【カナダニュース現地報道】カナダ・サスカチュワン州でジュニアアイスホッケーチームを乗せたバスが事故。少年選手ら15人死亡。 #HumboldtBroncos

サスカチュワン州ティズデールで6日、トレーラーとバスが衝突する事故が起こり、バスに乗車していたジュニア・アイスホッケーチームに所属する選手とその関係者15名が死亡した。

現地報道によると、バスは州の少年ホッケーチーム、ハンボルト・ブロンコスとその関係者計29名を乗せて試合に向かっている最中だった。選手は16歳から21歳までの24名。死者の中にはコーチとチームキャプテンも含まれていた。現在も14人が負傷しており、中には重体の人もいるそうだ。

ハンボルト・ブロンコスの代表、ケビン・ガリンジャー氏は「悲しみに打ちひしがれている」とコメント。州の少年ホッケーリーグの代表、ビル・チャウ氏はショックのあまり会見で言葉を詰まらせていた。

事故現場には衝突したバスとトレーラー、そしてトレーラーの中に入っていた荷物と思われるものが雪の上に散乱しているのが見て取れる。事故の詳細はまだ解明されておらず、現在警察が調査中とのこと。トレーラーの運転手は無傷だったという。

コーチのダーシー・ホーガンさんは選手に指導者と同時に友人として慕われていた。彼はコーチとしてはもちろん、素晴らしい人間だったとホーガンさんの知人は語る。今回の事故では無念にも帰らぬ人となった。

チームのキャプテン、ローガン・シャッツさんも命を奪われた一人。ブロンコスに所属して四年、そのうち二年半はキャプテンとしてチームを牽引してきたとローガンさんの父親は言う。

事故から一夜明けた7日はナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)などカナダ国内外のホッケーチームが試合前に黙祷を捧げた。

中でもマニトバ州のウィニペグ・ジェッツと米イリノイ州のシカゴ・ブラックホークスの両選手が「ブロンコス」と書かれたユニフォームを着て黙祷を捧げる様子が印象的だった。

ツイッターに掲載された負傷した選手3名が病室でベッドに横たわりながら手を握りしめている写真は大きな反響となっている。

チームのホームグランドでもあるエルガー・ピーターセン・アリーナでは現在、選手の家族や関係者が集い互いを慰め合っているほか、精神的なケアも受けられる設備が整っているそうだ。その周辺地区も、まだ連絡を待っている選手の家族に食事や携帯の充電器を提供するなどしてサポートしているという。