ルアー屋さんのオンタリオ釣り日記 第22回

 

lurecaevers-fishing-diary-22すっかり春になりましたね!
皆さんは釣りに行かれていますか~?
今月号の釣り日記では、旬の時期は既に過ぎてしまった感はありますが、どうしても紹介したい釣りについて書かせて頂きたいと思います。それは、春のビッグトラウト釣り!!

実は五大湖はトラウト類の宝庫であり、春になるとビッグトラウトを狙えるチャンスがあるんです。それも、ボートからではなく岸から狙えるタイミングがあるんですよ~。

そんなビッグトラウトを狙える釣り方とタイミングを2つご紹介させて頂きますね。

◆ 五大湖の流入河川でのスチールヘッド釣り
オンタリオ湖やヒューロン湖には沢山の川やクリークが流れ込んでいますが、春になるとその多くにスチールヘッドという鱒が産卵に上がって来ます。そして、それが釣り人達にとってビッグチャンス!

トロントから日帰りで釣りに行ける範囲内の川やクリークは、大体の場所が4月の第4週目の土曜日がマス釣り解禁日になるのですが、その直後~5月初旬に掛けてがこのスチールヘッド狙いの最盛期となります。

スチールヘッドと言うとあまり馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと、ニジマスが海に降りて巨大に育った個体の事をスチールヘッドと呼ぶんですね~。オンタリオには海がありませんので、オンタリオ産のスチールヘッドは五大湖を海代わりにして巨大に成長しています。

釣り方はフライフィッシングや、ウキを使った流し釣りがポピュラーで、イクラに似せた毛バリの実績が高いです。

◆ オンタリオ湖のブラウントラウト釣り
そして、もう一つのビッグチャンスがオンタリオ湖のブラウントラウト釣り!
これはスチールヘッドよりチャンスは短いですが、春の一時期、岸からビッグブラウントラウトを狙えるタイミングがあります。そのサインとなるのが“ユスリカ”と呼ばれる虫の羽化!

水が温み始める4月下旬から5月初旬に掛けて、オンタリオ湖等の岸辺近くを歩いていると、小さな蚊みたいな虫が大量に飛びまわっているのを見かけますが、この虫が一つの目安となります。(気温が上がった日に見かける事が多い)

大量のユスリカが岸近くで羽化し始める→小魚の群れがユスリカを食べる為に岸辺近くに寄ってくる→それを追いかけてデカいブラウントラウトが沖からやって来る・・・と、まるでわらしべ長者のようなドラマチックな食物連鎖(笑)が岸から手が届く範囲で起こる事があり、そのタイミングが最大のチャンスとなります。

トラウトが接岸してくる可能性が高い場所は、川やクリークなどの河口近くが多いのですが、もしそのような場所で沢山の鳥が上空を旋回していたり、水鳥が頻繁に水中にダイブしてたりしたら大チャンス。

小魚の群れを追いかけて、大きなトラウトが驚くような浅場まで入って来ている事があります。
お勧めルアーはミノータイプのルアーやスプーンなど、小魚を模したルアーの実績が高いです。

今回ご紹介させて頂いたどちらの釣りも、今年はほぼ旬の季節は終わってしまっておりますが、もし宜しければ来年の釣りの参考にしてみてくださいね~!

今月のワンポイント!

釣りに限らず、これからの時期、野外活動に出かけられる方も多いと思いますが、そんな時に持っておくと便利なのが虫よけグッズ。
特にオンタリオの北の地方に行かれる場合、ブラックフライという虫が発生している事がありますので、虫よけスプレーや虫よけネットなど、虫よけ対策をしておかれる事をお勧めします~。

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lurecaevers-fishing-diary-nishine西根博司(にしね ひろし)

鳥取出身。ルアーフィッシング歴30年。プロルアービルダー歴23年。カナダ歴14年。寝ても覚めてもルアー作りと魚釣りのことばかり考えている典型的な釣りバカ人間。


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