Raptors History 数字で解る 24年間の軌跡|特集 トロント・ラプターズ

28つ目

 1993年11月4日、NBAはトロントを28つ目のフランチャイズに決定した。全国に渡るコンテストの結果、翌年の5月15日にはチーム名が“Raptors(ラプターズ)”に命名された。

1995年11月3日

 最初のレギュラーシーズンの記念すべき初試合はニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン)戦で同年11月3日、スカイドーム(現ロジャース・センター)で開催された。

背番号15の救世主

 創設以来苦戦を強いられていたラプターズに背番号15の救世主が現れる。1998年のNBAドラフトで元々ゴールデンステート・ウォリアーズに指名されたヴィンス・カーターが同日のトレードでラプターズに移籍。カーターはそのシーズンの新人王に輝いた。

初の45勝

 1999-2000年シーズンでは45勝37敗で初めてのプレイオフに進出。第一ラウンドでニューヨーク・ニックスを相手に接戦を繰り広げるも全敗に終わり初プレイオフシーズンの幕は閉じた。

2人のエース

 2009年に指名されたデマー・デローザンはエースとして活躍し、ヘッドコーチにドウェイン・ケイシーを迎えた。さらに2012年にカイル・ラウリーが加わり、デローザンと共にチームの顔となった。また、同年マサイ・ウジリ氏がGMとなる。そして2011年から2016年のシーズンにかけて最高勝利数を毎シーズン更新した。

2013年

 2013年は特にチームにとってのターニングポイントとなった。レギュラーシーズンを48勝34敗に終え、それまでのフランチャイズ史上最優秀成績を納めた。そして5年ぶりのプレイオフ進出を決めた。

6年連続プレイオフ進出

 その後もラプターズは安定してレギュラーシーズンを終え、今シーズンを合わせて6年連続でプレイオフ進出を果たした。2015-16シーズンでは史上最高の56勝し、イースタンカンファレンスファイナルまで辿り着く。しかしクリーブランド・キャバリアーズ、そしてスター選手レブロン・ジェームズという最大の敵を倒し、ファイナルに進むことはできなかった。

2018年から2019年の大改革

 当時のアシスタントコーチ、ニック・ナースがヘッドコーチに昇格。そしてウジリGMはチーム史上最大とも言える取引を遂げる。アメリカ外唯一のチームで多くの選手から比較的人気のないトロントだが、ファン、チームを愛しラプターズでプレイし続けるために長期契約も結んだエースでファンからも絶大な人気を誇るデマー・デローザンを若手スター、ヤコブ・ポエートルと共にサンアントニオ・スパーズにトレードした。そしてラプターズは怪我のため前シーズンで9試合しか出場できなかったスターフォワードのカワイ・レナードとダニー・グリーンを迎えた。この取引はファンやメディアの間でショックや驚きを与え多くの注目を集めるニュースとなった。
 そして今年2019年、ラプターズはミルウォーキー・バックスをゲーム6で破り初めてイースタンカンファレンスタイトルを獲得、NBAファイナル突破を果たす。

24年目にしてNBA No.1

 NBAファイナルは過去4年間ファイナルに進み、3回連続でタイトルを獲得しているゴールデンステート・ウォリアーズと対戦。しかしその強豪チームに屈せずトロントホームで初戦を勝利で飾りゲーム3でシリーズをリード、1度も追いつかれることなくゲーム6を接戦の末114対110で見事に勝利しNBAチャンピョンとなった。。チーム全体もファンもカナダ中がこの瞬間を24年間待っていたことは間違いなく、長くチームに貢献してきたスター、ラウリーが選手の中で最初にトロフィーを手にした瞬間は大きな感動に包まれた。

770万人

 ベル・カナダによるとNBAファイナル最終試合ゲーム6を視聴したカナダの人口は平均で770万人に上り、残り時間が少なくなるにつれて視聴数は上がり最後は約1千万人が視聴したという。この試合はカナダにおいてNBAの全試合の中で再視聴率を誇り、なんと過去3年の国内全放送番組の中でも最も視聴された。

9番目

 ニック・ナースは新人ヘッドコーチとしてNBAタイトルを獲得した9番目のコーチとなった。

732ポイント

 カワイ・レナードはこのプレイオフで732得点を決めNBAの歴史上で3番目に多いポイント数を稼いだ。さらに多数チームでNBAファイナルMVPを獲得した3人のうちの1人にもなった。