留学俺道 THE NEXT STAGE #003

悩みながらも目標を見つけていく留学時代。それでも誰かに相談したい!留学のプロフェッショナル集団『Rook』のカウンセラー三統士が、悩める留学生に喝を入れます!

#003 相手の本当の気持ちを知る

みなさんこんにちは。例年どおりであればカナダの名物である紅葉の季節、そしてハロウィンなどの大きな行事がある10月に入りましたね。私が以前、トロントで留学を開始したのが8月中旬。そして10月は段々とトロントでの生活に馴染んで来れているかどうか。そんな時期でした。

留学生活中の10月は色々な事がありました。初めて自分の好きなコーヒーを注文できた月、生まれて初めて仮装をしたハロウィンパーティ。当時、好きなコーヒーを注文できるのがやっとの私の英語力。以前のコラムにも書いた事がありますが、私がトロントに来て初めに学んだ事は、「気持ちを伝える努力、理解する努力」でした。英語力がまだまだ初級でも、紙とペン、そして電子辞書を使う等の、伝える努力と聞く努力をすればコミュニケーションが取れる事を学びました。
しかし私の当時の英語力だと、Yes、Noをはっきり言う事が出来ますが、私の気持ちをはっきりと伝える事はまだ出来ていませんでした。
例えば、「私は○○が好きなんだ! 範行はこれ好き?」と言われた時に、
「嫌いじゃないかな」と答えたい私。
しかし私が持っている武器は、「I like this.」または「I don’t like this.」。
I don’t likeと言ってしまうと傷つけてしまうし、でもI like thisでは無いし・・・。そんな葛藤の渦にいる毎日でした。当時の私は本当に友人には恵まれていました。そんな時にいつも温かい手を差し伸べてくれたのが私の友人。「あなたはこんな事を言いたいんだよね?」といつも確認を取ってくれていました。

一方でこんな経験もしました。グループでお話をしていた時の事、私が意見を主張した際に、私の気持ちを的確に伝える単語力が無く、辞書を取り出そうとした時でした。私の伝えようとする事はそっちのけで、待ってもくれず、ひたすら自分の意見を主張し続ける他の留学生。私は話してはいけないのでは無いかと感じてしまい、その日、私は借りてきた猫の様に黙り込んでしまいました。

英語を流暢に話せるのは素晴らしいことです。その人の努力の賜物ですから。しかし、英語力はその人の階級を示すものではありません。そして英語力があるからと言って、相手の意見を抑える権利はありません。
誰もがビギナーだった時があるはずです。気持ちを言葉にするのが難しい時があったはずです。ネイティブ並みの英語力がお互いある人同士でも、大事な事があります。それは相手の本当の気持ちを知る事、聞く耳を持つ事です。英語のスキルは人を蹴落として伸びるものではありません。人と英語力を比べて優越感に浸り、相手の本当の気持ちを知ることが疎かになる。こんな人にはなって欲しくありません。

留学で学べる事は英語力だけでは有りません。伝える努力と聞く努力を学ぶ留学生活も、必要なのでは無いでしょうか。

今月のの一言

相手の気持ちを知る大切さ

rook_noriNori

日本の企業に勤め、中国やアメリカなどでの海外勤務を経て、トロントでの現地エージェントにキャリアチェンジ。日本とカナダの社会を熟知しているからこその、帰国後を見据えたカウンセリングやサポートをしている。諦めない心、支え合う心がモットー。


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