ルアー屋さんのオンタリオ釣り日記 第29回

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毎年この時期になると、世界中のバス釣りファンが熱狂する世界最大の釣りの祭典がアメリカで開催されます。それが、バスマスタークラシック!!

とは言っても、この連載をご覧下さっている殆どの方がバスマスタークラシック?何それ?という感じだと思いますが、一言で言えば世界で最も有名な釣り大会です!!

バスマスタークラシックは、アメリカで長い歴史を持つ由緒正しいバスフィッシングトーナメントで、これがド肝を抜かれるスケール。大会期間中、選手達や大会関係者達のみならず世界中からバス釣りファンが観戦に訪れる為、経済効果は軽く20ミリオンUSドルを超えると言われています。

大会の舞台となる湖&都市は毎年異なり、開催地の自治体の全面サポートをはじめとして、自動車メーカー、ボートメーカー、船外機メーカー、釣り具メーカー等、錚々たる有名企業がスポンサーに名を連ねており、日系企業ではトヨタとヤマハがこのバスマスタークラシックの主要スポンサーを務めています。

この大会に出場する選手達(60名弱)は全米トップレベルのトーナメントシリーズで上位成績を収めたプロアングラー(プロ釣り師)や世界中のディビジョンを勝ち上がってきた猛者達。

非常に高いスキルを持つ釣り人達が3日間に渡って全力で戦う極めてハイレベルなトーナメントで、アメリカンジョークで、『バスマスタークラシックウィナーは宇宙一釣りが上手い!』とまで言われています。(笑)

本戦は3日間に渡って競われ、毎日5匹のバスを検量所に持ち込んで重量を計測し、3日間のトータル重量で順位が決定します。優勝賞金は30万USドル。なんと、この究極とも言えるトーナメントで日本人が勝ったことがあるんですよ~!(バスマスタークラシック史上、アメリカ人以外の優勝者は後にも先にも2004年の大森貴洋プロのみ)

そんな世界最高峰のトーナメントの観戦に昨年僕も友人と行ってきたのですが、これが凄すぎ!!3日間の競技期間中、メイン会場となるスタジアムでウェイインショー(選手達が釣り上げたバスの重量を計量)が開催されるのですが、数万人の観客が観戦するスタジアム内にトラック&ボートと共に登場する選手達。もうこれがカッコいいのなんの。(笑)

そして、ステージ脇にトラックを乗りつけた選手達は自分が釣って来たバスを持ってステージに上がり、魚の重量を計量!!もう会場は割れんばかりの大歓声&大騒ぎで、釣り業界に身を置く僕がこんな事を言うのも何ですが、釣りでここまで盛り上がれるか?!っちゅうぐらいの大盛り上がりでした。(笑)

ウェイインが行われるまでの待ち時間は、併設された別会場でフィッシングショーが開催されており、もう時間がいくらあっても足りない状態。しかも、ウェイインショーやフィッシングショーやシャトルバス等全てが無料で利用可能と超太っ腹。本当に楽しすぎるイベントでした♪

今年のバスマスタークラシックではどんなドラマが生まれるのか?楽しみでしょうがありません!!

今月のワンポイント!

今年のバスマスタークラシックはオクラホマ州のグランド・レイクにて3月4日~6日の日程で開催予定です。(その気になればまだ行ける?笑)
大会やウェイインショーの模様はバスマスター・ウェブサイトにて実況中継されますので、バス釣りファンの皆様、要チェックですよ~!
Bassmasterウェブサイト https://www.bassmaster.com/

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lurecaevers-fishing-diary-nishine西根博司(にしね ひろし)
鳥取出身。ルアーフィッシング歴31年。プロルアービルダー歴24年。カナダ歴15年。寝ても覚めてもルアー作りと魚釣りのことばかり考えている典型的な釣りバカ人間。



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