【第21回】Torja6周年にちなんだ本 | トロントの本屋さん
TORJAが6周年ということで、あまりにもめでたいため、美酒に酔わねば…と思いきや、原稿の締め切りも迫っていた今日であります。今号はTORJAの6周年ということなので(?)、わたくし玉井が担当させていただきます。
6年って長いような短いような。6と一言で言ってしまうとそれまでですが、それは生まれた子が小学校にあがるまで、小学校に入った子が仰げば尊しを歌うまでだから、長いもんだ。72カ月つまり72号、それを毎号68ページとかあるんですから、あらためて感服している次第です。
世界一のあきらめない心
なでしこジャパン栄光への軌跡
江橋よしのり 著(小学館)
そこで創刊号をこの機会に棚から取り出したら、そこには「なでしこジャパン」が世界一になったという表紙イラスト。いやー、思い出しますねー。ということで、なでしこジャパンを取り上げたこの一冊から。
ふたりのせかいりょこう
東日本大震災から6年姉妹人形の奇跡
佐藤美香 著(祥伝社)
更にページをめくると、東日本大震災の記憶を風化させないようにという、編集長の思いが伝わってくる記事が目に入った。震災は多くの人にいろいろな形で影響を及ぼした出来事だったが、その話を一つ。
生きかた上手 新訂版
日野原重明 著(ハルメク)
「TORJAが出版されてから、私を含むトロントに住む日本人の生活が豊かになりました」ページをめくっていくうちに、以前日本企業の駐在員としてトロントに住んでいたお客様がそう語っていたことを思い出しました。そういえば、波乱に富みながらも豊かな人生を先日終えられた日野原氏(あ、、記事を書いている日がばれる)、彼がカナダで公演されたのを聞きに行ったのはもう10年以上前か…。
丁寧を武器にする
なぜ小山ロールは1日1600本売れるのか?
小山進 著(祥伝社)
しかし、これだけTORJAが支持されているのも、やはり編集長の情熱というか熱意というか(一緒か?)、魂のこもった仕事のなせる業でしょうか…見習わねば。世界を股にかけ、その情熱で多くの方の支持を受けている小山ロール(もちろん私は食べたことがないです)の小山氏の著作を読んで、TORJAの編集長と通ずるものを感じました。
東京タラレバ娘
(Kissで好評連載中)
東村アキコ 著(講談社)
もし、トロントにTORJAがなかっタラ、編集長がトロントに引っ越してこなけレバ…なんて考えるうちに、トロントタラレバ…じゃないや、東京タラレバ娘(人気少女漫画で昨冬ドラマ化された作品)の主役が締め切りと眠気と戦うシーンを思い出し、編集長の6年間の苦労を想像し、その重みを実感した今日この頃。
OCS Japanese Bookstore(J-town内)では、日本の本や雑誌を販売しております。話題の本はもちろんのこと、英語・その他言語のテキスト等も取り扱っています。店頭にない商品も、もちろん日本から取り寄せいたします。是非気軽にお越しください。
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