MIRAY’S STORY #18

こんにちは、シンガー・ソングライターのミレイです!2013年にインディーズでデビューしEPをリリース、現在トロントを拠点にしています。日系社会においては2006年のJCCC紅白歌合戦に出演以来、新企会、Matsuri Festivalなど多方面で活動しています。連載コラムでは私の音楽だけではなく、日本からカナダへの道のりやニューヨークでの修行道中など盛りだくさんお話したいと思います。

Chapter 18 「レゲフェス」

夏ですね!夏といえば様々なフェスティバル。トロントはこの季節本当に賑やかです。毎日何か楽しいイベントなどが行われ、様々な文化のパレードやお祝いが次々とやってきます。みんな必死に太陽を浴びて夏を最大限に堪能する感じがパティオなどで見かけられますね。
私は最近自然の中に入るのが恋しくて、早速隣町のバーリントンにあるロイヤル・ボタニカル・ガーデンを訪れました。お花や木々に囲まれてマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュできた気がします。やはり常にパソコンや携帯などに囲まれているとすぐそこにある自然がなんだか新鮮に感じますよね。最近ゆっくりする事を忘れていたのかなって思うのは私だけじゃないのかも。

この前レゲエのフェスティバルに初めて行きました。実は最近(というかここ数年)自分の中では密かにレゲエにはまっていて、運転中は必ず大好きなG98.7FMを聴いて口ずさんでいます。メロディーがハッキリしていて、ポジティブでストレスフリーな詩が、いつも南国にいる感じでハマります。(渋滞でイライラした時にはこのジャンル、オススメです!)レゲエのリズムはジャズのスイングに似ていて、ジャマイカ出身のジャズピアニストのモンティ・アレクサンダーがその二つのジャンルの共通点を利用して作ったジャズレゲエフュージョンという新たなジャンルも面白いです。最近のトップチャートもOmi、 リアーナ、ドレイクなどレゲエのエッセンスが入っている曲が良く目立ちますよね。とにかく老若男女、小さな子供も簡単に聴けて踊って楽しめるのがこのジャンルの魅力だと思います。

フェスティバルの当日は残念ながら雨時々晴れな天気で南国気分にはイマイチなれなかったけど来ている人たちの殆どがジャマイカなどのアイランド出身。屋台も大好きなジャークチキンやロティなどが売られていい匂いだらけ。しかしショーが既に始まっているのかと思いきや、誰もステージにいません…あれ?でも3時間くらい前に始まっているはずだよね?と友達と確認するなか、DJが人気の曲を流すと周りはお構いなしに踊って盛り上がっている(笑)。ラインナップも結構の人数だったので遅れるとセットが短くなるんだろうなーとか自分はパフォーマーのスタンスで心配していました。
でも流石レゲエ。周りの空気は「まあいいじゃん?」的な感じで心配の要素0(笑)。
まさに「Don’t worry be happy」的な、ボブ・マーリー的な。これぞレゲエなんですね。と実感。そして屋台のおばちゃん超やさしい(笑)。いつもおまけを日本の商店街のおばちゃんを思い出しました。

左:南国ジュース 右:Summer of Reggae Fest

左:南国ジュース 右:Summer of Reggae Fest


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今回のラインナップは大御所のCoco Teaやエレファントマン、ウェイン・ワンダーなどビッグなアーティストが勢ぞろい!私にとって彼らのパフォーマンスを間近で見るのがとっても新鮮でした。MCとのやりとりも他のジャンルでは絶対味わえない、まるでコメディと説教が混じったような…説明できません(笑)。とにかく独特です。いい意味で。
一つどのアーティストも共通で気づいたのが、曲の始めでちょうど盛り上がる感じになったとたん「Hold on. Stop the music!」と必ず止めが入るのです。始めはこれもお客さんを盛り上げるためのショーなのかと思いきや、次のアーティストもその次も同じ事をしていて、とにかく音楽に浸って踊りたい我々にとっては「急いで次の曲に行く必要はないのでは?」なぜ全てメドレー形式なのかレゲフェス初心者の私にとってはとにかく謎でした。3時間遅らせたせいなのか、もしくは最近の若者のすぐ関心が薄れるのを見計らっての配慮なのか。色々考えさせられました。
レゲエは未知の世界と感じているそこの貴方!是非一度体験してみては?

さて、私はこれからNYに行ってきますので次号はそのお話をしますね。お楽しみに!


mirays-story-01-03Miray
神奈川県鎌倉出身、親戚にグラミー賞受賞者を持つ音楽家族の元、幼少からドラムとタップダンスを始める。カナダ移住後ジャズやロックバンドでドラムを演奏、吹奏楽部でクラリネットを演奏。 15歳で初めてソロボーカルの舞台を経験。ヨーク/シェリダン大学デザイン科専攻卒。在学中にジャズ、ゴスペルコーラス、R&Bバンドに所属。現在デザイナー&シンガー・ソングライターとして活動中。世界的ドラマーのレニー・ホワイトにも曲を絶賛される。ボニー・ピンクやホリー・コールなどのジュノ賞ノミネートプロデューサー:マーク・ロジャーズと共に新曲作成中。
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