MIRAY’S STORY #15

 Chapter 15 「リズム」

こんにちは、シンガー・ソングライターのミレイです!2013年にインディーズでデビューしEPをリリース、現在トロントを拠点にしています。日系社会においては2006年のJCCC紅白歌合戦に出演以来、新企会、Matsuri Festivalなど多方面で活動しています。連載コラムでは私の音楽だけではなく、日本からカナダへの道のりやニューヨークでの修行道中など盛りだくさんお話したいと思います。

mirays-story-15-01

日本人初!ミレイの新曲「カラーブラインド」がR&B部門ファイナリストに選ばれました!!

去年ヴォーカルの先生に歌で一番大事な事ってなんだと思う?と聞かれたのを思い出しました。それはリズム。同じ曲を演奏していてもリズム感があるかないかでその歌う曲の色がガラリと変わります。音楽だけではなく、会話でもそうですよね。話す速さやタイミングなどで雰囲気が変わっていきます。

小さい頃から何故か親が弾くピアノやギターよりもリズムの魅力にハマっていた私。後々始めたのがドラムでした。昔からフェミニストだったのか、女子=ピアノという考えが大嫌いでいつも「女がドラム叩いて何が悪い!カッコイイじゃないか!」というスタンスで弾いてた感覚を覚えています。気づけば家ではお茶碗とお箸などで練習。そして小学校の休み時間ではよく音楽室で練習していて音楽の授業ではドラムセットから離れませんでした。毎年の音楽会では必ずドラムを担当し「ルパン三世」や「ミッションインポッシブル」などを弾いていたのが懐かしいです。手足全てバラバラのリズムを同時進行で弾いているのに全ての音が綺麗に噛み合ってる感じに幼いながら魅力を感じていたような記憶があります。ちょうど同じ頃に始めたのがタップダンス。リズムに関わる事にはとことん挑戦していました。

mirays-story-15-02今更ながら思うと、ただ単に好きで追求していた事がどんなに大切なことか知らされます。そういえば母も昔「リズムは大切。メロディーが弾けてもリズム感が備わっているのといないのでは大きく差ができるのよ。人生はリズムだから」などと当時の私にはチンプンカンプンな事を語られたのを覚えています。今では曲を書くときに詩もメロディーも大事ですがそれをどんなテンポで当てはめていくのかが鍵だったり、文章の書き方、人の話し方や仕草で「この人リズム感いいな」など即座に感覚で読み取る事ができるようになった事に驚かされます。

何かと影響大だと気付き、大学に通っている間は殆ど叩く機会がなかったドラムもまたレッスンを始めるようになりました。脳が刺激されているせいか、やはり弾いているのと弾かないのでは作曲に大きな変化を実感します。集中力もアップするし脳が柔軟になる感じ。そこで詳しく調べてみたところ「ドラマーは他の人よりも脳の構造が違っていてそれは物事の考え方にも影響する」らしいです。手足のリズムを巧みに操る事によってセラピーにも使われているらしいです。皆さんにも是非オススメします。

話変わって先月、ジョン・レノン・ソングライティングコンテストから連絡があり、ミレイの新曲「カラーブラインド」がR&B部門でななっなんとファイナリストに選ばれました!!この部門でのファイナリストは日本人初だそうです(wikipediaにも登録されちゃいました)。このコンテストはプロでもアマチュアでも作曲家の登竜門として世界中で注目されており、あのジョンレノンの妻、オノヨーコさんが主催しています。当初は約2万8千曲がエントリーされ、今では世界各国からそれ以上のエントリーがあります。LAのNAMMショーでも広告やワゴンなど大々的に宣伝されていました。自分が選ばれるなんて予想もしていなかったので正直びっくりぽんです。メールを見た時「・・・」としばらく無言でした(笑)。アース・ウィンド・アンド・ファイアーのミュージシャン達の耳にも入りお祝いの言葉を彼らから頂き超感無量。まだまだこれからですが、このファイナリストになれた事を大きな原動力として頑張っていきたいです。

近々またトロントでショーをやります。詳細はツイッター@mirayholicでいつもお伝えしています。


mirays-story-01-03Miray
神奈川県鎌倉出身、親戚にグラミー賞受賞者を持つ音楽家族の元、幼少からドラムとタップダンスを始める。カナダ移住後ジャズやロックバンドでドラムを演奏、吹奏楽部でクラリネットを演奏。 15歳で初めてソロボーカルの舞台を経験。ヨーク/シェリダン大学デザイン科専攻卒。在学中にジャズ、ゴスペルコーラス、R&Bバンドに所属。現在デザイナー&シンガー・ソングライターとして活動中。世界的ドラマーのレニー・ホワイトにも曲を絶賛される。ボニー・ピンクやホリー・コールなどのジュノ賞ノミネートプロデューサー:マーク・ロジャーズと共に新曲作成中。
www.mirayholic.com
@mirayholic