11月号のテーマは「マリファナ」|トロントの本屋さん【第33回】|特集「カナダ・マリファナ合法化」

 こんにちは!今月はOCS JAPANESE BOOKSTOREの大越がお送り致します。

 今年もあと2ヶ月になりましたね~早いですね1年!!めっきり寒くなってきてどんどん出不精になってきました…。

 寒がりの私にとって辛い冬が迫ってきています。今年は極寒ではない事を切に願っています!!

 10月17日からカナダではマリファナを嗜好品として使用、所持、栽培が合法化されました。

 アメリカでも嗜好品、医療目的として合法化されている州はありますが、国として嗜好品が合法化されたのはウルグアイに続き2カ国目になります。先進国としては初めてになりますね。

 さて、皆さんマリファナと聞いてどんな印象を持つでしょう?日本人としては悪いイメージですよね~。

 ですがマリファナ、大麻は「麻」「ヘンプ」などの別称を持つアサ科の一年草です。

 「違法な薬物」として認識されることが多いこの植物ですが、繊維を衣服や縄、釣糸、漁網に、種を食料に、茎を建材に、根や葉を薬用にと幅広い用途で利用し、日本人の営みに欠かせぬ植物でした。

 是非この機会にマリファナと日本の関係を知ってみてはいかがですか?

大麻という農作物
日本人の営みを支えてきた植物とその危機(大麻博物館)

大麻草解体新書

 もう1冊、日本人の偏見を変えてくれる1冊があります。表紙からして分かりやすそうですね~。

 マリファナや大麻と聞くと悪いイメージですが、麻と聞くと良いイメージがわきませんか??

 神道においては、大麻は罪穢れを祓うものとされています。そして、伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻」と言い、大麻とは天照大神(あまてらすおおみかみ)の御印とされています。

 大麻、麻、麻薬についての正しい知識をこの本から得られます!

大麻草解体新書

大麻草検証委員会 編(明窓出版)

 先ほどから嗜好品として合法になったと書いてきましたが、カナダでは以前から医療用としての使用は認められていました。カナダ以外にもアメリカの半分以上の州、オランダ、オーストリア、イスラエル、スペイン、フィンランド、ベルギー、イギリス、ドイツ、オーストラリア、コロンビア、ジャマイカ、韓国などで合法化されています。

 日本では勿論医療用としての使用も違法になり、臨床研究すらできないのが現状です。

 いったいなぜ大麻は、日本と世界との間で、このような差があるのでしょうか?

医療大麻入門
がん治療の選択肢を増やそう!

長吉秀夫 著/医療大麻を考える会 監修(キラジェンヌ)

 お次はお決まりの漫画です!平和の革命家ボブ・マーリーの愛息子ジギー・マーリーが放つマリファナマンの物語です☆これは資本主義の象徴たる悪の製薬会社と、自由を求め正義と平和、そして自然への回帰を望む人々の最後の聖戦が生み出す境地と、世界の行方を描く物語になります。

マリファナマン

ジギー・マーリー 原作/ジョー・ケイシー 本文/ジム・マーフード 作画/石川文代 訳/Sage 訳(明窓出版)

 突然ですが、マリファナの臭いってスカンクの臭いと似てませんか??

 個人的な意見ですが、スカンクもマリファナもカナダを代表する臭いな気がします…笑。

スカンク カンク プウ

サトウ・ハチロー 作/宮中雲子 文(チャイルド本社)

 ではまた来月お会いしましょう!


トロントにある日本の本屋さん
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