日本とカナダの絆を深める「カケハシプロジェクト」壮行会の開催 @総領事公邸

伊藤総領事とプログラム参加者8名・学校関係者


1月9日、総領事公邸にてカケハシプロジェクトで2月に日本を訪問する高校生のための壮行会が開かれた。壮行会には日本に派遣されるBishop Strachan Schoolの女子高校生8名と引率教員や学校関係者、そして保護者が招かれた。

カケハシプロジェクトとは日本と北米地域との間で対日理解の促進を図り、親日派・知日派の発掘・育成を通じ、参加者にプロジェクトを通して得た知識や経験を発信してもらうことで将来の日本と北米との友好関係の基盤を強化する目的がある。

今回Bishop Strachan Schoolの女子高校生達が選ばれたのは、日本とカナダ両政府が女性の活躍促進を重要な政策として位置づけているためだ。

女性の活躍促進が重要なテーマ

挨拶をされる伊藤恭子総領事


壮行会はまず伊藤恭子総領事からの挨拶から始まった。伊藤総領事はカケハシプロジェクトとは日本の若者に世界の文化を紹介すると同時に外国の生徒に日本を知ってもらい、将来共に働くかもしれない仲間を見つける素晴らしい機会だと語った。

また、今回の派遣には女性の活躍促進が重要なテーマであることから、プロジェクトへの参加をきっかけに参加者には女性を取り囲むセクシュアルハラスメントの問題、賃金格差、そして女性の社会的地位の問題といった難しい課題について問題意識を持ち、将来日加のリーダーとなる女子生徒が共に取り組み、誰もが平等に暮らせる社会の実現を目指してほしいと期待を寄せた。

世界の女性の地位向上への架け橋

Bishop Strachan School学校長 Judith Carlisle氏


続いてBishop Strachan School学校長、Judith Carlisle氏は挨拶の中でまず日本政府とアジア太平洋財団カナダ、そして伊藤総領事への感謝を述べた。

Bishop Strachan Schoolにカケハシプロジェクト参加の話が届いてからはすぐに参加を表明したことについてCarlisle氏は生徒にとってまたとない機会であり、学校のミッションにも掲げられている“Inspire Girls to be Fearless, Educate Girls to be Leader”とも重なったためだという。

プロジェクトへの参加が発表されると、ミッションに掲げられている通り臆することなく、多くの生徒が応募をした。氏はこのプロジェクトの参加者を募集する過程で生徒達には決断する時は決断し、時に根拠がなくてもチャンスが目の前に来たらそれに飛びつくことを覚えることの大切さや、時には挫折を味わう大切さを知る意義のあるものになったと語った。

8名の参加者にはグローバル意識を持ってプロジェクトに参加することで日加の交流発展だけでなく世界の女性の地位向上への架け橋となってほしいと締めくくった。

日本で得た経験を様々な人と共有したい

生徒代表で挨拶をするStephanie Chanさん


生徒代表からの挨拶Stephanie Chanさんは昨晩「あと28日で日本に行くのか」とふと感じ、今回のプロジェクトに参加できることがどれだけ幸運なのかということを噛み締めたという。言葉で表せない程の感謝を日本政府とアジア太平洋財団カナダへ述べた後、参加者たちが文化や日本社会の価値観、そして様々な人との出会いに期待を寄せていることを語った。日本で得た経験を同じ学校の生徒間だけでなく、様々な方と共有することを前向きに考えている姿勢を見せた。

最後にアジア太平洋財団トロント事務所クリスティーン・ナカムラ所長は乾杯の挨拶にて選ばれた参加者に対してお祝いを述べた後、カナダに帰国してから日本での経験談を聞くのを楽しみにしていると期待を寄せた。

生徒たちからは伊藤総領事に花束が渡され、和やかな雰囲気の中来場者は和食を楽しみながらプロジェクト参加への期待を膨らませた。日本とカナダだけでなく、世界のカケハシになるであろう彼女たちの更なる活躍に期待したい。