ITベンチャー起業家がカナダ講演 株式会社MEJ 古賀 徹社長 – 帰国キャリアドットコム主催 第6回「キャリプラトーク」開催

古賀社長への質問が多く飛び交った

4月14日、帰国キャリアドットコムが主催する第6回キャリプラトークが開催された。キャリプラトークは「キャリアにプラスになるお話」をテーマに留学・ワーホリでカナダに来ている方向けに帰国後のキャリアを考えるためにアイディアを与える場となっている。今回はトロントスペシャル対談と題して、帰国キャリアドットコム岩渕篤史社長と繋がりのある株式会社MEJの古賀徹社長をゲストに迎えた。

 ソフトバンクの孫正義氏の門下生でもある古賀社長が運営する株式会社MEJは、「社会問題を解決し、人類の進化に貢献する」というスローガンの基、ITを駆使したヘルスケア事業を展開しており、開発・販売・顧客管理までのプロセスを一貫して行うDtoCを軸にしているベンチャー企業である。その成長は目覚ましく、この4年で1000%以上の成長を遂げている。

 今回は岩渕社長のリードのもと、古賀社長の考える仕事の意味や目的、またそれに対する意識のもち方についての対談が行われた。

ただ仕事をするのではなく明確なビジョンを持つ

 会社を立ち上げた当時、「何の目的で仕事をしているのか」を明確にする為、多くのセミナーに参加し過去1年で起業家1000人以上に話を聞いたと古賀社長は言う。その中で成功している人は「ミッションとビジョンが明確化されている」ということに気付き、具体的な会社目標を掲げることの重要性に気が付かされたそうだ。その後その教訓を実行し、ミッションを明確化したところ経営は今もなお著しい成長を続けている。セミナーに参加し起業家に話を聞くという「環境作り」を自らしたからこその結果であることは間違いない。これこそが、今後のキャリアアップに大切なポイントの一つだと古賀社長は語る。自分の働く意味・目的を見出し、それを達成する為の環境作りをする。そこで出会う様々な経験を持った人々に教えを乞い、ビジョンを明確化させる。新しい一歩が踏み出せない、そんな人でもまずはセミナーへの参加や色んな人から話を聞くことから初めてみてはいかがだろうか。

小さな成功体験を重ねることが大きな成功へ繋がる

 皆さんは「成功する人」についてどんなイメージを持っているだろうか。古賀社長は野球をやっている少年を例に挙げ、自らの考えを語った。
「メジャーリーグを目指す少年は高い目標を設定していることから、志の強い人だと判断できる。目標が高いと日々の行動レベルや質にも違いが表れ、圧倒的な将来の可能性を秘めていることは明確だ」

 高い目標を設定すると、その達成過程では必ずと言っていい程自信を失う瞬間が出てくるはずだ。その問題を解決するためには、「勝ち癖をつける事」が必要だと古賀社長は言う。

 成功体験が少ない時期は弱気になるが、日常の中に小さい「勝ち」を積み重ねることで自信をつける事ができると言う。古賀社長が紹介した、ご自身の愛書でもある「成功哲学」というナポレオン・ヒル著作の本の中には、「目標の明瞭化・期限の設定・犠牲の選定以上3点を日々継続して行う」ことが大切であると述べられている。例えば、毎朝8時に起きる。単純だが、これを欠かさず続けることで「朝の時間を有効に使えている」という自信に繋がるのではないだろうか。

参加者の皆さんとの1枚

 対談の最後には参加者から積極的に質問が寄せられ、皆一様にカナダ滞在中と滞在後のことを真剣に考える姿勢が見られた。古賀社長の言葉の中にもあったように、ワーキングホリデーや留学でカナダに滞在している方が「働く意味」を考え、今後のキャリア選択の軸を見出すことに期待したい。

セミナー後のコメント

参加者 福原麻由さん

 現在カナダにはワーキングホリデービザで滞在しており、以前は6年間歯科衛生士をしていました。このセミナーは面白そうだと思い足を運ぶことにしました。カナダに来てからはキャビンアテンダントになりたいと思うようになり、今はその学校に入学するための勉強をしています。今日の対談を聞いて、キャビンアテンダントになるにはその勉強をすればいいと思っていましたが、古賀社長のお話にもあった「ファイナンスの勉強をする」ことの重要性を知ることができました。この講演会に参加したおかげで、もう少し将来について幅広い視野を持って考える必要性に気が付かされ、とても刺激的な体験になりました。

帰国キャリアドットコム
岩渕篤史社長

 ゲストの古賀社長に素晴らしいお話をしていただき、参加者の方々からもたくさん質問が寄せられたので、とても良い講演会になりました。古賀社長の成功・失敗体験、そして哲学を聞くことができた参加者の皆さんには、これから様々なことにチャレンジしていっていただきたいですね。周りが「無理だ」と言うからなどは関係なく、自分がどうしたいか、どうしていきたいのかを中心に考え、どんどん行動し、チャレンジを重ねていくことで成功体験を積み上げていっていただきたいです。

株式会社MEJ 古賀徹社長

 最後の質疑応答がとても盛り上がったのが嬉しかったですね。今日の皆さんはとても積極的で質問内容も深く、自分の人生を考えている方が多いなという印象を受けました。

 講演の中で伝えそびれてしまったのですが、皆さん一人一人が成長することこそが世の中への貢献だと僕は考えています。自分だけ良ければいい、という考え方ではなく社会に対して何ができるだろうかということを考えていただきたいですね。そのためにも、若い人には成長という一見小さなことが世の中を良くすることに繋がっているということを知っていただきたいです。例えば、この講演で学んだことをルームメイトに語れば、もしかしたらその人の人生が変わるきっかけになるかもしれません。こういった小さなことでも社会貢献と呼べます。この輪が広がっていくことがやがて大きな社会貢献となりますので、そういう気概を持って皆さんが学んだことを持ち帰っていただければと思います。