jizueインタビュー&初日ライブレポート

jizue-01

初日公演前にインタビューに応じてくれた、本公演唯一のインストバンド・Jizue

5月16日にRivoliにて初日を迎えた、日本のミュージシャンたちが織りなすショーケース・Next Music From TOKYO

今回で6回目を迎えた本イベントは、回を重ねるごとに注目を集め、日本人だけでなくカナダ人の間でも人気のイベントとなっており、観客の約8割がカナダ人で、年齢層も幅が広いのが特徴。

今回の出演バンドは「nayuta」「宇宙コンビニ」「Happy!Mari」「きのこ帝国」「jizue」の5組のバンド(※初日出演順)。今回TORJAではこの5組の出演バンドのなかから、唯一のインストバンド・jizueに注目、初日公演前にインタビューを行った。


トロントは初めてとのことですが、印象はいかがでしょうか?

-ただただ楽しいです(笑)。気候も思ったよりは過ごしやすいかな。なにより、人がみんな親切ですね。昨日の夜、このイベントの主催者であるスティーブンさんのお宅でのホームパーティにお招きいただき、そこで今回ボランティアとして参加されているトロント大学のランゲージエクスチェンジの学生さんたちとも話す機会があったのですが、みんな人懐こい方ばかり。皆さんが本当に親切にしてくださるので嬉しいです。

海外公演のご経験は?

-実は今回が初めてです。でも、日本でのライブでも、意外と海外のお客さんもいたりします。先日も長野県の「SNOW MONKEY BEER LIVE 2014」に出演したのですが、地ビールのフェスだったので海外のお客さんがすごく多くて。そこで、ビールを造っているカナディアンにも会って、カナダ公演の話をしたら、今回のモントリオール公演会場近くに工場を持っているという偶然もあったり。

今回、この「Next Music From TOKYO」に出演されるきっかけは?

-日本で行われている「neutralnation」というフェスに出演した際に、スティーブンさんも来られていて、そこから交流がはじまりました。そのあともフジロックに聴きにきてくださったり、何回かフェス会場でお会いする機会があって。そのたびに、いつかカナダのこのイベントに呼びたいとお誘いいただいていて、今回ついに出演するに至ったというわけです。

ずばり、カナダ初ステージへの意気込みは?

-気合入ってます。初海外公演ということもありますし、日本の音楽を世界で発信できるということにもモチベーションがあがりますね。MCも英語で頑張ります。言いたいことも全部書きだして、ばっちり翻訳済みなので(笑)。jizueはボーカルのいない楽器だけのバンドなので、国籍関係なく楽しんでいただけるのかなと思います。カナダの方にどんなふうに響くのか楽しみですね。
そうして迎えたライブ本番。トップバッターのnayutaは男女混合のボーカルに独特のリズムワークで、カナダのお客さんの心を即座に掴んで、ステージと客席が一体となる。つづく平均年齢約20歳という若さのバンド・宇宙コンビニは、ボーカルの透き通った声、そしてギターとドラムのテクニカルな演奏を繰り広げ、客席からはクラウド・サーフィンが発生!勢いそのままに中盤に登場した男性4ピースバンド・Happy!Mariのステージでは、特徴的な彼らの歌詞を客席が一緒になって大合唱。それを受けて4組目に登場したのは、昨年に続く2度目の出場となったきのこ帝国。その安定のハイレベルなパフォーマンスと絶大な人気で、ダイブからのクラウド・サーフィンで会場を観客がたゆたい、終盤に向け会場全体の盛り上がりも絶好調。そしてラスト、大トリを飾ったのが、インタビューにもご登場いただいたjizue。本イベント唯一のインストバンドである彼ら。日本の和を感じさせるピアノの柔らかな曲調から、じわじわとリズム隊が攻め込んできて、あっという間にjizue音楽の波に呑みこまれる。アンコールもわき起こり、約5時間に渡って繰り広げられたステージは大盛況で幕を閉じた。


jizue-02jizue

小学校からの幼なじみである、井上(ギター)、山田(ベース)、粉川(ドラム)が2006年に結成。何度かメンバーチェンジを経て、片木(ピアノ)が加入、現在に至る。京都を拠点に勢力的に全国を飛び回る。バンド名はフランスのサッカー選手・ジダンの愛称jizueに由来。