ミラーレスデジタルカメラFUJIFILM X-E3の特徴と「A Photo Walk With Fuji Guys」潜入ルポ

前モデルから4年の時を経て満を持して登場!
FUJIFILMが送るミラーレスデジタルカメラFUJIFILM X-E3 世界同時発売!

2017年9月、東京にて開催されたFUJIFILM「Xシリーズ」と「GFXシリーズ」のファンミーティングイベント「FUJIKINA東京」。海外メディアも多く駆けつけたという同イベントで注目の的となった新製品といえば、9月28日に世界で同時発売されたミラーレスデジタルカメラ『 X-E3(以下X-E3)』、そして今月発売予定のフジノンレンズの『XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro(以下XF80mm)』と『GF45mmF2.8 R WR(以下GF45mm)』だ。

ここがすごい!
FUJIFILMが誇る最新作X-E3の魅力に迫る

ポイント1:シリーズ最小・最軽量ボディと操作性の向上

X-E3シリーズの合言葉は「ミニマリズム」。シリーズ最小・最軽量ボディを誇るそのカメラの重さは、なんとたったの337グラム(撮影時質量)。この軽さであれば、ちょっとしたお出かけの際にもどこへでも持って行きたくなるだろう。また前モデルのX-E2と比べグリップ部分の厚みをアップさせ、より手に馴染む形状を採用。新たに搭載したフォーカスレバーは、カメラを保持したままの素早いフォーカス合わせを可能にした。

ポイント2:究極の高画質と高い機動性

2430万画素のAPS-Cサイズ「X-Trans™CMOS III」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」などとの組み合わせにより、究極の高画質を生み出すことに成功したX-E3。AFアルゴリズムが見直され、オートフォーカス性能を強化。また被写体に対する追従性能が向上したことにより、動きのあるシーン撮影も安心だ。

ポイント3:今話題の4K動画撮影に対応

本モデルは従来のフルHD動画撮影に加え、多彩な4K動画撮影が楽しめるようになった。細部まで高精細に描写できるため、まるで本当にその場にいるかのような臨場感たっぷりの動画が撮れることだろう。HDMIモニター出力や外部マイク入力も行えるため、本格派ビデオ撮影を楽しみたい方にもオススメだ。

ポイント4:Xシリーズ初のBluetooth内臓

「Xシリーズ」として今回初めてのBluetooth技術を搭載。スマートフォン・タブレット端末用アプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」を手持ちのデバイスにインストールしておけば、リモート操作や撮影画像の自動転送などがワイヤレスで行え、撮影した写真をその場でSNSにシェアすることができる。

ポイント5:直感的操作を可能にするタッチパネル

背面の十字ボタンなどを省略し、新たに静電式タッチパネルディスプレイを採用。オートフォーカスのエリア指定など様々な操作が指先だけで直感的にできるので初心者にもピッタリ。また驚くことに、電子ビューファインダーを覗いた状態でもタッチパネル操作が可能となっている。

ボディの軽快さと多彩な機能性の両方を持ち合わせたX-E3は、究極の高画質を発揮してくれるだけでなく、撮影者に「持つ悦びと撮る愉しみ」を与えてくれる。これまで色々な写真を撮影してきたという経験者はもちろん、ミラーレスデジタルカメラ初心者にも是非ともお勧めしたい一台だ。X-E3と一緒にお出かけを楽しみ、あなたさえもまだ知らない自分の中に眠る豊かな感性を解き放とう!

ピント調整も細かくできる

二つの新レンズによって広がるカメラの新たな可能性

11月発売予定(10月現在)となっている二種類のフジノンレンズ、XF80mmとGF45mm。レンズを変えれば撮影する写真のクオリティは劇的に変わるとも言われるほど、カメラ撮影においてレンズ選びは重要なポイントである。たとえそれが初心者の方であっても、レンズの違いによる写真の変化はいとも簡単に感じることができるだろう。これまで受け継がれてきたFUJIFILMの技術とクラフトマンシップから生まれた、今季大注目の二つのレンズの特徴をここでチェックしておきたい。

単焦点 中望遠マクロレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

2つのフォーカスレンズ群の間隔を高精度に制御する、フローティングフォーカス方式の採用により、「Xシリーズ」用の交換レンズとして初めてとなる等倍撮影を実現。その結果、より高画質で迫力のあるマクロ撮影が可能となった。また、防塵・防滴・マイナス10℃の耐低温構造を採用。レンズ前玉にはフッ素コーティングが施されているので撥水・防汚機能も備えるタフさが魅力。これからやってくる寒い時期の撮影や夏のアウトドア時にも安心して撮影ができそうだ。

単焦点 広角レンズ GF45mmF2.8 R WR

多くのデジタル一眼レフカメラが採用する35ミリフルサイズイメージセンサーの約1.7倍の中判サイズ(43・8ミリ×32・9ミリ)の大型イメージセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラシステム「GFX」に対応する汎用性の高い焦点距離36ミリ相当(35ミリ判換算)の明るい開放F値2.8の広角レンズ。他の「GFレンズ」と同様に将来のさらなる高画素化にも対応ができ、高画質を維持しながら、最大径Φ84ミリ、全長88ミリ、490グラムと小型軽量化を実現した。一度にレンズを複数持ち運ぶ際にもありがたい。機動性に優れるため、ストリートスナップやドキュメンタリーフォトに最適。

新製品らとともに、写真撮影を楽しむイベント「A Photo Walk With Fuji Guys」潜入ルポ

新モデルの説明に耳を傾ける参加者たち


9月17日、Toronto Event Centreにて「A Photo Walk With Fuji Guys」というFUJIFILMのプロフェッショナル達とのフォトウォークを楽しめるファンミーティングイベントが開催された。また同イベントに伴い、シリーズ最小・最軽量を謳うX-E3のお披露目レセプションも行われることとなった。会場に着くと、まだ受付の時間になっていないにも関わらず、開場を待つお客さんで列ができており、ここトロントでも卓越した写真画質を可能にする「Xシリーズ」最新モデルの注目の高さが伺えた。

驚きの軽さに会場からは驚きの声が

Fuji Guysの皆さん

広々とした会場ではX-E3モデルのほかに、人気の「GFXシリーズ」や「Xシリーズ」のカメラが体験できるようになっていた。また最新の高性能レンズXF80mmやGF45mmレンズを含むGFXシステムのフルラインナップも用意され、自由に試してみることができた。カメラやレンズが並ぶ場所には大きな人だかりが出来、スタッフの方へ積極的に質問をするお客さんも多く、会場は熱気に溢れていた。

操作について詳しく解説してくれる


筆者も実際にスタッフの方からX-E3について、詳しい説明を受けることに。見た目は非常にコンパクトで、重さも軽いので普段の持ち歩きにもとっても便利。背面モニターはタッチスクリーンになっており、画面をタッチすることでピント位置の細かな調整をしたり、シャッターを切れたり、メニュー操作においてもタッチパネルが活躍する。細かなボタン操作は覚えるのが大変そう…と感じている方には、このタッチパネルは非常にありがたいだろう。このほかにも、今話題の高画質な4Kビデオ撮影やBluetoothの使用も可能となり、「Xシリーズ」最大の特徴である高画質をそのままに充実の機能性を誇っているそうだ。最新モデルX-E3は初心者からプロの写真家まで、幅広い層に使ってもらえる一台なのだということを実感できた。

新製品を目の前にして興奮する人々

日本からの特別ゲスト!
光学・電子映像事業部営業グループ統括マネージャー鵜殿真一郎氏に聞く
ミラーレスデジタルカメラの魅力と可能性

鵜殿真一郎氏


「ここ2〜3年はスマートフォンの影響でカメラ全体の市場が縮小している中、ミラーレスデジタルカメラの売り上げは伸びており、日本でもその市場拡大が感じられます。普段の写真はスマートフォンで撮影される方が多いと思います。しかし、お子様の運動会や家族・友達との大切な時間、旅行の時など、ここぞという時にいい写真を撮りたいということで、動いている対象の写真や暗い場所でも綺麗で鮮やかな写真が撮れる、ミラーレスデジタルカメラが選択肢にあがってきたのです。

去年発売したX-T2は、フルコントロール可能なカメラで色んな機能がついている分、カメラのサイズが大きくなりましたが、X-E3はスクエアでコンパクト、高画質と機能性を保ちつつ気軽に持ち歩きしやすいのが最大の特徴です。大きいサイズのカメラだと鞄に入らないなど持ち運びがしづらく、写真を撮る機会を失ってしまいがちになることもあります。品質を妥協せずにいかに本体を小さくするかというせめぎ合いのところで、今回の新モデルに行き着きました。

またX-E3には4K動画撮影機能が加わりましたが、これからはビデオが一つのキーポイントになってくると思います。現在はSNSで動画をアップする時代なので、プロの方や一般の方も含めて、簡単にきれいに撮れる機能が大事になってきます。我々は日本のメーカーですが、世界中のお客様それぞれから声を聞くというスタンスで、これからも良い商品を作り続けていきたいです。」

FUJIFILMのプロフェッショナル達に教わる!
カメラがもっと好きになる、フォトウォークイベント

参加者に撮影のコツをレクチャー


レセプションの後にはFUJIFILMスタッフの皆さんとフォトウォークが行われ、会場の周辺を一緒に歩き、自分のカメラでの撮影はもちろん、新モデルのX-E3やその他の歴代モデルを実際に試しての撮影会が行われた。晴天に恵まれたこの日はまさに撮影日和。日頃からカメラを愛する参加者の皆さんは、撮影時のアングルから機能の効果的な使い方など、FUJIFILMのスタッフの方々が教えてくれる写真撮影のコツに熱心に耳を傾けていた。アングルや光の加減、撮影モードの設定といったほんのちょっとした工夫で、撮影できる写真が見違えるほど美しくなり、写真を見る人にも異なるメッセージ性を持つようになるのだと実感することができた時間だった。

富士フイルムカナダ近藤道夫社長にお話を伺うと「本日は天候にも恵まれる中、100名近いお客様がご来場くださり、本当に感謝しています。このイベントで色々なカメラとレンズを実際に試していただいて、撮影の楽しみをより見つけていただければ嬉しいです。既にXシリーズのカメラを購入いただいたお客様にも随時ファームウェアをアップデートし最新機能をご提供致しますし、今後もレンズラインアップを拡充して参ります。お手持ちのカメラでも新しいレンズを使って今まで出来なかった撮影が出来るようになれば、撮影の楽しみも一層広がっていくと考えています。」と語ってくれた。

イベントは大盛況に終わり、多くの来場者が新モデルのX-E3、XF80mm、GF45mmを含むFUJIFILM製品たちに魅せられていた。これからもFUJIFILMのカメラは、我々撮影者のライフスタイルに寄り添い、家族や友達と過ごす大切な時間や何気ないワンシーンを色鮮やかに彩り続けてくれることだろう。

色々なアングルを試しベストアングルを探す

フォトウォークでは全員で記念撮影を

イベント参加者に聞く!新モデルX-E3の使い心地

今回のイベント参加者は、まだカメラを始めて間もないという方、昔からFUJIFILMのカメラを愛用している方、プロやアマチュアのカメラマンの方など、様々なカナディアンが集まっていた。そこで、実際イベントに参加していたお二人に、新モデルX-E3の使い心地や現在所持しているカメラとの違いなどを語っていただいた。

ノームさん

ノームさん

数年前から趣味でカメラを始めました。私は過去に発売されたX-T1モデルを使っているのですが、X-E3はそれと比べて機能性や操作面が非常にシンプルで、何よりも軽くてコンパクト。まさにミニマリズムという言葉がぴったりですよね。さらにグリップ部分の形状が変わったことで、手にもよりフィットして使いやすさを実感しました。本当に素晴らしいカメラですね。

手に馴染むX-E3が気に入ったノームさん


ケラーさん

ケラーさん

20年ほどカメラを触ってきて、約5年前にFUJIFILMのカメラに切り替えました。今はX-T2を使っていて、フルコントロールできるのですごく気に入っています。新モデルのX-E3は小さくて持ち運びに非常に便利ですね。私は子供がいるので、子供と外出するときはカメラがかさばらないのはとても重要なことなんですよ。あとはタッチスクリーンがあるのも、直感的に瞬時に操作ができるので使いやすいと思います。

こだわりのアングルを探すケラーさん


FUJIFILM X-E3

FUJIFILM X-E3

製品情報ホームページはこちらから
http://fujifilm-x.com/jp/cameras/x-e3/