しか与えず、相手を圧倒。

第六ゲームは8-3でリードし、この調子でいけば勝利確定の中、立て続けにミスが発生。「焦りが出てきて、つまらないミスばかりしてしまった。自分の思うプレーが出来なかった。」と石川選手は振り返る。こ

のまま、第六・第七ゲームを落としてしまい、惜しくも一回戦敗退となった。この結果を受けて「いい時も悪い時もあると思うので、今後より良くなるように、努力していきます。」と試合後のインタビューで答えた。

一球一球に魂を込める平野美宇選手 All Photos by ITTF


対して、平野選手は一回戦を4-1、準々決勝を4-0と快勝。二日目の準決勝の相手は、今大会第二シードの強敵、劉詩雯(中国)選手。今大会の優勝候補でもある劉選手の回転の読みにくいサーブや、平野選手の得意技であるロングサーブの狙い撃ちに苦しんだ。そこから焦りが出たのかミスを連発してしまい、0-4で敗戦。

「全然勝ちが見えない試合をしてしまい、良くわからないまま終わってしまった。」と振り返る平野選手。気持ちをなんとか切り替え臨む三位決定戦の相手は、昨年のW杯の決勝戦で戦った鄭怡静(台湾)選手。

第一ゲームは平野選手が先取し、その後は第三ゲームを取得。両者一歩も譲らぬ戦いを見せるが、第四ゲーム以降は相手の攻撃が上回り2-4と逆転負け。「世界のレベルが上がってきているので、自分のレベルをもっと上げないと活躍できないと感じました。」と語る平野選手からは悔しさが感じ取れた。

TORJA独占スペシャルインタビュー

Q カナダで初のW杯開催、ご感想をお願いします。

石川選手:カナダが大好きなのでこの大会はすごく楽しみにしていました。でも悔しい結果になってしまったので、リベンジで出来るように、またカナダに来れるように頑張ります。

平野選手:カナダは初めて来たのですが、試合をしてみてすごく雰囲気が良くて、試合しやすかったです。でも、三位以上になれなかったのがすごく残念です。

Q 東京五輪まで1000日をきりました。今後の目標を教えてください。

石川選手:一番大きな目標が東京オリンピックでメダルを獲得するということになるので、それに向かって後悔しないように自分らしく出来る限りの努力をして、毎日頑張っていきたいなと思います。

平野選手:まずは一つ一つ小さな目標を達成できるようにします。その先に東京オリンピックがあると思うので、まずは代表入り、そして金メダルが取れるように頑張ります。

Q 最後にトロントに住んでいる日本人のみなさんにメッセージをお願いします。

石川選手:将来カナダに住みたいと思っているぐらいカナダが好きで、今回来れることを心から楽しみにしていました。こちらに住んでいる皆さんに私の活躍が届くくらい、オリンピックに向かって頑張ります。

平野選手:スケジュールの都合で、あまり外に出れていないのですが、それでもカナダはいい国だと会場の雰囲気からでも分かりました。また色んな大会に出たいと思っているので、今後も応援をよろしくお願いします。

本W杯の悔しさは、両選手ともに次の大会で、また東京五輪で晴らしてくれるに違いない。お二人の活躍を心から願い、そしてカナダにいる我々の声援が届くよう、これからも両選手を応援しよう!

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