マイゴルフ~ゴルフのススメ~第51回

Q&A打ちっ放し練習場で効率的に上達できる練習方法

ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。

Q.ゴルフ打ちっ放し練習場についての情報、大変参考になりました。今回は、打ちっ放し練習場で効率的に上達できる練習方法等がありましたら、ご教示下さい。

ゴルフ暦:ビギナー、ハンデ-:なし、30代、男性

A. 限られた時間の中で、いかに楽しく効果的に練習して上達するか、とても良い質問です。先ずは、練習には自分の目標を持つことです。やみくもに一日に200球、300球打ちっ放すのでは、身体を痛めて長続きしないでしょう。それでは、順を追って、楽しく上達してゆく練習方法について解説します。


1.ストレッチ

練習ボールを打ち始める前に自分の身体全体をほぐし、筋肉痛、関節炎等のケガが生じないようにしましょう。手首、肩、上半身の捻りから始め、腰、太もも、膝、脚を十分に伸ばす柔軟体操は欠かせません。スクワットは一番効果的だと思います。少なくとも10回ぐらいはやりましょう。

2.素振り

アイアンを2本重ねて束にしてゆっくりスイングする。早く振るのではなく、重いのでゆっくりリズム良くスイングする。
①ゆっくりテイクバック。②トップからダウンスイングに移る前に左リードで左足に体重移動。③ダウンスイングではスイングスピードを徐々に加速する。④フィニッシュは左足1本で立ち2秒間バランスを保つようにする。これを繰り返します。
3回〜5回ぐらい重いクラブをスイングすると正しいスイングプレーンを取得することができますよ。
それと、重いクラブの素振り後、1本で素振りすれば、思ったようにクラブを操れる気がするようになります。その感覚が、ゴルフの醍醐味なのです。思ったようにクラブを操れるようになれば、素振りも楽しくなりますよ。

3.目標

飛距離向上を目指すのか、方向性を高めたいのか、スコアを縮めたいのか、本日の練習目標の順位を付けます。
ドライバーの飛距離を向上させるには、
①ヘッドスピードを上げるコツ:
飛距離はインパクト時点でのヘッドスピードに比例しますから、そのヘッドスピードを上げるコツを掴むことです。それには、クラブを逆さに持って、つまりヘッド側を持ってグリップ側を先にしてスイングします。インパクト時点直後にビュッという音が聞こえるように、ダウンスイングで徐々に加速してインパクト時点でMAXのスピードになるように振ります。始めはダウンスイングに入った途端に音が聞こえるかも知れません。何度も練習をして自分のMaxスピードのタイミングを掴みましょう。それができるようになれば元に戻して、普通に素振りします。同じく、インパクト時点でMaxスピードを迎えているかどうか確かめます。グリップはゆるゆるに握るのがコツですよ。
ドライバーならヘッドスピードを1m/秒増すごとに約5ヤード飛距離が伸びます。例えば、現在40m/秒の人なら5.5倍して平均220ヤード前後の飛距離でしょう。250ヤード飛ばすためには、逆算して45~46m/秒で振れるように訓練する必要があります。ヘッドスピードを上げるには、身体を鍛えることが一番ですが、今使っているドライバーのシャフトが自分に合っているかどうか見極めることも大変重要です。
概ね、カナダで購入したクラブは北米仕様なので、日本仕様と比べシャフトは硬めです。ヘッドスピードの遅い人が硬いシャフトを懸命に振っても効果はありません。男性なら一度女性用クラブ又はシニア用クラブを試打すると良いでしょう。女性なら、シャフトの重さが45g以下の軽いシャフトのクラブで試打してみましょう。意外にも飛距離が伸びることを実感できます。ご自分のドライバーを気に入っておられるなら、クラブフィッティングができるショップで相談されることをお勧めします。三菱レーヨン製、フジクラ製、日本シャフト製等の日本製シャフトがトロントでも入手できるようになりました。自分に合ったシャフトでヘッドスピードを上げて20ヤードの飛距離向上を目指しましょう。
次回は、飛距離を伸ばすには、「②インパクト後のボールのバックスピン量を減らすコツ」について解説します。