和芝?洋芝?芝生にはたくさん種類があるのです!日本の芝「和芝」と海外の芝「洋芝」の違い | ミサキのゴルフ体験記 第3回

まず簡単に芝の種類を説明しておきましょう。和芝と呼ばれる日本の芝は、高温多湿な気候で育ち、高麗芝、姫高麗芝、野芝などがあります。一方、洋芝と呼ばれる海外の芝は、乾燥した気候で育ち、寒地型洋芝であるベントグラス、フェスキュー、暖地型洋芝であるバミューダ、ティフトンなど種類が二つあります。特徴としては和芝は太くて硬く刈り込むとボールがタワシの上に乗っているような状態になります。洋芝は細くて柔らかいので、フェアウェイだとしてもボールが少し沈んでしまうのです。

浮いているボールと沈んでいるボール、どちらが打ちやすいと思いますか?打ったことがない方は分からないかもしれませんが、浮いているボールのほうが断然打ちやすいのです。和芝の場合、多少クラブが手前から入ったとしてもボールは飛んでいってくれますが、洋芝の場合は悲しいほど飛びません。私は実は大学生のときに洋芝でのゴルフ経験があるので、ある程度難しさを知っていました。海外でのゴルフ経験がなかった私がどこで洋芝を知ったかというと、北海道と沖縄のゴルフコースです。北海道ではベントグラスが多く使われていますし、沖縄は暖地型の洋芝であるバミューダが多いので、日本でも洋芝を経験することができます。

そんな頃の記憶など薄れていたときにカナダでプレーし、洋芝でのプレーの難しさを思い出しました。“上からクラブを入れつつターフを薄く長く取る”これが洋芝の打ち方ですが、そんなプロゴルファーみたいなこと…といいつつ草鞋のようなターフが綺麗に飛んでいったときには、自分が優勝争いでもしているかのような錯覚に陥ります。しかし和芝に慣れているのでやはり難しい。日本のプロゴルファーが海外ツアーで思ったような結果が出せないのは、芝の違いが大きく関係しているのではないのでしょうか。


日本にもそういうコースを増やせばいいのではないか?と思う人もいるかもしれません。“洋芝を輸入して、海外と同じようなゴルフコースを造ればいい”と。しかし日本は台風が多く梅雨もあるので、もし洋芝を貼ったとしても、台風が来たら全て流れてしまうそうです。それぞれの土地に合った芝生で、それぞれの芝生に合わせた打ち方をマスターしなければいけないようですね。

ゴルフをされる方は是非、コースに行った際に芝生を観察してみてください。ちなみに私の父親もゴルフをするのですが、夏にカナダを訪れたとき「ベントグラスか…」と、公園の芝生を見てつぶやいていました(笑)。芝生の種類を知ると、ゴルフコース以外の芝生も気になってくるようです。ちなみに私も「ここからのアプローチは寄らないだろうな~」と、ナイアガラの滝の側の公園で考えていました(笑)。職業病そして遺伝というものはおもしろいですね。

次回はミサキのゴルフ体験記~夢のアメリカ編~をご紹介したいと思います。



ティーチングプロ 光咲(Misaki)