カメラビト1.伊藤 大地さん(ワーキングホリデー)|写真本来の楽しみ方を伝えるカナダ「Printlife」カメラのある生活

伊藤 大地さん(ワーキングホリデー)

Fujifilm X-T3(レンズ: FX 16-55mm/f2.8)

Instagram: @daichygraphs 

写真本来の楽しみ方を伝えるカナダ「Printlife」カメラのある生活

 「撮る、残す、飾る、そして贈る」 写真本来の楽しみ方を伝える富士フイルムが掲げる「Printlife」というコンセプト。このコーナーではカナダで生活するカメラ好きな方へのインタビューを通して、写真がある暮らしの魅力に迫ります。

 海外の文化をもっと広く、深く知りたいと思い、トロントで生活をしている伊藤さん。カナダは多様な文化が混じり合っている国で、特にトロントはヨーロッパ、南米、アジアや中東まで様々なカルチャーをまとめて身近に感じられるのが嬉しいと語る。

 自国を飛び出してきたエネルギッシュな移民や留学生が多いからか、街に活気があるところがすごく好きだそうだ。

トロントの日々の景色や何気ない日常を撮影することがライフワーク

 もともとはコンパクトデジタルカメラでトロント生活の記録用に写真を撮っていました。日本に帰ったときにいろんな瞬間や学びを忘れないためや、家族や友達にお土産話ができるようにという気持ちがありました。

 日常的な写真で日記を書いてインスタグラムにアップすることが一つの趣味なのですが、日々の新しい発見を切り取ったり、文章を考えるのも好きでした。次第に「どうせ撮るなら自分だけで完結するものよりも人の心まで揺さぶるような写真を撮ってみたい。そしてできれば将来の仕事にも役立てたい」と真剣にカメラ選びをする中で富士フイルムのミラーレス一眼を購入しました。

 選んだ理由は、色々な機種を調べていて一番直感的に「これにしよう!」と心が動いたのがX-T3でした。柔らかくもはっきりしている絶妙な色味に心をつかまれました。ISOやシャッタースピードなどの調整をつまみで行うシステムはワンタッチで調整できるので快適です。

 トロントに飾られている写真をみていると、フォトグラファーによって視点が多様なので毎回新しい写真に出会う度に、その斬新さに感動させられてばかりです。ですが、自分も誰かを感動させられるようになれると思っています。

写真を撮れば撮るほど、心が動くことが多くなる

 トロントで撮影しながら街を散策しているといろんな人に声をかけられます。そうやって新しい体験もできるし、英語のレッスンにもなるし、カメラに投資した甲斐があるなと感じています。

 ある金曜日の夜に撮影していたら、アメリカからの観光客に「そのカメラめっちゃかっこいいね!俺らの写真撮ってよ!」と言われ、即席の撮影が始まりました。彼らも僕が撮った写真をすごく気に入ってくれたようです。もし日本にいたら、街中で出会った人にお金をもらって撮影どころか話しかけられることもなさそうなので、日本と北米のカルチャーギャップを心と体で感じた瞬間でした。

 こういうイレギュラーなことが起こるのでトロントでの撮影はやめられないですね(笑)。

伊藤さんの「Printlife」

 自分の家族は海外に距離感を感じている人が多いので、実家や自分の部屋などにドカンとトロントの写真を飾っていきたいです。あと小さい甥っ子や姪っ子がいるので、彼らがもし大きくなって海外に興味を持った時、もしかしたらその写真がなにか会話や行動のきっかけになってくれたらそれ以上嬉しいことはないと思っています。

お気に入りのトロント写真

「そのいきで」

 これはホームステイ先の長男8歳の誕生日会です。息の吹き方をみてもわかるとおり超パワフルな子です。家でも寝るか遊び狂うかの激しさでよく笑わせてくれました。いつまでもこうして親しい人に見守られながら強く自分の道を進み続けてほしいです。

「Naughty boy」

 これも誕生日会での光景ですが、こっちの子供たちの明るさを象徴するような写真が撮れたと思います。布越しでしかも真っ赤な背景をキャッチできて、ユニークな写真になりました。

「friday night」

 とある暖かい金曜の夜11時のバー、窓越しにぼんやりと見える二人の男女。「この光景どこの国でも同じだな~」と改めて思いました。あの日の彼らは素敵な夜を過ごせたのでしょうか。

「雪が残ってる日はもちろんDaddy Taxi」

 道に雪があって歩きづらいときにソリを使う人を見たのは初めて。子供がいい表情をしてくれたおかげでパパが子供を引っ張っているのか、それとも子供がパパに引っ張らせているのかまったくわかりません。

「寒いですが、明日もお仕事頑張って」

 この街に観光に来た人がCNタワーをみた時に実感が湧いてドキドキしたり、留学に来た人が自分の国に帰ってもCNタワーを見ればいろんな思い出が浮かんでくる。こんなふうに多くの人の心を動かせるものって心からスゴいと思います。

写真の活用方法を提案する新コンテンツ「Printlife」

 「Printlife」は、写真を撮りプリントすることの楽しさをお客様にもっと知ってもらうために、Fujifilmがカナダでスタートさせた取り組み。「撮る・残す・飾る・贈る」という写真の楽しみ方を専用Webサイト(下記)やコンセプト写真店「AnnexPhoto」を通じて発信している。専用サイトでは、スマホに溜まっているお気に入りの写真をプリントするやり方や、旅行・イベントの思い出を写真集や額装して上手く飾る方法などをリアルな活用事例を紹介。
fujifilmprintlife.ca
annexphoto.ca