Annex Photo by FujiFilm オープン!レセプション&ショップツアー!

2016年8月26日、トロントにて20年以上に渡り地域の人達から愛されてきた写真店、Annex Photoと富士フイルムカナダが全面的にコラボレーションし、新たなコンセプトストアとして生まれ変わったAnnex Photo by Fujifilmが華々しくオープン。TORJAでは、記念すべきオープンを控えた8月24日のレセプションとショップツアーを取材。昔からある写真店に富士フイルムが新たな息吹を吹き込む、というこれまでにない新しい形に多くの注目が集まる中、今回のコンセプト・ストアのオープンに至った経緯や想いなどが発表された。

RECEPTION

1	富士フイルム米国本社社長の山元正人氏 2 富士フイルムカナダのイメージング/電子映像事業部グレッグ・プール氏 3 富士フイルムカナダ社長の近藤道夫氏 4 Annex Photoオーナーであるトム・ハミルトン氏と	娘のレナータ・ハミルトン氏

1 富士フイルム米国本社 社長の山元正人氏 2 富士フイルムカナダのイメージング/電子映像事業部グレッグ・プール氏 3 富士フイルムカナダ社長 の近藤道夫氏 4 Annex Photoオーナーであるトム・ハミルトン氏と娘のレナータ・ハミルトン氏

The Bata Shoe Museumで開催されたレセプションの冒頭、イントロダクションとして、富士フイルムカナダのイメージング/電子映像事業部グレッグ・プール氏より、写真をプリントして残すことの重要性について説明が行われた。グレッグ氏は写真業界の移り変わりや2011年東北大震災の後に富士フイルムが立ち上げた「写真救済プロジェクト」にも触れながら、写真は残すことで貴重な思い出となるものであり、未来にもつながっていくものであると語った。

続いて富士フイルム米国本社社長の山元正人氏より、今回のお店に懸ける想いが語られた。富士フイルムは現在、世界各地で 「The Wonder Photo Shop」(以下、WPS)というコンセプトストアを展開しており、今回トロントでオープンしたAnnex Photo by Fujifilmもベースは同様のコンセプトストアとなる。山元氏が初めに紹介したのは、「フォト・ルネッサンス」という、WPSに大きく関わるメインコンセプトだ。

富士フイルムが掲げる「フォト・ルネッサンス」とは、人々の生活に写真の素晴らしさ、楽しさを再び取り戻し、写真業界に新たな繁栄をもたらすことだという。山元氏は、写真には「撮る・残す・飾る・贈る」の4つの価値があると続け、「我々富士フイルムは、皆さんが写真をソーシャルメディアで共有するだけでなく、それ以上の楽しみ方を求めていると信じています。写真業界において80年以上の歴史と経験を有する富士フイルムが、写真が持つ価値をさらに高め、残していくことで、写真によって人々の生活をより豊かにしていく。それが我々の掲げるフォト・ルネッサンスであり、我々がWPSを立ち上げた所以です。」と語った。

また、WPSの展開を通して、人々の写真や画像に対するニーズをより良く理解することが可能になっている、と説明した上で「写真業界をリードしていく立場として、我々富士フイルムが市場について学び得たことを業界に共有し、写真業界全体に新たな息吹を吹き込むことが可能になると感じています。これまで世界各地に展開してきたWPSですが、Annex Photoのオープンをもって、ここトロントにも我々富士フイルムが「フォト・ルネッサンス」を巻き起こします。」と力強く語った。

引き続き、富士フイルムカナダ社長の近藤道夫氏からは、今回Annex Photoと富士フイルムがコラボレーションするに至った経緯などが説明された。Annex Photoがトロントにて20年以上に渡って事業を続けてきた存在であること、そしてその中で彼らが非常に質の高いサービスを変わらず提供してきたことに触れ、富士フイルムが力を貸し、共に協力することで写真業界に新たな息吹を吹き込むことができる、という可能性を感じたという。

Annex Photoがこれまで提供してきたサービスに加え、富士フイルムが新たに最新技術を搭載したプリント機器を設置すること、写真のDIYを店内で楽しめるようになることなどが説明され、訪れた人々にAnnex Photoがパワーアップして新たに生まれ変わった、という印象を強く残した。

イベントでは最後に、Annex Photoを守り続けてきたトム・ハミルトン氏と娘のレナータ・ハミルトン氏が登壇し、新たに生まれ変わるお店についての想いが語られた。これまでお店を守り続けてきたトム氏、そしてこれからのお店を引き継いでいくレナータ氏に対し、会場は温かく、大きな拍手に包まれた。

5 専用アプリをダウンロードすればWi-Fi経由でスマートフォンに保存されている多数の画像からプリントができる 6 会場に用意されたスマホ用プリンター、SP-2

5 専用アプリをダウンロードすればWi-Fi経由でスマートフォンに保存されている多数の画像からプリントができる 6 会場に用意されたスマホ用プリンター、SP-2

イベント会場には、スマートフォンで撮影した写真をチェキ風にプリントアウトできるプリンター「instax share-sp2」や、スマートフォンに保存されている画像から簡単にシャッフルプリントやコラージュプリントを楽しめるキオスクが設置された。また、プリントした写真をすぐに飾り付けられるようDIYコーナーも準備され、訪れた人々は、会場に設置された様々な機器や道具を駆使しながら、写真を通して当日のイベントをより楽しむことができたようだ。

今後はAnnex Photoでその楽しみ方を日常的に実現できることになる。その事実により大きな期待が集まる大盛況のイベントとなった。

SHOP TOUR

1 おしゃれなストアサイン

1 おしゃれなストアサイン


2フレームも豊富に揃えられている 3	Xシリーズを始め、カメラも購入できる

2フレームも豊富に揃えられている 3 Xシリーズを始め、カメラも購入できる

Annex Photo by Fujifilmは、地下鉄Bathurst駅、Spadina駅どちらからもアクセスしやすいBloorストリート沿いのAnnexエリアに位置している。学生や若者が多く訪れ、周囲にはおしゃれなカフェやレストランも多数見られる人気のエリアだ。お店の前まで来ると、モノトーンで統一された看板が目に飛び込んでくる。ガラス越しに店内を覗くと、「このお店で何が出来るんだろう。」そんなワクワク感が溢れてくるはずだ。

お店に入ってすぐ右手には、Instax Mini 70、Instax Mini 90をはじめとして、現在展開されている様々なInstaxモデルが壁一面に並べられているコーナーがある。Instaxはカラー展開が豊富なので、見ているだけでも非常に可愛らしく、印象的なコーナーだ。富士フイルムの、「Instax Culture」に、お店の玄関口でぜひ触れてみよう。

Annex Photo by Fujifilmは、既存のお店が富士フイルムとのコラボレーションで新たに生まれ変わった、という点で非常に注目を集めた。生まれ変わる、という言葉の通り、お店ではこれまでAnnex Photoが展開してきたサービスも継続させつつ、富士フイルムによって新たにいくつかのサービスが加えられた。

4 展開中のチェキがずらりと並んだinstaxコーナー 5 店頭ディスプレイ

4 展開中のチェキがずらりと並んだinstaxコーナー 5 店頭ディスプレイ

その中の一つが、Instaxコーナーのすぐ横にあるDIYセクションだ。このセクションでは、プリントした写真に様々なデコレーションを施して自分オリジナルの作品に仕上げていくことができる。ステッカーやマスキングテープなど様々なアイテムが豊富に準備されているので、自分の思うままに写真のDIYを楽しんでみよう。なお、お店ではDIYのワークショップも随時開催される予定だ。「やったことがない、やり方がわからない」という人も、ワークショップに参加すればその楽しさにハマること、間違いなし!

お店に新たに加わったサービス2点目は、キオスクプリントステーションの導入だ。フォトブックや写真をプリントしたオリジナルマグカップの作成・注文ができたり、シャッフルプリントを楽しめるなど、富士フイルムの持つ最新の技術が豊富に搭載された機器だ。専用アプリをダウンロードすればWi-Fi経由でスマートフォンに保存されている多数の画像から、気に入った写真を簡単にプリントすることができる。もしWi-Fiへの接続がうまくいかない場合も、各キオスクには接続用のケーブルが付いているので安心だ。フォトブックやマグを作成するもよし、プリントしてすぐにDIYセクションで飾り付けるもよし、写真の様々な楽しみ方の起点となるキオスクは、店内に4台設置されている。

お店の一番奥には、Annex Photoが以前から続けてきたサービスの一つである、パスポートや証明写真が撮影出来るコーナーがある。様々な手続き上で証明写真が必要になった際は、撮影してもらえる場所がこのお店にある、ということを覚えておこう。なお、フイルム現像についても以前から引き続き、お店でお願いすることができる。

6 キオスクは店内に4台設置されている 7 店内ですぐに写真をデコレーションできるDIYコーナー

6 キオスクは店内に4台設置されている 7 店内ですぐに写真をデコレーションできるDIYコーナー

他にも、富士フイルムが世界中の写真家とタイアップして展開している「X Photographers」のカナダ人写真家が富士フイルムの「Xシリーズ」のカメラを使用して撮影した作品を展示したギャラリーや、フォトフレームやDIYグッズ、XシリーズカメラやInstaxを購入出来るコーナーがお店には新たに加わっている。

まさに、富士フイルムが掲げる写真の4つの価値、「撮る、残す、飾る、贈る」が全て実現できる充実した内容のお店だ。この夏にスマートフォンに撮りためたたくさんの思い出を手に、気軽に足を運んでみよう。一度訪れると、「次は写真でこんなことをしたいな。」という新たなアイデアもたくさん貰えるはずだ。

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