カナダのニュースでも話題!平昌オリンピックこぼれ話。日本人移民の両親をもつアメリカ代表長洲未来さん

五輪史上3人目となるトリプルアクセルを成功させたお隣アメリカのフィギュアスケーター。ご両親は寿司屋というのも親近感◎

平昌で行われている冬季オリンピックで、2月11日(日)フィギュアスケートに新たな歴史が刻まれたのがアメリカで大きな話題になり、カナダでもニュースになっている!!アメリカ代表の日系フィギュアスケーター、長洲未来さんがトリプルアクセルを成功させ、五輪史上3人目、そしてアメリカ史上初の功績となったのだ。未来さんの演技は団体戦でアメリカを銅メダル獲得へ大きく貢献した。

未来さんはバンクーバーオリンピックにも出場していたがメダルには届かず、その後も納得いく結果が出ない悔しさを見事に練習への熱意に変え、平昌五輪団体戦でトリプルアクセルを成功させ、誰しもが彼女の成長を確信する感動的な演技となった。

悔しい結果が続く中、自身に対するフラストレーションも募り苦しい時期もあったが、意識的に自分を変えようと強く決意し、見事に今回成功を世界中の人々の目に焼き付けた。ただ苦しい時期を乗り越えたことだけではなく、“やり遂げられる”、“乗り越えられる”というメッセージを世界に発信できたことが何よりも誇りに思うと語る姿も素敵です!!!

Guys, what a day. These are the moments we work for. ❤️

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今やアメリカのフィギュアスケート界を支えているのが、移民の子どもというのも話題になっているが、未来さんもロサンゼルスで寿司店を営む日本出身のご両親の元に生まれたという。そんな未来さんは、2010年にLighthouse紙のインタビューで、「自分はアメリカ人だと思うか、それとも日本人だと思うか」との問いに対し「どっちもかな」と答えるも、生活の中でアメリカ人であることを自覚する部分もあり、自らを「日本が大好きなアメリカ人」と表現している。

また、「日本からもアメリカからも手紙が届くのですごくうれしい、2つの国の人から応援してもらえる境遇にある私はすごくラッキーだと思います」などと述べているなど、カナダ・トロントで暮らす私たちにもすごく共感できる思いが湧いてくる。

I met Maia at mini Nationals over ten years ago and we bonded because we are both of Japanese descent. Fast forward to the @pyeongchang2018 Olympics: I gave Maia a huge hug before she skated and told her that the team would be skating with her for every step of her program. Tears were streaming down my face by the time she finished because I never thought that the little girls who were excited about taking photo booth pictures together would one day take a photo with their Olympic medals. Similar to gymnastics, figure skating is a sport that we commit ourselves to at a young age and to watch each other grow up and become a part of each other’s skating family has been truly magical. The theme for @usfigureskating heading into the @olympics has been “Together” and I will forever remember the moment that we earned this medal together. 📸 @alexshibutani

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日本からアメリカに移民して寿司屋を営む親御さんについても知りたい!

金メダルを取った後、Food &Wineというメディアには ご両親に関する記事が掲載されたので、そちらも紹介しよう。

未来さんの両親はカリフォルニアで寿司レストラン、「Kiyosuzu」を営んでいる。
日曜日はお店が混雑するので、娘の演技を生中継ではなく家へ帰って録画で見ると予定していたそうだ。 母のイクコさんは、お店が営業中に未来さんの演技がうまくいったと聞いてホッとしたそう。

父のキヨトさんは、とてもクリエイティブで見たことない寿司を創り出すシェフだという。未来さんはそんな父を“ mischievous ”(お茶目でいたずら好きな人)と表現する。

小さい頃から両親のレストランで多くの時間を過ごして育った彼女は、両親から冒険することと想像力(adventure and imagination)を受け継いだそう!

今回、歴史的な記録を残した未来さんを誇りに思い、ご両親のお店では“ミライロール”というお寿司を新しくメニューに取り入れた。マグロ、たらこ、アボカド、明太子、えびの天ぷらが使用された豪華でなんともクリエイティブなロール寿司。未来さんの輝かしい活躍をこのお寿司でお祝いしたい!とのことだ。

お隣アメリカの話とはいえ、ここカナダも移民国家であり、未来さんのストーリーはもちろん、ご両親のお話もとても共感できるなぁと思ったオリンピックこぼれ話でした!