ルアー屋さんのオンタリオ釣り日記 第26回

我が愛しのアッパーナイアガラリバー

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世界3大瀑布の1つでもあるナイアガラ大瀑布・・・。
今更何言ってんの?ってな感満載な発言ではありますが、実にでっかい滝ですよねぇ~!(笑)

エリー湖からオンタリオ湖に流れる全長58㎞のナイアガラリバーのちょうど中間地点辺りにこのナイアガラ大瀑布があるのですが、滝を境にして上流はアッパーナイアガラリバー、そして下流はロワーナイアガラリバーと呼ばれています。あの巨大な滝を一体どれだけの水が流れ落ちているのか想像を絶するものがありますが、轟音を立てて流れ落ちる膨大な量の水をエリー湖から送り届けているのが、今回の話の舞台となるアッパーナイアガラリバーです。

究極の魚止めの滝としても機能しているナイアガラ大瀑布はナイアガラリバーの生態系にも大きな影響を与えており、同じ川なのに滝の上流と下流で生態系が異なるのが非常に興味深いところ。滝下流のロワーナイアガラリバーはオンタリオ湖の影響を強く受けており、季節になるとキングサーモンやトラウトなど、普段はオンタリオ湖を泳ぎ回っている鮭鱒類が大挙して遡上してくる川。

対する滝上流のアッパーナイアガラリバーはエリー湖の影響を強く受けており、スモールマウスバスやウォールアイ、マスキーなどの姿を多く見かけます。川の景観もアッパーリバーとロワーリバーでは大きく異なり、ロワーリバーはナイアガラ大瀑布が浸食して創り出した荒々しい峡谷なのに対して、アッパーリバーは平野部を滔々と流れる穏やかな川。

僕はこのアッパーナイアガラリバーに惚れこんでおり、全釣行の7割ぐらいはこのアッパーリバーで釣りをしています。前号でエリー湖のスモールマウスバスフィッシングについて書かせて頂きましたが、アッパーナイアガラリバーはエリー湖と繋がっている関係で、湖と川を行ったり来たりしているスモールマウス達も多く、エリー湖に負けず劣らず素晴らしいポテンシャルを持つフィールドとなっています。

そんなアッパーリバーのスモールマウスバスフィッシングですが、最大の魅力は川の中を泳ぎ回り、筋肉が非常に発達したスモールマウス達がターゲットとなる事。アクティブな魚達が多いので、ルアーへの激しいアタックや、魚を掛けた後の強いファイトは川ならではの魅力です。そして、ここアッパーナイアガラリバーはスモールマウスバス以外にもマスキーフィッシングの名釣り場でもあり、時にはとんでもないサイズのマスキーが釣れたりと、本当にダイナミックな釣りを楽しめる素晴らしいフィールドです。

アッパーナイアガラリバーの釣りシーズンですが、その年の気象条件にもよりますが、11月いっぱいまでスモールマウスフィッシングを楽しめます。10月半ばぐらいから日によって水に濁りが入る事が多くなり、スモールマウス狙いは苦戦する日もありますが、そんな日はマスキーが濁りに紛れて捕食活動している事が多いので、1発大物狙いのチャンスですよ~♪

滝観光のついでに、ちょっと足を延ばしてナイアガラリバーで釣りアドベンチャー、お勧めです!

今月のワンポイント!

◆ ナイアガラリバーのお勧めガイドさん達
http://www.castadventures.ca/
http://simonfrost.ca/
https://www.niagarasportfishing.ca/

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lurecaevers-fishing-diary-nishine西根博司(にしね ひろし)
鳥取出身。ルアーフィッシング歴31年。プロルアービルダー歴24年。カナダ歴15年。寝ても覚めてもルアー作りと魚釣りのことばかり考えている典型的な釣りバカ人間。



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