滑り止めの企業選びしていませんか?|就活に打ち勝つ!ワーホリ・留学生のための「帰国キャリア」【第10回】

3月に経団連に加盟している企業も就職活動が解禁となり、就活大合戦が始まりました。と言いつつも、実際は昨年の10月頃から2019年卒の学生さんの選考をスタートしていた企業がほとんどなので、『3月1日就活解禁!エントリー開始』は建前ですね。

さて、就活が本格化したことにより、皆さんからの質問の内容も少しずつ変わってきました。その中でも、既卒や転職活動をする方にも是非知っておいていただきたい内容を今回はご紹介します。

「すべり止めの企業はどうやって選べばよいですか?」

ここ数日でこの質問が一気に増えました。第一志望の企業だけを受けるのは誰だって怖いと思います。私達も受ける企業を1社だけに絞ることはオススメしません。「すべり止め」という言葉は、高校受験や大学受験で別に行きたいわけではないけど、進学はしたいから一応…というイメージかと思います。しかし、就活において「すべり止め」という感覚で選考を受けてしまうと、ほぼ確実に失敗します

それはなぜか。就活では企業側は「採用条件」を設けています。企業によってハードルは様々ですが、人事も適当に選ぶわけではないので、目安となる基準を事前に経営層とすり合わせています。新卒であれは「リーダー経験」「挫折を乗り越えた経験」「コツコツと取り組んだ経験」、中途であれば「営業◯年以上」「マネジメント経験」「TOEIC◯点以上」など、様々な採用基準が設けられています。しかし、実際は受験と違い、「このボーダーを超えれば全員合格。もしくは成績上位◯名は合格」というわけではありません。あくまで基準は基準であって、合格ラインではないのです。

そこで、重要になってくるのが、「この企業で活躍していきたいという意思があるか」という点です。第一志望でない企業であったとしても、最終面接の前までには会社についてしっかりと調査をし、自分がそこで活躍していくイメージを持てるようにしましょう。

話は戻って、「すべり止めの企業はどうやって選べばよいですか?」という質問に対してですが、優先順位はつけるにしても、最初から「すべり止め」と考えて企業を選ぶのはやめましょう。というのが私の回答です!最初はそこまで興味がなかったとしても、受けていくうちに好きになることはあるので、少しでも興味が持てれば受けていけば良いと思いますし、条件がパーフェクトではなかったとしても仕事を知れば好きになることだってたくさんあります。

就活は合格すれば良いというわけではありません。その先のほうがよっぽど長いのです。自分の選択を後悔しないためにも、視野を広げて好きになれる企業を選んでいきましょうね。


帰国キャリアドットコム

篠山 美季(Miki Sasayama) Facebook: @kikokuconsulting
新卒で入社した会社ではコワーキングスペースの運営責任者として、スタートアップのビジネスマッチングや次世代の働き方のセミナーなどのイベントを数多く実施。その後、ITベンチャーの人事として入社し、採用と組織改革を行い、現在はその経験を活かし帰国者の就活の支援を行っている。